2015年7月21日火曜日のNHK朝の生活情報番組『あさイチ』は「スゴ技Q ママも家族も楽しさアップ! 水遊びの極意」でした。
スッキリ! 耳の水抜き法
耳の水抜き法について、2008年に開催されたオリンピック北京大会の、水泳、男子400mメドレーリレーで銅メダルを獲得し、現在はスゴ技Qのナビゲーターを務めていらっしゃる宮下純一さんが、オススメの方法を伝授してくれました。それは……
「さらに耳に水を入れる」
……です。鼻を摘んで息を吐かず、手のひらに水をためて耳の中に水を数滴入れます。耳たぶの上の部分(というより耳とモミアゲの間ほど? 耳株というのでしょうかその辺りです)を指で押して水を奥に届かせ、届いたことが分かったら水を出したい方の耳を下に向け頭を振って水を出す、というものでした。
注意点は、水を入れる時は勢いよく入れないこと。そっと入れましょう。入れる水は海水ではなく、できるだけ綺麗な水、例えば水道水やミネラルウォーターなどを使うようにしましょう。また、鼓膜が破れている場合や、水を入れると耳に痛みがある場合は止めましょう。
耳の奥に少量の水が残る原因は、耳の奥には小さなくぼみがあるため、表面張力も働いて、そこから出なくなることがあるそうです。なのでもう一度水をいれることで水の量を増やして出す、ということのようです。
番組では、耳に水が残っていても中耳炎になることはないと言っていました。私はカナヅチなのであまりこういう機会はないのですが、これは知っておいて損はないなと思いました。幼稚園の頃、大人向けの深いプールで溺れたことがありまして、それ以来水が怖くて海やプールは駄目ですね。
ラク! 浮き輪の空気入れ
浮き輪の空気入れの楽な方法も紹介されていました。口から空気を吹き入れるでもなく、ポンプのような空気入れを使うでもなく、もっと身近なもので簡単に浮き輪に空気を入れられる方法です。
用意するのは浮き輪とストローと、ビニール製のゴミ袋(45リットル)です。
- ストローの口を斜めにカット、カットしたことでできた尖った部分を平らにカット(浮き輪を傷つけないため)します。
- カットした方を浮き輪の空気の出入口に差し込み、奥にある弁を開かせます。
- ゴミ袋に空気を入れ口を手で絞ります。
- ストローの、浮き輪に刺した方とは反対側を、ゴミ袋の口に指します。
- 口を手で抑えたまま、ゴミ袋の上からお尻を載せ自重で空気を押し出すようにして、浮き輪に空気を入れます。
方法はたったこれだけです。宮下さんが実演していましたが、20秒ほどで浮き輪がパンパンになっていました。
これも私が役立たせる機会はあまりないかも……いや、あるかも知れない。口で浮き輪に空気を入れると口の奥が痛くなりますよね。扁桃腺の辺りが。頭がクラクラしてきますし。なので、こういう方法もあるよと、頭に入れておくだけでいつか役立つかも知れません。
他にも、「ムダなし! スイカ割り」や「日焼け止めの落とし方」「安全性アップ! 水遊び」といったことも紹介していました。
スイカ割りに関しては、スイカ割りをする前に、目隠しをしてグルグル回って目を回しますが、あれで目が回らないようにする方法も紹介されていました。三半規管を鍛えろ、というだけでしたけど。首をゆっくり回すと鍛えられるそうですよ。
詳しくは、冒頭に番組Webサイトのリンクを貼ってありますので、そちらからご覧になってください。水遊びの安全性では「離岸流」についての注意喚起もありました。これは非常に大切ですから知っておきたいですね。
それと番組では紹介されていなかったと思いますが、ビニールの浮き輪を過信しないことも大切と思います。あれはあくまで遊び道具ですから、子供に浮き輪だけ持たせて水深の深いところへは行かせない方が良いと思います。必ず親も付いて行くようにしましょう。
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