例えばこの画像のような、デニムのショールカラーのデッキジャケットなんて大好物です。画像の2人はちょっとあれな雰囲気を醸していますが、あくまでファッションが大好物ということでお願いします。
写真に写っている2人は共にボーダーのカットソーの上にデッキジャケットを着ています。どこの軍隊なのでしょうか。私は服は好きですけど軍物は特に詳しくないので、この画像からはさっぱり特定できません。
仮に米国だとすると、デッキジャケットがデニムのプルオーバーのようですから、第ニ次世界大戦よりも前の時代、1910-20年頃のになると思われます。40年代に入るとプルオーバーではなくフルボタンになるそうですよ。ショールカラー、前身頃のローワーポケット、スクエアボトムなどはそのまま継承されています。
デッキジャケットといっても、このプルオーバーの第二次世界大戦前の時代はデッキ上での着用を認められなかったそうで、認められたのは第ニ次世界大戦以降の1941年頃のこと。それまでは船外活動時の作業服でした。下級兵に支給されています。
他の画像を見ると、インナーはTシャツやシャンブレーシャツなどをレイヤリングさせている様子も窺え、ボトムはデニムのデッキパンツ、ニット帽を被っていることが多いです。靴はやはりUSNのサービスシューズを履きています。レザーシューズですね。
画像を見て思うのは、サイズ感はやはり大事だなということ。大きなサイズを着てしまうと野暮ったくなりますから、ジャストサイズをしっかり選ばないといけません。アメリカ古着ヨーロッパ古着だと、どうしても大きなサイズが多く日本に流れてきますから、ジャストサイズを選ぶというのは結構難しいミッションになります。古着屋のネットショップで探すことを考慮に入れる必要があるかも知れないです。