私の手持ちの古着を中心に紹介していきます。
私が気に入っている古着を1着紹介します。
今回は「ダウンジャケット」です。
目次
古着ファッション好き
私は若い頃からファッションが好きです。
特に1960年代から1980年代のアメリカ古着が好きですね。
洋服に限らず家具や雑貨も音楽も映画も、その時代のアメリカ製のものが好きです。
ですから当時のアメリカ文化が好きなのでしょう。
ダウンジャケット
今回紹介する洋服は「ダウンジャケット」です。
まずはダウンジャケットとは何か? というところから見ていきましょう
ダウンジャケット(英: down jacket )とは、ダウンフェザー(羽根毛、羽毛、日本語通称:ダウン、英語:down feather )を詰め物として使った、ジャンパー・スタイルの防寒着のことである。
(略)
ダウンジャケットは1936年にエディー・バウアーが自身の趣味とする釣りの防寒着として開発した製品である。
ダウンジャケットのWikipediaには上記引用部のように書かれていました。
エディ・バウアーが開発した品なのですか。
へぇ、知らなかったです。
古着ダウンジャケット
それでは今回紹介する私の所有する古着ダウンジャケットをお見せしましょう。
前身頃
前身頃です。
前身頃です。
カメラを横に構えて撮影すると1枚では収まらないため分割しています。
後身頃
後身頃です。
後ろ身頃。
タグ
ジャケットの襟についたタグを見てみましょう。
「THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)」です。
ブランド名が茶色いフォントのことから「茶タグ」と呼ばれているタイプになります。
「MADE IN U.S.A.」と書かれている点が、製造国だけでなく年代特定的にも重要です。
サイズは「S」。
洗濯表示。
フォントにも年代を感じられて良いです。
洗濯表示の最後に「SLEEPING BAGS」と書かれていますね。
「寝袋」の意味です。
ジャケットとセットで販売されていたのでしょうか。
フルジップ+スナップボタン
フロントの合わせは「フルジップ」と「スナップボタン」です。
スナップは防寒性と防風性を高めるための措置でしょう。
ボタンに「THE NORTH FACE」の刻印入り。
当時の時代感が出ている刻印デザインですね。
好きです。
襟
襟は、こういうのも「スタンドカラー」と呼んで良いのでしょうか。
先ほどと同じ画像で恐縮です。
襟の後ろを見ると、スナップボタンの受けが見られます。
つまりデフォルトではフードが付いていたけど、前のオーナーが外したまま古着として流れてしまったのでしょう。
「着脱式フードあるある」です。
袖
袖にスナップボタンがついています。
2段階でボタンを留められるようになっています。
スナップを留めた状態が画像。
こちらも防寒と防風の措置ですね。
ジップ
ジャケットに使われているジップです。
ジッパーは「TALON(タロン)」です。
画像のジップは「ロケットタロン」と呼ばれる型でしょうか。
画像の塗装が剥がれている感じ、良き。
ダブルジッパー仕様です。
ダブルジッパーにした理由は、ダウンジャケットが登山や釣りなどで用いるヘヴィデューティなアウターだからでしょう。
塗装お剥がれ具合がリアルで良いです。
ドローコード
内側のウェストに「ドローコード」があります。
紐を引っ張ってウエストを絞るためですね。
持ち手がレザーで年代を感じさせます。
好きです。
柄・模様
身頃や袖柄に入った柄についてです。
無地です。
これまでの画像からおわかりいただけるように、表が「ベージュ」で裏が「オレンジ」になります。
裏地が派手な色である理由は、山で遭難したり海で漂流したりした場合に、遠くからでも目立つようにするためでしょう。
制作メーカーは?
本品のメーカーについてです。
「ザ・ノースフェイス」ですね。
年代は?
本品の年代についてです。
年代は1980年代の可能性があります。
先ほどご紹介したとおり、タグは「茶タグ」でした。
ノースフェイスの茶タグは1970年代から1980年代に見られたはず。
タグ下部にある「MADE IN U.S.A.」は70年代にはあまり見られません。
70年代は80年代と同じ茶タグでも製造国表示がないことが多い。
80年代になると見られるようになります。
なので本品は80年代のものである可能性が高いでしょう。
スナップボタンに刻印されたブランド名も、70年代の特に前半には見られなかった気がします。
ジッパーのロケットタロンは1960年代頃から1990年代に見られるでしょうか。
多いのは70〜80年代の印象です。
生地の素材
生地についてです。
タグにはがないのでわかりません。
見た感じではナイロン生地と思います。
キルティング加工が施された。
製造国
製造国についてです。
タグに「MADE IN U.S.A.」とありますので「アメリカ製」です。
サイズ
サイズについてです。
サイズ表記は「S」。
Sであっても、私が着るとやや大きいです。
「40」から「42」くらいあると思います。
ちなみに私は身長が178.5cmで体重が66kg台あります。
着こなし
今回の古着ダウンジャケットはどのように着こなししましょう?
トップス
フードジャケットに合わせるインナーについてです。
以前、当ブログで紹介した『BIG MAC(ビッグマック)』のネルシャツは非常に相性が良いです。
ベージュなので、毎度のように紹介しているデニムシャツをインナーに持ってくるのも、とても良いです。
デニムシャツをトップボタンまで全て留め、その上からネルシャツを羽織り、さらにその上にダウンジャケット、というのもアリ。
裾を少し見せると、アウターとボトムの間に色味の変化が生まれて良いです。
ベージュと、ネイビーあるいはインディゴの色のバランスは良いです。
デニムのフードジャケットをインナーにしてみました。
このデニムフードジャケットも今後紹介する機会を設ける予定です。
ボトム
ジャケットに合わせるボトムについてです。
ボトムは、ジーンズを合わせることが非常に多いです。
しつこいようですけど、ジャケットのカラーがベージュのため、ネイビーのインナーやボトムは非常に合います。
今回のジーンズは当ブログでよく登場する『BIG JOHN(ビッグ・ジョン)』です。
帽子
ジャケットに合わせる帽子についてです。
帽子は「ニット帽」がとても良く合います。
できるだけ新品ではなく年代を合わせましょう。
それか年代を合わせたデザインの新品を。
靴
ジャケットに合わせる靴についてです。
個人的にはスニーカーが着こなしの基本です。
『CONVERSE(コンバース)』のオールスターOXのベーシックな生成りホワイトは万能です。
『VANS(ヴァンズ)』の「オーセンティック」も。
同じくVANSの「スリッポン」も万能です。
これらの靴は毎回紹介しています。
これらのスニーカーはアメカジスタイルの鉄板で、まず外れません。
まずは靴で変に冒険しないことをオススメします。
古着で統一するのであれば、「Made in U.S.A.」などと刻印されたアメリカ古着のスニーカーであるとなお良いでしょう。
ブーツは今回に関しては黒系ではなく茶系のブーツを選ぶと良いと思います。
『Red Wing(レッドウィング)』の「アイリッシュセッター」の茶系のものや、『Danner(ダナー)』の「ダナーライト」など。
ダウンジャケットを着るコツ
古着ダウンジャケットを着るコツについてです。
毎度書いていることと同じです。
ジャケットのサイズ感はジャストサイズを選ぶことが大事です。
とても大事。
インナーもジャストサイズがベターです。
着丈がジャケットより長過ぎないように注意。
短すぎる場合アウターのジップを閉じれば問題ないですが、長すぎはNG。
ボトムはジャストかややオーバーサイズのものを選ぶと良いでしょう。
シルエットはストレートが基本です。
ボトムは変なパターンを使ったものだったり、変なステッチングをしたものだったり、そういうものは使わない方が良いです。
どうしても着たいのなら仕方ないですけど、オススメはしません。
ジャケットがナイロン製の場合、インナーやボトムはコットン系のものを合わせることが基本です。
それと古着は年代をある程度合わせることで雰囲気がマッチします。
あまり古着古着させたくない場合は新品を取り入れることもありです。
ありですが、その場合も同じ年代をモデルにした新品の方が、当然ながらマッチしますね。
かなり感覚的なことなので、私が着た場合だけに通用するルールかもしれません。
おわりに
ということで私の所有する古着ノースフェイスのダウンジャケットを紹介する記事でした。
もたもたしている間に気候が暖かくなってきてしまいました。
今回慌てて記事にしています。