レッドブルF1の代表「クリスチャン・ホーナー」と「マックス・フェルスタッペン」の父「ヨス・フェルスタッペン」との確執が再び激化した報道がありました。
レッドブルの顧問「ヘルムート・マルコ」がその情報に反応したようです。
目次
フェルスタッペン残留宣言
レッドブルF1所属のオランダ人「マックス・フェルスタッペン」。
フェルスタッペンには、チームの内部抗争などの理由から、チームを離脱して「メルセデス」に移籍する噂があります。
メルセデスの代表「トト・ヴォルフ」もフェルスタッペンへの興味を隠そうとしていません。
オーストリアでのレースが開催される週末前に、フェルスタッペン自身がレッドブル残留を明言しました。
この件は以前当ブログに記事にしています。
上にリンクを張った記事がそれ。
ヨスがレジェンドパレード走行を止める
マックスの残留宣言の翌日でしょうか、オーストリアPGが開催されるレッドブルリンクで行われる、いわゆる「レジェンドパレード」にレッドブル2012年型マシン「RB8」でマックスの父「ヨス・フェルスタッペン」が走る予定でした。
しかし、チーム代表の「クリスチャン・ホーナー」がヨスを走らせたくなったようで、それを阻止すべく、舞台裏であらゆる手を尽くした言われています。
この背景には上述したレッドブルの内部抗争があるとされています。
ホーナーの女性従業員への不適切行為(性的なものと言われています)から端を発して、ヨスがホーナー辞任を要求した騒動がありました。
ヨスはその後もたびたびホーナーを非難する発言をしているようです。
それ以来、2人の関係は冷えていると言えるでしょう。
ヨスはその後ホーナーとの関係は「終わった」とし、さらにホーナーのとった行動は「幼稚」とも非難しています。
ホーナーの反応
当ブログでは書いていませんでしたが、ヨスの発言を受けてホーナーが反応しました。
レジェンド・パレードはサーキットが主催するものだと聞いている。
私の側から拒否権などは一切ないよ。
とホーナーは返しています。
マックスの反応
マックスも反応しています。
彼の発言は以前ブログに書いています。
ヘルムート・マルコの反応
そして、レッドブルの顧問である「ヘルムート・マルコ」がとうとう発言しました。
Servus TVに下記のようにコメントしたようです。
我々は実際にスポーツ面に集中することに決めており、それを解決するためにはそこで十分な問題を抱えている。
しかし、私が言いたいのは、これはヨスとクリスチャンの間のプライベートな問題であり、ショーの進行のような些細なことで起こるべきではないということ。
我々はスポーツに完全に集中しなければならないし、そうするつもりだ。
マクラーレンは非常に強力なライバルだ。マクラーレンは、どんなコースでも、どんな気温でも、どんなタイプのタイヤでも、常にすぐに速くなる。だから、シーズンを通して厳しい戦いになるだろう。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
レースに集中すべきだとおっしゃっていることは、ごもっとも。
一見まともな発言に見えますが、しかし、あなたがそれを言うかとも思います。
先日、リアム・ローソンがダニエル・リカルドのシートを得るとマルコが発言したことが、ホーナーを苛立たせた可能性があるように、私には見えるからです。
ホーナーはリカルドを推しているドライバーとされていて、確執のある、でも休戦状態のマルコがリカルドを咎める発言をしたことで、休戦状態を解く、その口火を切ってしまった可能性です。
マルコの発言がホーナーの行動のすべてとは申しませんが、あの発言がホーナーを苛立たせて、マルコと仲のいいヨスを攻撃したきっかけの一つになったのではないかと。
一番若いマックスが一番まともという、非常に残念なことになっていますね。
ライバルチームたちはもっとやれと思っているでしょうけど。
何もしていないのに勝手に弱体化しているのですから。
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おわりに
ということで、ヨス・フェルスタッペンとクリスチャン・ホーナーの確執についてヘルムート・マルコがコメントをした報道の感想を書いた記事でした。