ビザキャッシュアップRB F1所属の「角田裕毅」の2025年のシートを巡る話。
一部海外メディアで、アルピーヌやハース、ウィリアムズへの移籍の可能性ついて述べられているようです。
目次
角田裕毅が移籍市場のワイルドカード?
2025年以降のシートを巡る移籍市場では、残りシートが限られつつあり、それを巡っては主張なドライバーの名が連なっているものの、ワイルドカードとなり得るドライバーが一人います。
その、最終的なシート決定に重要な役割を果たす可能性のあるドライバーの一人が「角田裕毅」だと、The Raceが伝えています。
レッドブル昇格は厳しい?
角田は今季非常によいパフォーマンスを見せています。
チームメイトのオーストラリア人「ダニエル・リカルド」をほとんどのセッションで上回り、VCARBをコンストラクタ選手権を6位に導いています。
現在のところオランダ人「マックス・フェルスタッペン」に次いでレッドブルで2番目に優れたドライバーでしょう。
しかしそれでも、レッドブル昇格の話はレッドブル内で真剣に検討されてはいません。
2024年以降契約の切れるメキシコ人「セルジオ・ペレス」の将来を不透明にも関わらず、です。
状況を変えるために角田ができることはほとんどないように思われます。
さらに、彼の支援者であるホンダが2026年にレッドブルグループと袂を分かち、アストンマーティンと提携することも相まり、彼のレッドブルでの時間は終わりに近づいています。
それでも、2025年に関して言えば、彼の今季のパフォーマンスを考えれば、レッドブルは喜んで彼をVCARBに留めるでしょう。
しかし、レッドブルは中期的には角田の代替を探する段階に来ており、リザーブにニュージーランド人「リアム・ローソン」が控えていることもあり、適切な代替案を見いだせたときには、角田を手放すこと可能性が高いと言われています。
アルピーヌとハースが興味?
そんな角田に対しては、フランスの「アルピーヌ」とアメリカの「ハース」が興味を持っているとされます。
(記者の判断?)論理的にはルノーワークスよりハースの方が、角田にとって有望な候補と見られています。
角田は、おそらく新人ドライバーのイギリス人「オリバー・ベアマン」と組むことになり、ハースにうまくフィットするでしょう。
角田が加入すれば、F1で4シーズンを過ごした十分な経験を備えた彼と、若く速いベアマンというラインナップがアメリカのチームにもたらされます。
そして、ハースは「小松礼雄」が新たなチーム代表となり、彼の下でミッドフィールドで上昇傾向にあるため、とてもよい選択肢になります。
ウィリアムズも候補か?
記事によれば、ウィリアムズも可能性があるようです。
ウィリアムズは表面上、キックザウバー所属のフィンランド人「バルテリ・ボッタス」とアルピーヌ所属のフランス人「エステバン・オコン」のどちらかがシート獲得に近いと言われています。
両者ともウィリアムズだけでなくハースとも交渉していると言われています。
オコンのチームメイトであるフランス人「ピエール・ガスリー」もハースと交渉をしたようです。
現状、移籍市場では名を挙げた全選手がシートを見つけられる余地は残されています。
しかし、彼らのシートが確約されてもおらず、状況次第で角田がシート争いに割ってい入る隙があるかもしれません。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
角田はホンダからのサポートがあるという点で、他のPUメーカーに移籍することが困難になっているかもしれないと思います。
ホンダのおかげでここまで生き残れているとも言えるので、難しいところですが。
2026年以降アストンマーチン・ホンダへの移籍が最もあり得る選択肢と思いますので、2025年に関してはVCARB残留が最も無難な選択かもしれません。
アストンマーチンの「ランス・ストロール」がいつまでF1に居座るか、そこに角田のアストン移籍がかかっていると感じられます。
アロンソが2025年いっぱいで引退を決断する可能性もなくはないでしょうけど。
ランス・ストロールが居座り、アロンソが引退をしないのであれば、ハースやアルピーヌ、ウィリアムズへの移籍も考慮した方がいいかもしれません。
その場合は単年契約ではなく、2026年以降のシート確保を見据えて複数年にした方がいいのかな、と個人的には感じられます。
いずれにしても今の移籍市場はとても不安定で、見極めが難しいですね。
ペレスとカルロス・サインツのシートが決まると他も動けそうですが。
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おわりに
ということで、角田裕毅にアルピーヌやハース、ウィリアムズが興味を持っている報道について書いた記事でした。