移籍市場で今、一人のドライバーが注目集めています。
それは「エステバン・オコン」です。
現在所属しているアルピーヌだけでなく、メルセデスもアウディもハースも、彼を欲しがっているとされています。
目次
アルピーヌ
フランス人「エステバン・オコン」が2024年シーズン所属しているチームは「アルピーヌ」です。
チームとの契約は2024年いっぱいとされています。
今季アルピーヌは最も悪いスタートを切っていて、7戦を終えた段階でチームが獲得したポイントはオコンのあげた1ポイントにとどまっています。
そのためオコンが今季印象的な走りをしたということはありません。
しかし、GPBlogによると、アルピーヌは2025年もオコンと契約ししたいと考えています。
問題は、アルピーヌの内情を知っているオコンが、今後トップチームと戦えるようになるまでに待っているであろう長い道のりに、興味をもてるかどうかです。
メルセデス
メルセデスも今季、トップグループからやや差を開けられてしまっています。
しいかし、オコンの目にはメルセデスは魅力的なオプションに映っているようです。
ただし、「マックス・フェルスタッペン」がどう動くか、「キミ・アントネッリ」がどう成長するか、これを見定めるために数カ月間待てるのであれば。
フェルスタッペンもアントネッリも思うようにいかなかった場合、メルセデスのチーム代表「トト・ヴォルフ」はオコンを獲得する可能性があります。
ヴォルフが現在、オコンのマネージャーも務めていることも考慮したいところ。
アウディとハース
また、「アウディ」と「ハース」もオコンに興味を持っていると言われます。
アウディは、「カルロス・サインツ」との契約交渉がなかなか進まない現状、オコンにも興味を広げつつあります。
5月末までにサインツからのオファーの返答を聞きたいと考えていて、NOであればオコンが2026年からワークスチームになる「キックザウバー」から参戦することになるかも知れません。
2025年のキックザウバーには多くを期待できないですが。
ファクトリードライバーになることとアウディからの巨額サラリーが、彼の慰めになるかも。
ハースは、イギリス人「オリバー・ベアマン」が25年からハース加わることは「公然の秘密」状態です。
ベアマンのパートナーに経験豊富なドライバーをとチームは考えていて、オコンがその対象となっているようです。
とのことです。
誤役御免。
感想
感想です。
オコンは目立たないですけど実力者です。
昨季はガスリーに僅差で負けていましたが、今季ここまでのところ明確にガスリーに勝てています。
フェルナンド・アロンソにも勝っていましたっけ。
ガスリーにもアロンソにも勝てるドライバーはなかなかいないと思います。
これは政治力を含めたものと理解した上で書いています。
F1では政治力も大事ですからね、ダニエル・リカルドのVCARB内での動きを見ていても、あのレジェンドのセナを見ていてもそれは感じられました。
記事にはありませんけど、オコンはウィリアムズへの移籍の噂もありました。
ウィリアムズとハースに関しては、オコンとしても滑り止め的な意味合いが強いのだろうと想像しています。
本命はメルセデス、対抗がアウディではないかと。
アルピーヌ残留はどうでしょうね、かなり厳しいと言わざるを得ないです。
現在も最弱に位置しているルノーPUが、2026年の新レギュレーションに向けたPU開発でライバルたちを上回れるとは到底思えないです。
新PUの作業進捗をある程度把握しているであろうオコンとガスリーが、いずれもチームを出ようとしている時点でお察しという感じもします。
シャーシも今季は重すぎる問題があるようですし、これまでのところ空力的に優れているようにも見えないです。
内部もごたごたしていて、人事の変革の最中ですし、いいところを見つけることが困難なチームですね。
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おわりに
ということで、移籍市場でエステバン・オコンが注目を集めている報道について書いた記事でした。