NHK連続テレビ小説『ブギウギ』は2023年10月2日から始まりました。
2024年3月18日からは第25週「ズキズキするわ」が放送されています。
ブギウギ25週2024年3月21日木曜日、120話を視聴した感想を書いています。
ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
朝ドラ『ブギウギ』
朝の連続テレビ小説は2023年10月2日から『ブギウギ』が始まっています。
朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) / X
https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/
公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。
あらすじ
本作のあらすじです。
10月2日からの連続テレビ小説『ブギウギ』。ヒロインは趣里。「東京ブギウギ」で知られる歌手 笠置シヅ子さんがモデル。戦後を明るく照らしたスターの物語。
【キャスト】趣里 水上恒司/草彅剛 蒼井優 菊地凛子 小雪 水川あさみ 柳葉敏郎ほか
【主題歌】「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里
【脚本】足立紳 櫻井剛
【音楽】服部隆之
【語り】高瀬耕造(NHK大阪放送局アナウンサー)
公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。
25週「ズキズキするわ」
2024年3月18日月曜日から朝ドラ『ブギウギ』は第25週「ズキズキするわ」が放送されています。
【#ブギウギ💃第25週予告動画】
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) 2024年3月14日
第24週はNHKプラスでご覧いただけます!👇https://t.co/vMLCjDvcTS pic.twitter.com/LWaAxEwP1Y
『ブギウギ』の公式Xアカウント (@asadora_bk_nhk) では予告動画がアップされています。
ブギウギ120話の感想
朝ドラ『ブギウギ』120話の感想です。
逃げるか受け入れるか
鈴子は、代表曲の一つである『ラッパと娘』を水城アユミが歌うことを許可するのかどうか。
前回、羽鳥に相談することにしました。
相談というより、自ら決めることを拒否し、羽鳥に決めさせようとしていました。
そのつもりはなくとも、結果的にはそういう構造でしたね。
しかし、時代の変化と年齢による衰えを受け入れろ発破をかけられ、目が覚めた鈴子。
一方で、鈴子の愛娘・愛子は、足の速い転校生とかけっこの対決をすることになりました。
似た境遇
鈴子と愛子の置かれた境遇は似ています。
鈴子は、日本歌謡界のトップにしたと自他ともに認めていた時代が、水城アユミの台頭により去りつつあることを受け入れるかどうかの瀬戸際。
愛子は、自分より足の速い転校生が現れたことで、得意なかけっこでクラスのトップでいられなくなる瀬戸際です。
愛子は学校へ行きたくないとまで言っています。
水曜日までの鈴子と同じように、戦うことから逃げようとしています。
母子で似ているのでしょうか。
今は楽しみだ
鈴子は愛子に言います。
逃げてもいいけど、逃げたら一生忘れられない。
負けて悔しい想いをした方がたぶんいい。
自分も水城との新旧対決に負けたり、もう駄目かもと思うと逃げたかったけど、今は楽しみだと。
怖いことは怖いけどと言います。
自らの衰えを受け入れて、負けることを受け入れる覚悟ができた。
もちろん簡単に負けるつもりはないでしょうけど。
好奇心が生きる上で一番大事。
逃げたいときは、心ではやった方がいいと思っている、と大野さん。
これは確かにそうかもしれませんね。
そんな母の想いが娘に届いたかどうか。
愛子はまだ迷っています。
そんな娘を家に残し、鈴子は家を出ました。
再び羽鳥家に
家を出た鈴子は羽鳥家に向かいました。
前回は、自ら選択・決定をすることを避けるように、羽鳥にそれを委ねました。
しかし、乗り越えた今は違います。
水城に歌わせたいと、その許可を羽鳥からも得たい。
前回は水城に歌わせたくないから、そう言って欲しいと思って頼ってしまった。
衰えている自分と水城とを比べられたくないからと。
でもかつての自分の歌声を聞いてワクワクした、水城がどう歌うのか、どうしても聴きたくなってズキズキワクワクしてきた。
おんなじ舞台で歌いたくなってきた。
ヘイヘイブギー
鈴子は何を歌うのか、それは『ヘイヘイブギー』にするそう。
私はてっきり『買物ブギー』を選ぶものと思っていましたので意外でした。
理由は、愛子のためを想って歌った曲だから、だそう。
今、誰かのために歌うとしたら愛子のために歌いたい。
だから『ヘイヘイブギー』しかないということでした。
羽鳥の反応は?
鈴子の意思を聞き届けた羽鳥。
鈴子の言葉に羽鳥もワクワクしてきたよう。
福来スズ子と水城アユミが同じ舞台に立って歌うことに。
羽鳥も負けた後のことをもう考えている、時代が移っていることを受け入れる覚悟ができている、あるいは鈴子の言葉を聞いて覚悟ができたのかもしれませんね。
愛子が
愛子は負けたみたいです。
劇中でかけっこ対決シーンは描かれず。
その転校生がどういう子かもわからず。
愛子は悔しい、頑張ったけど負けたと言いながら、鈴子に抱きついて泣いています。
それでいい、思い切って悔しがって思い切って恥ずかしがったらいい。
逃げてもいいし立ち向かってもいい。
人生はたいへんな道のりだと鈴子。
一(はじめ)くんが言うには、周りはそんなに対決に注目していなったそうです。
愛子は皆見ていたと反論していたものの。
実際は、一くんの言うように、大して注目されていなかったのでしょうね。
自意識過剰というか何というか。
でもそういうものかもしれません。
鈴子のことも、もしかしたら世間は雑誌が煽るほど注目していないというか、鈴子が仮に負けても世間はそれほど騒がないのかも。
鈴子の衰えを、世間は察しているかもしれませんし、世間の興味が水城に移ってしまえば、自然とスズ子への興味は薄まるでしょうし。
私を含め世間は勝手ですからね。
当人からすれば残酷なことですけど。
また、鈴子が歌謡界のトップに踊り出たとき、今の自分のように衰えを感じて、それを受け入れて、そして表舞台から去った人がいるでしょう。
見逃し配信あります
朝ドラ『ブギウギ』は見逃し配信があります。
AmazonからでもNHKオンデマンドの契約が可能で、同「Fire TV」では『NHK+』を視聴できます。
NHK+だけでなくTVerやU-NEXT、DAZNも。
おわりに
ということで、朝ドラ『ブギウギ』の第25週木曜日分を視聴した感想を書いた記事でした。