『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2024年2月29日の放送に俳句コーナーがありました。
お題は「回転寿司」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト!!』
テレビ番組『プレバト!!』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
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俳句
『プレバト!!』の俳句カテゴリが2024年2月29日の放送でも扱われました。
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— 「プレバト!!」毎週木曜よる7時【公式】 (@prbt_official) 2024年2月26日
木曜、夜7時からはプレバト!!
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清水アナが次回のお題に挑戦!🔥
ぎりぎり…😭#清水アナの俳句挑戦#プレバト #MBS #TBS pic.twitter.com/4DB3Z0nIzB
今回のお題は「回転寿司」です。
「回転寿司」は季語ではないでしょう。
別途季語を用意して17音を作る必要があります。
この回は「御嶽海」関と「若元春」関、「湘南乃海」関、「島津海」関、「一山本」関が出演していました。
レギュラー陣では永世名人「千原ジュニア」さんと特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。
清水アナの句の感想
放送前に、その回の俳句コーナーで扱われるお題を、アシスタントの清水アナが先んじて詠んでいらっしゃいます。
上に貼ったX (Twitter) のポストがそれ。
今回、夏井いつきさんの判定は「才能なし」でした。
才能なし判定は私が見た中では初めてです。
夏井いつきさん的には、「鮪」は冬の季語で、しかも海(?)を泳いでいるように受け取れたようですね。
海を回遊している様子とはさすがに思わないですが、水族館を見に行っている様子と受け取れられる危険は確かにありそうです。
でも回転寿司とわかる人が大半じゃないかなとも感じますので、個人的にはそこまで気にならないです。
それより季語の花曇が動きそうかなと、そちらの方が気になりました。
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順位戦
まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。
5位が若元春関(才能なし、30点)、4位が一山本関(凡人、40点)、3位が島津海関(凡人、45点)、2位が御嶽海関(才能あり、70点)、1位が湘南乃海関(才能あり、71点)でした。
永世名人、句集完成への道!
千原ジュニアさんの「永世名人、句集完成への道!」です。
句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。
50句まで残り19句。
句は、回転寿司で小さな手が小さな春を取っていることを詠まれていました。
季語は「春」。
読みは「はる」。
結果は「掲載決定!」。
一言は「具体的に書かない決断が成功!」。
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特別永世名人「締めのお手本」
最後は特別永世名人である梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。
句は、海の煌きを海苔の艶から感じた句でしたっけ。。
季語は「海苔」。
読みは「のり」。
先生の査定は「ガッカリ…」。
一言は「具体的じゃなくて失敗」。
感想
感想です。
順位戦
平場の順位戦の感想です。
順位戦で個人的に気になった句は1位の湘南乃海関です。
とても上手かったです。
上五を思いっきり余らせて「春場所前夜」として、鯛の握り寿司を15皿食べたことを書くことで、場所への意気込みやゲン担ぎをしている様子でした。
ジュニアさんたちも言っていましたが、十五の具体が相撲を感じさせますし、皿としたことでテーマである回転寿司ということもわかる。
話をうかがっているとすべて計算されているようでしたので、これは上手いなと思います。
2位の御嶽海関もお上手でした。
情景がすっと目に浮かびますし、お父様が赤貝が好きであろうこともわかる。
赤貝の赤とアガリの緑の対比、あかとアガと韻を踏んでもいて。
どちらも特待生以上のレベルでしょう。
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レギュラー陣
特待生以上の方々の感想です。
千原ジュニア
ジュニアさん。
今回もよい句でした。
お子さんが皿に手を伸ばす手が、春を捉えているよと表現された句でしたか。
中七の「小さき手小さき」が秀逸でしたね。
ここの繰り返しを思いついたことが勝因という。
ジュニアさんがこれまで詠まれた句の中でも屈指の名句ではないでしょうか。
梅沢富美男
梅沢さん。
海の陽はたたえているものだろう、碧も言わなくていい。
海苔のどの場面を描いているかわからない、収穫をしているとか乾かしているとか食べようとしているとか、どれでも想像できてしまう。
そういう夏井さんの判断だったでしょうか、ジュニアさんも作中主体がどこにいるのかわからないと言っていたので同じことを指摘していたようです。
まぁ確かに回転寿司とはなかなか思わないですよね。
字面だけ見ると、海苔の養殖業をしている様子と思ってしまいます。
前回は久しぶりのお見事判定でしたがそれだけで、低空飛行の続く梅沢さんでした。
見逃し配信はTVerで!
今回の『プレバト!!』は『TVer』で見逃し配信をしています。
見逃した方はぜひ『TVer』をご覧になってください。
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TVerだけでなくNHK+やU-NEXT、DAZNも。
おわりに
ということで、MBS『プレバト!!』の2024年2月29日放送の俳句コーナーのお題「回転寿司」回を視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。