ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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プルシュカが!劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』をTOKYO MXにて視聴。感想を書きました

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アニメ映画、劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』が、2022年7月3日にTOKYO MXで放送されました。

視聴した感想をあれこれ書いています。

 

以下、ネタバレ要素を含みますから、バレても構わない方のみ下にスクロールしてください。

 

目次

 

劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』

2022年7月18日に劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』が放送されました。

 

劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」

 

miabyss.com

 

TVアニメ『メイドインアビス』の続編にあたる劇場版を地上波初放送!貴重な遺物が眠る秘境の大穴アビスを舞台に、少女リコと少年ロボットのレグの冒険を描く。

 

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類には作りえない貴重な遺物が眠っている。

 

秘境の大穴アビスの深層を目指す孤児の少女リコと記憶喪失のロボット・レグ。

深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコを救った成れ果てのナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。

そこで、プルシュカと名乗る女の子に出会い…

 

番組の録画データには上記引用部のように書かれています。

 

放送日時と局

放送日時です。

放送日時は2022年7月3日の19時00分から21時00分まで。

放送局は『TOKYO MX』。

 

監督・脚本

監督と脚本。

監督は「小島正幸」さん。

脚本は「倉田英之」さん。

音楽は「Kevin Penkin」さん。

 

登場人物

登場人物。

先ほどの録画データの引用部どおりですね。

 

原作

原作は漫画です。

 

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

つくしあきひと」さんの作品。

 

ja.wikipedia.org

 

Wikipediaによると、出版社は『竹書房』、掲載誌は『まんがライフWIN』『WEBコミックガンマ』、レーベルは『バンブーコミックス』とのこと。

発表期間は2012年からで、既刊10巻だそうです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

沖縄旅行をしたとき漫画喫茶に立ち寄って、そこで通して読みました。

当時は7巻とか9巻とか、そのくらいまで出ていたでしょうか。

 

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

 

感想

映画『メイドインアビス 深き魂の黎明』を観た感想です。

 

以降ネタバレ要素がありますので、大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。

 

一度しか観ていない

私は本放送を一度しか観ていません。

 

 

なのでセリフを聴き逃していたり、セリフや設定を忘れてしまったり理解を間違えていたりしている可能性があります。

その点ご留意ください。

 

忘れていた

内容をだいぶ忘れていました。

 

今回の劇場版は、2017年に放送されたテレビアニメの続編でした。

劇場版の放送前に総集編が放送されていたかもしれません。

もしあったとしたら、私はそれを見逃しています。

 

dysdis.hatenablog.com

 

2017年ですか、放送されたTVシリーズは全話観ました。

ブログにも視聴した感想を書いています。

5年前とは言え印象的なアニメであったので、総集編を観ずとも何とかなるだろうと思っていました。

が、劇場版を見始めてすぐ、細かいところはほとんど覚えていないことを自覚しました。

 

リコやレグの姿かたちは覚えていましたけど、名前を忘れていました。

それどころかレグがロボットであることも忘れていました。

 

まぁ2022年からするともはや5年も前の話ですから仕方ない。

ということにしておきます。

 

グロかった

ということでTVシリーズを観た記憶はぼんやりとしています。

 

アビスは層の構造になっていて、それぞれの層から帰還するには負荷がかかること。

深層に行けば行くほど負荷が強く、六層からの帰還は「確実な死」が待っている。

そういうことはなんとなく覚えていました。

いえ、認識を間違えているかもしれませんが。

 

劇場版を観ていくうちに徐々に思い出す部分も多くありました。

探窟家にランクがあって「笛」の色で分かれていたっけ。

ああ、ナナチはそういうことだったか、ミーティという子もいたなぁ。

リコの左腕はどうして機械なんだっけ?

ああ、クモみたいなモンスターの毒を受けて、腕を切り落とすとかどうとか言っていたなぁ。

ナナチのおかげで切り落とさずに済み、でも機械の補助が必要なのか。

レグのビームは何という名称だっけ?

あぁ火葬砲か。

と、観ながら少しずつ思い出しました。

 

内容がグロかったことも覚えています。

でも具体的にどのようなグロさがあったかは、多くを忘れています。

劇場版でいうと、後述するプルシュカのあれより、レグの右腕のあれの方がグロかったですね、個人的には。

プルシュカのあれはもはや名残がないので、別物として捉えることができたのかもしれません。

 

設定

アビスの設定について。

こちらも多くを忘れていました。

なので当ブログの、TVシリーズの感想記事から持ってきて書き直してみました。

情報を間違えていたら申し訳ありません。

 

アビスの深界の階層について

アビスの深界の階層について。

アビスの深界の階層は少なくとも6つあるようです。

 

深界一層は「アビスの淵」と呼ばれています。

一層だけで1,350mの深さがあると。

 

深界ニ層は「誘いの森」。

ここから上昇負荷も急にきつくなります。

「赤笛」がここまで降りればもう追手はかからなくなり、「自○」扱いされるそうです。

二層のある地点から森がねずみ返しになっている「逆さ森」に入ります。

気流が不安定で空の猛獣もたくさんいます。

 

深界三層は「大断層」。

4,000mを超える垂直の崖が立ちはだかります。

 

深界四層は「巨人の盃」。

ここへは「黒笛」以上だけが行けます。

深度は約7,000m。

 

深界五層は「亡骸の海」。

ここへは「白笛」だけが行けます。

五層から戻ってきた人は数えるほどしかいません。

 

深界六層は「還らずの都」。

白笛が六層に潜ることは二度と帰ってこられないことから「ラストダイブ」と呼ばれます。

 

なるほど。

深層へ行くほど情報が少なくなる点も、リアルさがあってよいですね。

 

「アビスの呪い」について

「アビスの呪い」について。

 

アビスの探窟は「帰路」に問題があります。

深く潜るほど帰路における身体的な負担が重く激しくなります。

 

深界一層は「軽い目眩」。

深界ニ層は「吐き気と頭痛と末端の痺れ」。

深界四層は「全身に激痛・流血」。

深界六層から「人間性の喪失もしくは死に至る」。

 

三層と五層のことがブログに書かれていませんでした。

おそらくはアニメでそこまでしか説明されていなかったのでしょう。

Wikipedia等を確認した方がよさそう。

 

探窟家のランク(笛)について

探窟家が首から下げている「笛」について。

 

赤笛は「見習い」。

青笛が「一人前の探窟家(15歳以上)」。

月笛が「師範代」。

黒笛が「達人」。

白笛が「人の限界を超えてアビスに挑む鉄人」。

 

アニメ9話時点で、アビスに潜っている白笛は5人。

「殲滅卿」こと「殲滅のライザ」。

ライザはリコの母親でしたか、TVシリーズでは少しだけ顔が映った記憶。

 

「不動卿」こと「動かざるオーゼン」。

リコとレグが修行をしたときのお師匠さんだったような。

巨躯の人。

 

「先導卿」こと「選ばれしワクナ」。

覚えていないです。

TVシリーズには登場していなかったかと。

 

「神秘卿」こと「神秘のスラージョ」。

こちらも登場していないような。

 

 

「黎明卿」こと「新しきボンドルド」。

こちらは覚えていました。

ナナチとミーティをあれした張本人。

今回の劇場版でもある意味主役ですよね、作品のサブタイトル的にも。

 

黒笛なの?

劇場版を観てよくわからなかったことはいくつか、いくつもあります。

一つはリコの「笛」です。

 

 

劇場版の始めからリコたちは四層にいましたよね。

五層でしたっけ?

ということはこの時点で彼らは既に黒笛なのでしょうか?

 

ランクは国からの認定を受けて、つまり一度アビスから街に戻って、申請して初めて認められることかもしれないです。

だとすると、リコたちは今回の探索に入ってから地上に戻っていないと思いますので、まだ赤笛のままでしょうか。

 

TVシリーズでリコが赤笛とは異なる笛をもらったシーンなどがあったでしょうか。

オーゼンなどとの絡みでもらったのか、どうだったか。

全然覚えていません。

 

ただ実質、ランクは無視されている可能性も大いにありそう。

それでも白笛だけは別で、この劇場版にも出てきた「あるもの」が必要そうですから、無視はできないでしょう。

まず六層に行けないですよね、劇場版の最後にリコたちが乗ったあの「装置」に乗れないと思いますので。

 

プルシュカのあれ

劇場版は、上記の番組説明にあった「プルシュカ」という名のキャラクターが登場していました。

あの子は女の子でしょうか。

メイドインアビスは性別が曖昧なキャラが何人かいますよね、ナナチもそう。

作者さんがあえてわかりにくくしているのだと思います。

 

 

メイドインアビス公式Twitter (@miabyss_anime) の告知ツイートです。

画像の子がプルシュカですね。

ボンドルドの娘。

本当の娘ではない、はず。

 

プルシュカが良い子なのですよ。

リコたちとすぐに仲良くなって、リコたちのためにもあれこれしてくれましたし。

しかし、ボンドルドのねぇ、あれにされてしまいましたし、リコたちのためにあれしてしまいました。

グロい。

 

プルシュカに関する描写が、いまいち理解できていません。

プルシュカのカ○○○ッジから、白い□□に△△したあれが。

あの白い物体がないと「イドフロント」の装置を起動できない、六層へ行くことができない。

言い換えれば、プルシュカは「最低でも1人の生命を犠牲にしないとリコたちは六層へ行くことができない」ことを知っていたから、カ○○○ッジのプルシュカは自ら生贄となって白い□□に△△した。

白い□□は「白笛」の証明、あるいは白笛そのもの。

そういう認識でよいのでしょうか。

いや、プルシュカがそこまで認識していたかはわからないですか。

 

姿こそ変わったものの、リコたちと一緒に冒険に出る夢を叶えることができた。

その意味では幸せだったのかもしれません。

が、特にリコの本意からはかけ離れているような。

 

ボンドルドのあれ

ボンドルドの設定にも、私の理解が追いついていない部分があると思います。

 

 

ボンドルドはリコたちと戦うことになりました。

リコたちが戦っていた個体を倒した後に、リコたちは六層へと向かいましたが、彼らをボンドルドが見送っていましたよね。

あれは倒した個体とは別個体という認識でよいのでしょうか。

 

記憶によれば、ボンドルドは自らの肉体を犠牲にして白い□□を手に入れたと言っていたかと思います。

つまり本物のボンドルドはそのときに×んでいるのですよね。

あの仮面? ヘルメット? を被った個体、あるいは白笛を持った個体がボンドルドと認識されているだけで、他の実験の手伝いをしている彼らを含めて全てが本物ではない。

戦っていた個体も本物ではない、というか存在しない。

そういうことでよいでしょうか。

自信はまったくないですが。

 

作者さんはよくもまぁそんなアイデアを考えつきますね。

もう一度原作を読みたいです。

またはTVシリーズ1期を観たいです。

 

ボンドルドが悪かどうかについては、私は悪とは言い難いです。

一般的な価値観で測れば明らかに悪なのでしょうけど、価値観があまりに違うので測ること自体ができない存在です。

自分の欲望に正直なだけで善か悪かでは測れない。

でも、例えば自分の身近な人がナナチやミーティ、プルシュカのようなことにされたらどう思うか。

難しいですね。

 

レグの暴走モード

ボンドルドの戦いで、レグは「暴走モード」になっていました。

自我を失って戦っていた。

あれは何だったのか、その点大いに気になります。

 

レグ自身の言葉によれば、あのときは「僕の中にいくつもの『誰か』がいる感覚があった」「その中の一人に身体が支配されて」いた状態のようです。

 

ヒントはナナチの言葉にあると感じています。

それは暴走レグが「ボンドルドとタメ張れていやがる」と言っていたことです。

ボンドルドは白笛、ということはレグを支配していた「誰か」も、白笛レベルの力を有していると捉えて問題ないでしょう。

 

はっきり申せば、レグを支配していた人物は「ライザ」と思っています。

 

レグは記憶を失う前にライザとの出会っている可能性が、TVシリーズから示唆されていました。

劇場版でレグが「誰か」に支配されているとセリフを吐いたとき、映像には長い髪がなびくシルエットが映し出されていました。

確かライザは長髪だった記憶です。

なのでレグを支配していたのはライザと考えると、色々な点で合点がいくのです。

 

おそらくレグは、ライザが娘に寄越した、娘が奈落の底にたどり着くための「武器」です。

それまではレグに任せてきましたが、イドフロントを突破する=ボンドルドを倒すためには、さすがにライザ本人の力が必要になったから、手を貸したのではないかと。

 

正しい認識かはわかりません。

あくまでも私の妄想です。

 

レグ関連で気になったことがもう一つありました。

それは火葬砲を撃った後にも動けていたことです。

それどころか何発か撃っていましたよね。

確か一度火葬砲を撃つと、数時間は動かなくなるのではなかったでしょうか?

どうして動けたのでしょう。

理由があることなのか、設定がぶれただけなのか、私の理解不足なのか。

 

答えになる可能性のある考えは一つあります。

レグは電気で動く、火葬砲は電気を多量に消費する、体内の充電が切れるから動けなくなるのだと思っています。

火葬砲の残り回数がどうたら言っていましたが、それもあくまで、その時点の体内充電から測る回数なのだと思います。

つまり充電さえすれば残り回数は増やすことができるということ。

今回ボンドルド戦の直前に、レグが太いコードを引き抜くシーンがありました。

そのときに複数回撃てるだけ充電できたということでしょうか?

それくらいしか想像できないです。

 

先が気になる

劇場版の先の物語が気になります。

六層以降、深界の底には何があるのか、リコたちに何が待ち受けているのか。

リコの母ライザは消息はどうなっているか。

レグの正体、記憶は戻るのか。

 

その辺りが少しずつ明かされていくと思いますので。

 

TVシリーズ2期!

2022年7月6日からTVシリーズの2期「メイドインアビス 烈日の黄金郷」がスタートしています。

 

 

しかし私は情報をまったく知りませんで、2期1話を見逃しました。

今回の劇場版の放送は、2期の放送があったからなのでしょう。

そこに気づくべきでした。

 

2話から観ようと思っています。

1話を観ずともついていけるか、いささか不安ではありますが。

 

 

MXでは水曜日の25時からですか?

だとすれば木曜日の夜中ですね。

 

おわりに

ということでTOKYO MXで劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』が放送されたので、視聴した感想を書いた記事でした。

 

私の認識や理解が間違っていたら申し訳ありません。

 

Amazonでも観られるみたいです。

気になる方はぜひ。

 

大穴の街

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  • 富田美憂
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