ディスディスブログ

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3の前か後か問題。『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』を真EDまで攻略した感想を書きました

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スクエア・エニックス』社のRPG『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』の、真エンドと言えばよいでしょうか、そこまで終わりました。

真EDを迎えたところまでプレイした感想を書きました。

 

ネタバレ要素があるので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

数年前のゲームですけど念のため。

 

目次

 

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Nintendo Switch購入

2021年3月末に「Nintendo Switch」を購入しました。

ニンテンドースイッチを。

 

dysdis.hatenablog.com

 

上にリンクを貼った記事にスイッチを買ったとき、家に届けられたときの様子を書いています。

 

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』を購入しました。

もちろんスイッチ版。

 

dysdis.hatenablog.com

 

なるべく長続きするゲームがよいといくつか候補を挙げた記事は上のリンクに貼っています。

 

dysdis.hatenablog.com

 

その中から選んだソフトは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』でした。

上のリンクにはDQ11Sの最序盤をプレイした感想を書いています。

 

真エンド時のプレイ時間など

先日、DQ11Sの真エンドを見ました。

正しければ「ニズゼルファ」を倒した後のエンディングが真EDだと思っています。

そこまで行きました。

 

「ヨッチ村」にある冒険者の書の冒険先も、DQ1からDQ10までのクエストは全て終えています。

しかしその後、冒険先がさらに増えました。

冒険先の敵を倒さないと完全な終わりにはならなそうな雰囲気です。

記事作成現在そこまではやっていません。

蛇足感があまりに強すぎて、食傷を起こしています。

もういいかなと。

 

ゲーム

画像のうち2番目のデータが真EDを見た直後のものです。

画像の場所は「ヨッチ村」ですね。

プレイ時間は87時間かかりました。

 

ストーリーは攻略サイトを見ないで攻略できています。

 

主人公がレベル99とカンストしています。

レベリングらしいレベリングをしなかったのですが、いつの間にか達していました。

攻略サイトをほぼ見ずに真EDまで行ったことで、あちらこちらを彷徨っていた結果です。

 

画像からわかるように、私は「2D」でプレイしました。

3D酔いをするためです。

 

ゲーム

画像は真EDの後に、未達成のクエストを全て攻略し終えた段階でのデータです。

 

クエストに関してはできる限り自力で攻略した後、わからないところのみ攻略サイトを拝見しました。

クエストの内容がわからないというより、指定された場所がわからなくてあちこち巡っていた印象ばかりが記憶に残っています。

時間こそかかったものの全89のクエストのうち80以上自力で解けたので、サイトはあまり見なかったですね。

 

プレイ時間は92時間ほど。

各地を巡っていたため多くのモンスターに遭遇したつもりでしたが、それでも100種類ほどは見られていないようです。

鍛冶で作れるアイテムや宝箱のアイテムなど作り損ねている・取り損ねているものは多くあると思います。

その辺のコンプリートはまったく考えていません。

 

ここまで書いたことを踏まえて、ここから感想を書いていきます。

 

感想

感想です。

思いついた順番に書いているため、構成も何もない文章です。

読みにくかったら申し訳ありません。

 

ストーリーボスまでの感想

一応のストーリーボスは「ウルノーガ」と思われます。

 

dysdis.hatenablog.com

 

ウルノーガを倒したところまでの感想は以前書きました。

 

DQ11のシステム的なこととか、過去に戻ることとかについても書いています。

この辺のことはリンク先の記事に書いたことと大きく変わるものではないです。

なので今回、そちらに関することはあまり書かないつもりでいます。

キーボードをタッチする手が乗ってきたら書いてしまうかも。

 

「ロトゼタシア」の謎

ゲームを始めてすぐ気になったことがあります。

DQ11の世界の名前である「ロトゼタシア」です。

名前に「ロト」の文言が含まれています。

 

ロトと言えばDQ1とDQ2とDQ3の物語ですよね。

物語の時系列は3→1→2です。

 

ヨッチ族の村にある「冒険の書」の旅先も、DQ1から10までのストーリーを追体験するようなものでした。

そこから、本作がこれまでのドラクエシリーズの総集編的な物語なのだろうとは推測ができていました。

 

さらにこのたび真EDを見て、「ロトゼタシア」の意味がわかった気がします。

ロトゼタシアのうち「ロトゼタ」までは「ROTO Z to A」と私は考えています。

ロトのスペルが「Roto」で合っているかは自信がないですけど。

 

「ROTO Z to A」の「Z」と「to」と「A」をつなげると、ゼットゥア→ゼタと読めなくないです。

Zがアルファベットの終わりの文字、Aがアルファベットの始まりの文字。

つまりDQ11は、ロトの最後の物語であると同時にロトの最初の物語なのだ、と言いたいのではないかと私は考えています。

ドラクエでロトのことが語られるのは11が最後、でも11の内容はドラクエの最初の話だよと。

また、ロトの物語を全て巡る作品と言いたいのかもしれません。

 

ロトゼタシアの「シア」は地名接尾辞 - Wikipediaでしょう。

ラテン語の名残りでしょう、「ia」で終わる国名や地名は多いですからね。

 

あくまでも私の想像です。

正誤はわかりません。

 

裏ボス

裏ボスについて。

気になることがあります。

 

裏ボスは「邪神ニズゼルファ」。

名前が先ほどのロトゼタシアと似ています。

 

いや似てないだろうと思われる方がいらっしゃるかもしれません。

何が似ているかと言いますと、名前にZとAが含まれていそうな点が、です。

ニズゼルファの「ゼルファ」が「Z」というか「ゼータ (ζ) 」と、「A」というか「アルファ (α) 」を混ぜた音に受け取ろうと思えば受け取れます。

ギリシア文字の最後は「オメガ (ω) 」でしょうとなります。

しかし、これはあくまで「ZとA」ありきの話なので、ZとAの何か異なる読み方を、ということで生まれたのではないかなと想像しています。

 

ニズゼルファの「ニズ」は何を意味しているのかわかりません。

またニズゼルファにZとAを入れている意味もわかっていないですけど、でもロトゼタシアと同じ意味かもしれませんね。

発売的にはロトシリーズの最後であるけど時系列的に最初の裏ボス、そういうことかもしれません。

 

そのニズゼルファと戦いにおける戦闘BGMが、DQ3のラスボス「ゾーマ」と同じ曲だったように思います。

戦闘時にアイテムを使ってバリアのようなものを剥がす流れも、ゾーマ戦を彷彿とさせます。

ニズゼルファとゾーマには何か関連があるのかもしれません。

単なるオマージュかもしれません。

 

裏ボス戦パーティ

ニズゼルファとのバトルは、主人公など何人かがカンストしていたこともあり、簡単でした。

最終メンバーは「主人公・カミュ・シルビア・セーニャ」です。

 

カミュはウルノーガ戦ではサブで、代わりに「グレイグ」を使っていました。

ところが、その後ブーメランの「デュアルブレイカー」という特技を覚えると、これが非常に強力だったので、レギュラーに返り咲いています。

ウルノーガ戦まではボス戦ではいまいちでしたが、「ぬすむ」も重宝しましたし、なんだかんだパーティに貢献しました。

 

真EDで気になること

真EDではいくつか気になることがありました。

 

ローシュはDQ3のあれ?

本作主人公の先代の「伝説の勇者」でしたっけ、「ローシュ」。

真EDでは主人公たちが、ローシュとともに旅をしニズゼルファと戦った一人、ローシュの彼女でもある「セニカ」を、元の姿に戻してやります。

 

人間に戻ったセニカは過去でしょうか、時間を飛んで、その先で再びローシュと出会うシーンが流れました。

 

その直後、ある家の部屋のベッドで寝ている誰かを、母親と思われる存在が起こしに来る様子が描かれます。

この母親が息子をお越しに来るシーンはDQ3の冒険の始まりのシーンを想起させます。

これは何を意味しているのでしょう。

 

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

ローシュはDQ3の主人公である勇者にそっくりな外見をしていました。

髪型と頭の飾り、服装もですか。

目のデザインは異なりますけど、これはテイストの違いでしょう。

つまりはローシュがDQ3の主人公だということでしょうか。

 

DQ11の主人公は作中、ローシュの生まれ変わりと言われていました。

血がつながっているかは確か名言されていなかったので、わからないものの。

 

セニカはDQ3の職業「賢者」とそっくりとまでいかないまでも、似てはいるでしょう。

 

聖竜は1のあれ?

また、真EDで「聖竜」が登場しました。

マスタードラゴン的な金色のドラゴン。

「命の大樹」のもう一つの姿であり、ロトゼタシアを創造した存在でもあるようです。

 

真EDではその聖竜が主人公たちに語りかけるシーンがあります。

そこで自らがいつか闇堕ちすることを示唆します。

 

ドラゴンクエスト

その直後に、突然DQ1の勇者が登場して、海を隔てた「竜王の城」を臨む姿が映し出されました。

竜王は聖竜が闇落ちした姿ということを示しているようです。

 

これは少々「こじつけ」が過ぎているかなと感じています。

聖竜が闇堕ちする気満々なところなど、さすがにおかしいですよと言いたくなります。

 

時系列は?

ロトシリーズの時系列がいまいちつかめません。

DQ11がどこは入るのか。

「11→3→1→2」か「3→11→1→2」とは思います。

 

DQ11の主人公がロトゼタシアを救ったことで「ロトの勇者」と呼ばれるようになったとあります。

全ての始まりなのでDQ11が最初でしょうか。

 

しかしDQ11の主人公はローシュの生まれ変わりだったはず。

作中ではそう言われていたような。

セニカも過去へ戻ってローシュと再会したかのように描写されていました。

ローシュがDQ3の勇者であるなら、DQ3はDQ11より前、つまり古い物語になりそうです。

 

なので混乱しています。

過去へ行くことができることで、時系列が「もつれ」てしまっていると受け取っています。

DQ11は一度通してプレイしただけですから、物語の重要なところを見逃していたり忘れたり理解が行き届かなかったりしていそうですけど。

 

最高傑作ではないけど楽しかった

DQ11は私にとっておよそ17年ぶりとなる「ドラクエ最新作」でした。

楽しかったです。

本作が最高傑作かというとそうではなかったです。

個人的なドラクエの最高傑作は3で、そこは今回も揺るぎませんでした。

比べますと、本作はDQ8くらいには楽しめた感覚です。

 

どの辺を楽しいと感じたか、それは久しぶりに冒険をしている感覚を味わえたことでしょうか。

11は天候の要素があり、同じフィールドでも天候の違いによって雰囲気も変わりますし、出現するモンスターも若干異なるようでした。

私がプレイしたDQ1〜8は、3以降でしたっけフィールドに昼夜の違いがあるくらいで、天候に変化があるドラクエはなかったと思います。

ありましたっけ?

天候が変わることが物語に大きな変化をもたらすことはなかったですけど、キャンプを含め、フィールドを冒険している雰囲気は出ていたように思います。

2Dではなく3Dでプレイしていれば、冒険感はより得られたことでしょう。

 

キャラクターが魅力的

キャラクターが魅力的でした。

歴代ドラクエを見ても毎回印象的なキャラクターばかりですね。

今回もご多分に漏れず、ベロニカもセーニャも、シルビアも、ロウもマルティナも、グレイグもよい人たちばかりで、印象的なキャラクターたちでした。

それぞれの物語がしっかりと存在している点は高評価です。

 

気になるのは最初に主人公と出会うカミュです。

孤児でクレイモランの海賊に育てられたのでしたっけ。

それはわかっても、素性と言いますか出自がわからないまま物語が終わってしまいました。

最も長く旅をした仲間なのに最も謎めいた存在。

 

私がカミュの過去が詳しくわかるイベントを素通りしてしまった可能性はあります。

いやでもストーリーに関わることなら素通りできないでしょうし、そういうイベントは存在しなかったのでしょうか。

カミュはどことなくDQ6のテリーに似ていますね、鋭い目つきが。

 

ネットを見ると、DQ6の主人公との関係を指摘する方もいらっしゃるようです。

なるほど、確かに髪色と髪型がそっくりです。

髪色が青い超サイヤ人的な。

 

DQ6は私がプレイした中では最も印象の薄い作品です。

ハッサンにもハッスルダンスをさせていたなぁとか、テリーが仲間になったときの弱さとか、グラコスが出るところでしたか海底の神殿が大変だったとか、断片的には覚えています。

しかしストーリーの芯の部分をまったくと言ってよいほど覚えていません。

主人公の印象も極めて薄いです。

今回カミュのことを調べた中で6の主人公の画像を改めて見ましたが、こんなビジュアルだったっけ? くらいの印象しかありません。

ほぼ覚えていなかったです。

他のシリーズ作品はビジュアルがすぐに頭に浮かびますけど。

 

ストーリーが長すぎる

ストーリーはやはり長すぎです。

以前の感想記事にも書いたとおり。

真EDを見た今も、物語がウルノーガのところで終わって問題なかったと思っています。

 

先ほど書いたように、真EDを迎えた後にも完全にクリアした訳ではなさそうな雰囲気が、ヨッチ村から漂っています。

これだけ長いと2周目をプレイしようとは思わないですね。

 

DQ7でしたっけ、ストーリーが異様に長かった記憶があります。

ディスク2枚組でしたか。

私は9と10をプレイしていないのでわかりませんけど、7以降ドラクエのストーリーが長くなっている感覚を持ちます。

先ほども書いたように、6は内容をほとんど覚えていないです。

 

クエストは必要でしょうか。

各キャラクターの性格や人生がわかりますし、各地方の街や村の様子などがわかりますし、主人公一行だけでなく様々な人生もわかって、物語に広がりや深みが出ますので。

それならなおさらメインストーリーはDQ5とか3とか、あのくらいの長さでよかったです。

 

ロトシリーズにしなくても

DQ11を無理に「DQシリーズの総まとめ」っぽくしなくてもよかった気がします。

BGMが使いまわしばかりで、新鮮さは薄かったです。

クエストも過去作の追体験が多く、新鮮ではなかったです。

11でドラクエシリーズを完結させるつもりだったのでしょうか。

 

総まとめならロトと絡める必要もあったのでしょうね。

個人的には総まとめだとしても、11をロトの物語にしなくてよかったと思っています。

ロトシリーズは1,2,3で綺麗に完結していると感じられるからです。

 

3をクリアした段階で、あるいはもう少し前のアレフガルドが出現した段階で、3がロトの始まりの物語感が満載でした。

あれには子どもながらに大興奮しました。

3の発売から何十年も後になって実は他にも物語があってなどと言われても、今更感が強いです。

 

レベル上げをしなかった

レベル上げのための作業を今回はほとんどしなかったはずです。

11に限らず、ドラクエシリーズではレベリングらしいレベリングをあまりしません。

いえ、したことはあるのでしょう、「覚えていない」が正確ですね。

 

どちらかというと、新しく着いた町などで欲しい装備を買うための金策に、その周辺で戦うことはよくします。

金策はレベル上げと同義な気もしますが。

 

今回は崩壊前でしたか、ウルノーガと戦う準備のために古代図書館で少し戦ったくらいでしょう。

あそこに出てくる「りゅうはかせ」が「いかづちの杖」を持っているので、カミュに「ぬすむ」をさせまくって金策をしていました。

結構な値段で売れたので。

カミュは「ぬすむ」を覚えてからは、新しい場所へ行っては新しく出現するモンスターから道具を盗ませていましたね。

 

ウルノーガ撃破後は、装備を揃えたり装備レシピを集めたり、サボっていたクエストを埋める作業をしたりしていたら、いつの間にか主人公を含む数キャラクターがレベル99まで育っていました。

セーニャだけ成長が遅く、真EDを迎えたときにはレベル96かそれ以下だったと思います。

 

「結婚」が気持ち悪い

ウルノーガ撃破後のやりこみ要素に「ネルセンの試練」があります。

ニズゼルファ打倒のための主人公パーティの強化要素ですね。

 

どうやら、その報酬の1つに「結婚」があるようです。

主人公が幼馴染の「エマ」と結婚をするだけかと思いきや、エマだけでなく他のキャラクターとも結婚できるかを選べるみたいですね。

 

正直言いまして、この結婚には気持ち悪さを覚えます。

髪型を変えるのも気持ち悪いです。

そのため、ネルセンの修練場は「セーニャの髪型を変えたい」と「幸せになりたい」でしたっけ、この2つを叶えるようにプレイしていません。

 

DQ5だって結婚するじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしDQ5は親子3代の物語が作品のプロットとしてあるため、結婚は外せない要素と私には思えます。

主人公が結婚しなければ勇者が生まれないですから。

なので5の結婚と、11のおまけ要素としての結婚は比べるものではないでしょう。

 

これは『艦これ』の影響でしょうか。

結婚ではないですが『ペルソナ』の影響もありそう。

ドラクエにこのような要素を加える必要があるのか、甚だ疑問です。

 

おわりに

ということで、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』の裏ボスを倒して真EDを見た感想を書いた記事でした。

 

 

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