私の手持ちの古着を中心に紹介していく記事です。
私が所有する古着を1着紹介します。
今回は米軍U.S.ARMY「トラウザー ユーティリティ」です。
いわゆる「ベイカーパンツ」ですね。
ベイカーパンツは当ブログでは初めて紹介するでしょうか。
目次
- 古着ファッション好き
- U.S.ARMY「トラウザー ユーティリティ/ベイカーパンツ」
- 古着U.S.ARMY「トラウザー ユーティリティ/ベイカーパンツ」
- 『GLENN BERRY MFRS, INC.』
- 年代は?
- 着こなし
- おわりに
古着ファッション好き
私は若い頃からファッションが好きです。
特にアメリカ古着が好きですね。
以前からファッション系の記事は少ないながらも書いています。
『Levi's(リーバイス)』の517のコーデュロイだったり、『CANTON(キャントン)』のジーンズだったり、『Champion(チャンピオン)』の半袖Tシャツだったり。
U.S.ARMY「トラウザー ユーティリティ/ベイカーパンツ」
今回紹介する洋服は「トラウザー ユーティリティ/ベイカーパンツ」です。
トラウザー ユーティリティ
タグには「トラウザーユーティリティ」と書かれています。
タグについては後述します。
実は私はトラウザーユーティリティについてよくわかっていません。
ユーティリティというくらいですから、様々な用途で使われたパンツなのでしょう。
多目的パンツ。
ベイカーパンツ
また、本品はベイカーパンツと呼ばれています。
ベイカーパンツについてもよくわかっていません。
「ベイカー (BAKER) 」ですから、そのまま訳せば「パン屋」や「パン職人」になるでしょう。
アメリカ軍軍内の炊事関係の人たちが使っていたアイテムなのかもしれません。
日本でいうと炊事兵ですか。
炊事兵だけが使っていたかというとそうではなく、様々な任務や業務を代表してベイカーと名付けられているだけではないかと想像します。
音の良さから。
認識が正しいかはわかりません。
古着U.S.ARMY「トラウザー ユーティリティ/ベイカーパンツ」
それでは今回紹介する私の所有する古着U.S.ARMY「トラウザー ユーティリティ/ベイカーパンツ」をお見せしましょう。
フロント
前面です。
裾へ向けて少しずつ細くなっています。
テーパリングされています。
品の状態はよくありません。
全体的に使用感があり、外付けポケットは一部破れています。
ジッパー
ジッパーです。
ジッパーはなし。
ボタン
ボタンフライです。
ボタンは「UFOボタン」というのでしたっけ。
立体的なボタン仕様でした。
つまり「尿素ボタン」ではないと。
年代特定に役立ちそうです。
バック
背面です。
バックサイド。
バックポケットはフラップ付きパッチポケット。
ボタンで止められるようになっているのは、入れた物を落とさないようにするためでしょう。
プリント
プリントです。
プリントはなし。
タグ
縫い付けられているタグです。
TROUSERS UTILITY,
COTTON SATEEN, OG-107
DSA100-72-C-1220
34*13
8405-082-6613
GLENN BERRY MFRS, INC.
タグは腰裏に1つありました。
生地の素材
生地についてです。
「COTTON SATEEN」とタグにはあります。
綿100%のサテン生地ですか。
「繻子(しゅす)」とも言いますね。
製造国
製造国についてです。
これはアメリカ製で間違いないでしょう。
軍のものが他国で作られることは考えられませんので。
サイズ
サイズについてです。
サイズは「34*31」と書かれていました。
私にはウェストが大きく、丈が若干短いです。
32*32がベスト。
『GLENN BERRY MFRS, INC.』
タグに書かれた『GLENN BERRY MFRS, INC.』についてです。
まったくわかりません。
おそらくは本品の製造メーカーなのでしょう。
年代は?
本品の年代についてです。
ベイカーパンツの正規品であれば年代特定は簡単です。
タグが残っていればですけど。
タグに「DSA100-72-C-1220」と書かれています。
72が年を表したはずです。
つまり「1972年製」と捉えて問題ないかと思います。
タグでわかることは、サイズ表記もそうですね。
「S」「M」「L」表記であれば60年代の序盤頃まで。
本品のようにインチ表記であれば60年代半ば以降。
ボタンからも年代はある程度わかります。
本品のようなUFOボタンは60年代後半からだったでしょうか。
60年代前半はUFOボタンではなく尿素ボタンだったはず。
あとはシームのステッチングがダブルステッチかシングルかなどでもわかるようです。
私はそこまでわかりません。
そういうことからもタグの「72」表記が1972年製であることを示している証拠になるでしょう。
着こなし
今回の古着ベイカーパンツはどうやって着こなししましょう?
トップス
トップスについて。
トップスはデニムシャツやダンガリー、シャンブレーシャツあたりが妥当です。
トップのインナーは画像のようにサーマルシャツを持ってきても良いでしょうし、リンガーTも良いでしょうし、普通に無地Tでも良いと思います。
バスクシャツなどボーダーTでも良いですね。
寒い時期はデニムジャケットは合います。
濃いブラウン系の無地セーターも良いです。
スウェットシャツもスウェットパーカーも合います。
デニムシャツと重ね着をするとレイヤリングを楽しめるはず。
靴
靴は個人的にはスニーカーが着こなしの基本です。
『CONVERSE(コンバース)』のオールスターOXのベーシックな生成りホワイトも良いでしょう。
ローカットでもミドルカットでも。
私の中では、ローカットスニーカーはショートパンツと、ミドルカットはロングパンツと合わせる法則があります。
バランスが良いと思えるので。
レザーのワークブーツも合うでしょうね。
例えば『Dr. Martens(ドクターマーチン)』の3ホールシューズ。
または『RED WING(レッド・ウィング)』の「Beckman(ベックマン)」なども良いでしょう。
こちらはオーバーオールを着た場合により合うと感じられます。
デッキシューズも良いでしょうね。
おわりに
ということで私の所有する古着U.S.ARMY「トラウザー ユーティリティ/ベイカーパンツ」を紹介した記事でした。