2019年1月13日日曜日22:30から『tvk(テレビ神奈川)』にて放送されている音楽トーク番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』、2019年6月16日2の放送は第19回「ワン・ヒット・ワンダー」でした。
放送の中で私が子どもの頃に大好きだったあの曲がかかって私得な回になっていました。
目次
tvk『ザ・カセットテープ・ミュージック』
2019年1月13日日曜日22:30より『tvk(テレビ神奈川)』にて音楽番組『ザ・カセットテープ・ミュージック』の放送が始まっています。
「カセットテープ」のリバイバルブームがきている昨今。
昔懐かしのカセットテープが流れる、珠玉の『80年代歌謡曲』を聴きながら、夜な夜なトークを繰り広げていく、夜更かし好きなオトナたちのための音楽トーク
録画データの番組説明にはこのように書かれていました。
元々は2017年に『BS12 トゥエルビ』で放送されていた番組で、tvkが放送の権利を買って2019年から放送している、ということになるのでしょうか。
メインMC
『ザ・カセットテープ・ミュージック』の番組MCは2人います。
お一人は俳優でありミュージシャンの「マキタスポーツ」さんです。
もうお一方は音楽評論家・野球評論家の「スージー鈴木」さんです。
カセガとカセキャス
第3回からでしたか、「カセットガール」と名付けられた番組アシスタントの女性タレントさんも1名加わっています。
カセットガールは1回の収録ごとに人が入れ替わるようです。
今回のカセットガールは準レギュラーとも言って良い、うめ子こと「河村唯」さんでした。
第19回の放送は、カセットキャスターという新たな肩書を持った方が出演していました。
「松尾英里子」さんです。
元日本テレビのアナウンサーとのこと。
私は民放のあまり観ないので知らない方でした。
放送時間の変更
2019年度から、tvkで放送されている『ザ・カセットテープ・ミュージック』は放送時間が変わりました。
2018年度は毎週日曜日22:30から23:00まで放送されていました。
2019年4月28日日曜日に放送された、第12回「春の名曲フェア~マキタの春~」からは23:30から24:00までの放送に変更されています。
ご注意を。
第19回「ワン・ヒット・ワンダー」特集
2019年6月16日の放送は第19回「ワンヒットワンダー」特集でした。
ワンヒットワンダーの意味
ワンヒットワンダーの意味はずばり「一発屋」です。
サブタイトルにワンヒットワンダーの言葉を持ってきた人は、会話の内容からスージーさんのようでした。
一発屋という日本語ではネガティブな要素をはらむ印象を持ちます。
ところが、ワンヒットワンダーというと「印象な1曲を残したミュージシャン」的なポジティブな意味合いになります。
言葉のチョイスにミュージシャンへの敬意と優しさが感じられて良いですね。
ワンヒットワンダーの6曲
ザ・カセットテープ・ミュージック第19回ワンヒットワンダーでは、全6曲が紹介されていました。
マキタさんとスージーさんが交互に3曲ずつ、計6曲を紹介する内容です。
- 「想い出がいっぱい」H2O(ス)
- 「白いページの中に」柴田まゆみ(マ)
- 「オーバーナイト・サクセス」テリー・デザリオ(ス)
- 「男と女」サンタクララ(マ)
- 「シャイニン・オン 君が哀しい」ルック(ス)
- 「テル・ミー」小柴大造&エレファント(マ)
以上の6曲です。
奇数番号がスージーさん、偶数番号がマキタさんセレクト。
私はマキタさんチョイスの曲は全て知らなかったです。
半分知らなかった。
「シャイニン・オン 君が哀しい」が!!
記事冒頭で「放送の中で私が子どもの頃に大好きなあの曲がかかって私得な回になっていました」と書きました。
それはスージーさんが最後に紹介した、全6曲中5曲目に紹介された「LOOK(ルック)」の「シャイニン・オン 君が哀しい」のことを指しています。
いやもう大好きなんですよ、私はこの曲が!
どのくらい好きかと言いますと……
レコードを持っているくらいに好きなんです。
私はレコードプレーヤーを持っていません。
レコードプレーヤー未所持にもかかわらずレコードをキープしておきたいと思うくらいに、この「シャイニン・オン 君が哀しい」という楽曲が好きなのです。
『ザ・カセットテープ・ミュージック』でいつか「シャイニン・オン 君が哀しい」を扱ってくださるだろうと、全裸でこそなかったものの待機していた甲斐がありましたよ……感涙ものでした。
ありがとうございます。
「シャイニン・オン 君が哀しい」
「シャイニン・オン 君が哀しい」はいつリリースされた、誰の楽曲かを紹介しましょう。
「シャイニン・オン 君が哀しい」(シャイニン・オン きみがかなしい)は、ルックのデビューシングル。1985年4月21日にEPIC・ソニーから発売された。
シャイニン・オン 君が哀しいのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
19854月にリリースされたバンド「LOOK(ルック)」のデビューシングルだそうです。
画像の人たち。
当時はインターネットなどなかったこともあって、当時の私は曲は好きで知っていたけどバンド「LOOK」のことはほぼ知りませんでした。
今もほぼ知りません。
要するに曲に興味はあるけど人には興味が向かなかったという……。
なので先ほどから「この曲が好きなんです」と書いているのですね。
作詞・作曲
先ほどの画像では見づらいかもしれませんのでマクロでも撮影しておきましょう。
「シャイニン・オン 君が哀しい」
千沢 仁作詩・曲, LOOK編曲
歌・演奏) ルック
LOOK
引用部のように書かれています。
全角スペースを入れるのが好きではないので半角スペースにしています。
エピックですね。
最初、この曲のメインボーカルは千沢仁が務め、鈴木トオルはギターとコーラスという予定であったが、この曲の高いキーの声を千沢が出せず、試しに鈴木が歌ったところ、この曲の作曲通りのキーが出て、急遽鈴木がボーカルを務めることになった[3]。
シャイニン・オン 君が哀しいのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
鈴木トオルさんではなかったのですか!
へぇ、知らなかったです。
スージー鈴木さんの解説
スージーさんが「シャイニン・オン 君が哀しい」をどのように解説していたかを書きます。
あまり長く言及していらっしゃないのですが、全て書いてしまうとあれなので一番重要そうな部分を書き出しますと……
「一番高いところがサックスとユニゾンになって、声とサックスがピッチが全く同じになるっていう、アレンジも素晴らしいんですよね〜」
……と仰っていました。
言及しているのは2番のサビへ行く直前の長音部分です。
長音とは音を伸ばすこと。
鈴木トオルさんが高いところを突き抜けるように歌い上げて、彼の音高がサックスと全く同じになって、音が混ざり合い一つになったかのように聴こえます。
ここは聴いていて全身が鳥肌が立ちますよ。
プロの方でも音高の一番高いところで、声が出ずに避けるようにして歌う方っているじゃないですか。
それもテクニックかもしれないですし、必ずしもそれが駄目な訳でもないとは思います。
ですが鈴木トオルさんは、聴いているこちらが「ここまで出て欲しいな」というところまで気持ち良く声を出してくれるので、聴いていてものすっごく気持ちが良いです。
レコードプレーヤーが欲しい
レコードプレーヤーが欲しいです。
レコードで『シャイニン・オン 君が哀しい』を聴きたい。
スピーカーが内蔵されているタイプがあるのですね。
音は良くないでしょうけど、お金も置くスペースもない私には、スピーカー内蔵タイプのプレーヤーが良いかもしれません。
欲しいなぁ。
期待するワンヒットワンダー
LOOKだけでなく実はワンヒットワンダーで扱って欲しいミュージシャンがいらっしゃいます。
例えば1980年代で言えば、葛城ユキさんの「ボヘミアン」とか、番組にも上がっていたTOM CAT(トムキャット)の「ふられ気分でRock'n Roll」とか、C-C-Bの「Romanticが止まらない」とか、池田聡さんの「モノクロームビーナス」とか、崎谷健次郎さんの「もう一度夜を止めて」とか……。
私がそのミュージシャンの他のヒット曲を知らないだけでワンヒットワンダーかどうか怪しいのですけど。
特に崎谷さんは「ROOMS」など名曲がありますし違うかも。
おわりに
ということで、『ザ・カセットテープ・ミュージック』の第19回「ワンヒットワンダー」の感想記事でした。
今回残念な点が1つありました。
それは河村唯さんが全くと言っていいほど目立たなかったことです。
松尾さんがいたことで主導権を持っていかれたことと、4人になったことで端に追いやられラジカセの再生ボタンを押す役割すらもらえていなかったこと、これで大部分で消えていたように私には見えました。
今回は、松尾さんが出演している番組のスタジオを借りて収録されていたことがあるため、仕方ない部分はあることはわかるのですが……。
この番組は3人体制がちょうど良い塩梅ではないかと感じられます。