平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2018年1月22日月曜日の放送は「基本の調味料シリーズ 驚き!砂糖マジック」として「砂糖」が特集されていました。シュガーです。
目次
- あさイチ「基本の調味料シリーズ 驚き!砂糖マジック」
- 乾燥肌には「シュガースクラブ」!!
- シュガースクラブの作り方は簡単
- シュガースクラブの使い方
- シュガースクラブの効果・効能
- 上白糖とは?
- おわりに
あさイチ「基本の調味料シリーズ 驚き!砂糖マジック」
2018年1月22日月曜日放送のNHK『あさイチ』は「基本の調味料シリーズ 驚き!砂糖マジック」として「砂糖」の特集が組まれていました。
料理の基本となる調味料の一つ「さしすせそ」の「さ」である「砂糖」。
砂糖を知らない日本人はいないのではないか、レベルのこの砂糖のことですが案外知らないことも多いみたいです。
例えば、スーパーなどに行けば必ず売られている「上白糖(じょうはくとう)」ですが、これは日本独自の砂糖なんですって。
世界でも珍しい品だと知っていましたか? 私は知らなかったです。
この砂糖の、甘みをつけるためではない料理の使い方を今回の『あさイチ』では紹介していました。
品名は「ひき肉ではなくこま切れ肉で作る極上ハンバーグ」や「塩でなく砂糖でしめる絶品しめサバ」「冷蔵庫で1か月はもつ究極サーモンマリネ」でしたか。
料理どころか、砂糖は乾燥肌の解消にも使えるそうです。材料は身近なものですぐ揃えられますし、作り方もとても簡単でした。
作れと言われたら私でもものの数分で作れるはず。
マツコの〜ではないですが、私の知らない「砂糖の世界」がそこには展開されていました。
乾燥肌には「シュガースクラブ」!!
個人的に最も興味深かった内容は、冬の乾燥肌対策として砂糖を使う部分でした。
砂糖が乾燥肌を治すことに使えるの? 砂糖と乾燥肌に何か関係があるの?
私はテレビを観ながら、そういう疑問を抱いていました。正直信用できん、と。
ところが『あさイチ』では実際に女性モニターの方5人に参加してもらい、実験をした結果、手の「あかぎれ」、脛(すね)の「かゆみ」、踵(かかと)の「ヒビ割れ」が見事に改善していました。
見るからに違いましたね。
どのような実験をしたかといいますと、見出しに書いた「シュガースクラブ」なるものを、お風呂(湯船)に入った直後に患部になじませるように塗っただけです。
4週間続けた結果、脛も踵も、手の甲も、指先も肘も、全てにおいてお肌の角質の水分量と皮脂量が上昇していました。
また、2歳以下の乳幼児にシュガースクラブを4週間使用した実験も別に行われていたようです。
そこでは頬を測ったようですが、肌の「水分」も「弾力」も「皮脂量」も段違いに上昇していました。
赤ちゃんは肌の「湿疹(ほっしん)」も綺麗になったと言っていました。
あの赤ちゃんのプニプニお肌ですら大きな効果が見られたのなら……と期待してしまいます。
ちなみに、番組ではシュガースクラブを「砂糖スクラブ」とも表現していました。
スクラブの意味とは何?
シュガースクラブ、砂糖スクラブの「スクラブ」とは、ゴシゴシこすって磨くという意味かと思います。
研磨剤入りの洗顔料などに使われる言葉ですよね。アルファベットは「scrub」。
シュガースクラブの作り方は簡単
お肌の保湿に役立つ「シュガースクラブ」の材料と分量と作り方です。
材料は「上白糖」と「サラダ油」です。サラダ油がなければオリーブオイルでも良いとのこと。
分量は同量です。1対1。例えば、砂糖が100gならサラダオイルも100gになります。
作り方はボウルに上白糖とサラダオイルを入れてヘラなどで混ぜるだけです。簡単ですね。
シュガースクラブの使い方
シュガースクラブの使い方です。
- 皮膚をお湯で濡らします。
- お湯で濡らした皮膚にシュガースクラブを塗ります。
- シュガースクラブの砂糖の粒が溶けるまで手で馴染ませます。
- 馴染ませたら洗い流します。
使い方はこれだけ、簡単です。
シュガースクラブの効果・効能
シュガースクラブをお肌に塗るとどのようなことが起こっているのでしょう?
シュガースクラブをお肌に塗っても、砂糖はお肌に浸透はしないようです。ですが表面は修復してくれるそう。
しかも、サラダオイルもお肌をコーティングしてくれるから、結果としてお肌の水分を逃げにくくする、そういう効果があるそうです。
藍野大学の元教授の方は、乳幼児のスキンケアにもこのシュガースクラブは有効だと仰っています。
砂糖は傷を治すことが医学的に証明されていて、治療薬にも使われているのだそう。
本当なのかちょっと気になったのでネットで調べてみました。すると独立行政法人「農畜産業振興機構」のWebページが見つかりました。
注意点
肌に合わない方は直ちに使用を中止してください。
最初、試しに少しだけ作って、肘など目立たないところに塗ってみて、皮膚の状態を見てから手などにも塗ってみると良いでしょう。
上白糖とは?
上白糖(じょうはくとう、英: caster sugar)とは、蔗糖を主成分とし、水分と転化糖(ブドウ糖と果糖の混合物)をそれぞれ1%程度含んだ結晶状の白い甘味料である。
(略)
なお、世界的には「砂糖」と言えばグラニュー糖を意味するのが普通であり、転化糖を加えた砂糖を一般的に利用しているのは、アジアの一部の地域に限定される。上白糖は、ほぼ日本のみで利用されていると考えてよい。
上白糖のWikipediaにはこのように書かれています。
やはり上白糖は日本のみで利用されているのですね。驚きです。
おわりに
私は男ですけど、この3,4年は冬の乾燥肌に悩まされています。
今はヴァセリンを塗って過ごしているのですが、目に見えた効果を感じられないので、こういった情報はとてもありがたいです。
砂糖もサラダ油、オリーブ油も家にもありますから、ぜひともやってみたいですね。