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銀粉蝶さん演じる「志乃」は伊能の母親でしょうか? - 朝ドラ『わろてんか』80,81話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2018年1月9日放送の81話は関東大震災の後……です。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

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『わろてんか』第15週「泣いたらあかん」

www.nhk.or.jp

 

2018年1月8日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第15週「泣いたらあかん」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は先週の大正10年(1921年)の秋から大正12年(1923年)8月末に移っています。

本作のヒロイン「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は、「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」と結婚をして北村姓「北村てん」となり、「隼也(しゅんや)」という名前の男の子もいます。隼也は9歳ですか。

「てん」は大阪・天神にある寄席小屋「風鳥亭(ふうちょうてい)」を10店舗経営する「北村笑店(きたむら・しょうてん)」の御寮人さん(ごりょんさん、女将さん)として忙しい毎日を送っています。

北村笑店は、事務所を天満の風鳥亭から南地(なんち)の風鳥亭へと移していて、それぞれの役職は藤吉が代表取締役兼総席主、「てん」が取締役経理、「武井風太(たけい・ふうた、演:濱田岳)」が大番頭(総支配人)です。「トキ(演:徳永えり)」は「てん」の経理を手伝っています。

他、「亀井庄助(かめい・しょうすけ、演:内場勝則)」などの従業員と、藤吉の芸人時代からの仲間「キース(演:大野拓朗)」や「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう、演:藤井隆)」、「岩さん(がん・さん、演:岡大介)」、「アサリ(演:前野朋哉)」を始めとする大勢の芸人を抱える会社へと成長を遂げています。

しかし14週のラストで芸人のうち、キースがアメリカへ旅立つと行って大阪を出て行ってしまいました。コンビを組んでいたアサリも寝耳に水です。

 

 

東京進出とキース

大正12年夏現在、籐吉は北村笑店の東京進出を目論んでいて、大阪と東京を行ったり来たりする日々を送っているようです。

80話でも籐吉は浅草へ赴いて東京の寄席小屋へと足を運んでいました。あちらの席主でしょうか、男性と話し込んでいるときに、見覚えのある姿聞き覚えのある声の男性を認めます。

キースです。キースはアメリカから戻ってきていて、現在は東京でモノマネ芸人として活動をしているようでした。

日本に戻ってきたのなら知らせてくれても良かったじゃないかと藤吉が言うと、キースは東京で一旗揚げてからにしたかったと返しています。

現在キースは浅草にある小料理屋に住まわせてもらっているとのこと。女将さんが良い人で、俺の東京のお母ちゃんやと言っています。

元相方のアサリはこの2年間で4人も相方を変えています。アサリはキースのことなど忘れたなどと言っていますけど……。

 

 

関東大震災が発生…

関東大震災(かんとうだいしんさい)は、1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒頃(日本時間、以下同様)[注釈 1]に発生した関東大地震によって、南関東および隣接地で大きな被害をもたらした地震災害である[注釈 2]。

(略)

神奈川県および東京府(現・東京都)を中心に隣接する茨城県・千葉県から静岡県東部までの内陸と沿岸に及ぶ広い範囲に甚大な被害をもたらした。

(略)

理科年表では、2006年(平成18年)版から修正され、数字を丸めて「死者・行方不明 10万5千余」としている

- 関東大震災 - Wikipedia

関東大震災のWikipediaにはこのように書かれています。

『わろてんか』80話でこの関東大震災が発生しました。「てん」たちがいる大阪も少し揺れが起こっていたようです。

関東で大きな地震が発生して東京が壊滅状態だと号外を持ってきた亀井から聞いた「てん」、籐吉が東京に行っているため夫の安否を心配します。しかしその直後に籐吉が北村笑店の事務所に戻ってきて皆が安堵します。

 

 

トキの一生許さへんが可愛い

籐吉は「てん」たちに東京にキースがいることを伝えます。彼の無事を確認すること、確認できたら大阪に連れ戻すことを考え、東京へ北村笑店から人を派遣することに決めます。

始めは籐吉が行こうとしますが、瓦礫の山になっている東京に社長の籐吉が出向いてもし何かあったら会社はどうするのかと風太にたしなめられ、その風太が代わりに行くことになりました。

風太は大正12年も独身のようです。ただ80話の様子を見る限りトキとはお付き合いをしているようでした。東京へ行くと言った風太に不安な表情を見せるトキ。

北村笑店はそれから休業して、東京へ向けた救援物資を集めることにしました。衣服や食糧、9月とは言え夜は寒いでしょうから毛布や布団なども。

現場の指揮を執る風太に、トキが近づき彼の手にお守りをもたせました。トキは「無事に帰ってきいひいんと一生許さへん!」と言って、風太の腕を打っていました。かわいい。

 

 

キースの安否と志乃

唯一残った東京日々新聞の9月2日付の見出しには「東京全市火の海に化す」、「日本橋、京橋、下谷、浅草、本所、深川、神田殆んど全滅死傷十数万」、「電信、電話、電車、瓦斯、山手線全部途絶」といった凄惨なものが見られた。

先ほど紹介したWikipediaにはこのようにも書かれています。

風太は瓦礫の山となっている東京の浅草でキースと再会できました。キースは生き残っていました。

キースが世話になっているという小料理屋の女将さんも無地でしたが、頭に怪我をしていて、その表紙に記憶喪失になってしまったようです。女将さんは「志乃」といい、「銀粉蝶(ぎんぷんちょう)」さんが演じています。

志乃は子どもがいて、子どもが小さな頃に別れたままだそう。子どもは外国で成功していると言っていますが定かなものではなさそうでした。地震で怪我をしたのは、その子のへその緒を取りに家の中に戻ったときに負ったようです。

風太はキースと志乃を大阪に返していました。キースは東京で一旗揚げてからと大阪に帰ることを躊躇していましたけど風太から今はそれどころではないとたしなめられ戻ることにしています。

 

 

おわりに

キースと志乃が戻ったときに、物資集めていた北村笑店を手伝っていた「伊能栞(いのう・しおり、演:高橋一生)」がやって来て、志乃を見て驚きの表情を浮かべていました。

この流れからすると志乃は栞の母親ですね、生みの親。

 

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