ディスディスブログ

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シモンがついに復活!ココ爺の正体は一体何者なのかが気になりました - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』11話「シモン、手をどけて」の感想

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毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

 

  

目次 

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

2017年9月14日の放送は第11話「シモン、手をどけて」でした。シモン復活回です。

  

 

11話「シモン、手をどけて」

8話で主人公の一人「カミナ」が死んでしまい、打ちひしがれる「大グレン団」、中でもカミナをアニキとして慕っていたもう一人の主人公「シモン」はカミナ喪失のショックから立ち直れていません。

加入したばかりの団員との軋轢も生じているどころか見捨てられているようにも見えます。カミナの彼女だった「ヨーコ」も自分で立ち直るのを待っている様子。

ただ一人、ヒロインと思われる「ニア」だけがシモンの側にいて見放さないでいます。ニアはシモンたちの仇敵「螺旋王」の娘、王都第1王女です。

 

 

四天王「グアーム」登場

前回、「螺旋王」四天王の一人「流麗のアディーネ」を退けた「大グレン団」の前に3人目の四天王が姿を現しました。

四天王3人目の名前は「グアーム」です。「不動のグアーム」。 アルマジロのような姿をした獣人で、彼の姿は「アディーネ」や「ヴィラル」などよりも獣方面に寄っています。性格は非常に狡猾。 螺旋王とは古い付き合いらしいです。

専用ガンメンは「ゲンバー」、これもアルマジロのような姿でした。CVは「川久保潔(かわくぼ・きよし)」さん。

 

 

ニアが螺旋王に捨てられた理由が明らかに

そのグアームが大グレン団を罠にはめて、メンバーを全員投獄してしまいます。ニアだけがグアームの前に連行され、その会話の中でニアがどうして螺旋王に捨てられたかが判明しました。

「なぜ私は生まれてきたのかと聞いたそうだな。それが不味かったな。王は人の自我を嫌う。それはそうだろう、愛玩すべき人形に自我など必要ないからな」

ということでした。螺旋王にとってはニアはそのような存在でしかなかったのですね……不憫です。

螺旋王は永遠の命を宿していて、既に1000年は生きているそうです。子供もたくさん作っているから飽きたら捨てると……ニアがコンテナに入れられ捨てられた墓場にはたくさんのニアの兄弟がいたのですか。怖い。

 

 

シモン復活へ

シモンは11話になっても復活していませんでした。カミナの像を幾つも造っています。

そんな状態のまま投獄されてしまい、現団長(?)である「キタン」たちメンバーは牢獄から穴を掘って脱出しようとしますけど、なかなか思うように進まずに諦めてしまいます。しかし、そんな中で「穴掘りのシモン」ことシモンだけが諦めずに掘り続けるのです。

掘っていく中で「ヨーコ」はカミナがかつて自分に話していたことを思い出します。シモンはカミナを慕っていますけど、カミナもまたシモンを慕っていました。カミナの口癖「俺が信じるお前」の言葉には、しっかりと理由があったのです。

「いつも俺を救ってくれたのはアイツだ。最後は諦めないのはアイツなんだ」

地下の大岩を砕けて脱出できたのは運が良かったけど、運とそれを導き出してくれたシモンを信じる、弱気になりそうになったときに自信がなくなりそうになったときに、あの日コツコツと掘っていたシモンの背中を思い出す、あの背中に笑われない男になる、そう思って出た言葉が「お前を信じろ、俺が信じるお前でもない、お前が信じる俺でもない、お前が信じるお前を信じろ」なのですね。

牢獄で穴を掘っている間、シモンもカミナの言葉を思い出していました。そして、「お前を信じるお前を信じろ」の言葉を飲み込めたそのときに、手に持っているコアドリルが光りました。コアドリルが光るということはその先に「ラガン」がいます。

岩の中(?)に埋まっていたラガンと再会したシモン、「ラガン!」と声をかけるとラガンは覚醒します。目を光らせて起動しました。これまでの数話はシモンがいくら動かそうとしても使い物にならなかったのですが、復活をしたシモンの魂にラガンが反応したのです。

シモンの復活は、周りが見放してもずっと見捨てずにいてくれた、カミナがしてくれたように自分のことを信じ続けてくれたニアの存在が必ずあったはずです。

 

 

オレはオレ、穴掘りシモンだ!

ラガンに乗ったシモンはグアームに捕らえられていたニアを救い出し、グアームのガンメン「ゲンバー」と戦っていた、「ロシウ」が操縦する「グレン」と合体をして「グレンラガン」となり、ゲンバーを倒しました。グアームは生き残って逃走。

シモンは戦う前に口上を述べていて、メンバー的にはイマイチのようでしたが、カミナのそれに似ているものでした。熱かったです。

「兄貴は死んだ。もういない! だけど俺の背中にこの胸に一つになって生き続ける!」「穴を掘るなら天を突く、墓穴掘っても掘り抜けて、突き抜けたなら俺の勝ち!」「俺を誰だと思ってる、俺はシモンだ! カミナの兄貴じゃない、俺は俺だ!穴掘りシモンだ!」

と言っていました。確かにカミナの口上に比べるとイマイチですね。でもBGMの盛り上がりも加味されてとても恰好良かったです。

 

 

おわりに

グアームに銃で撃たれそうになったニアを救った「ココ爺」は一体何者なのでしょうか?

ココ爺は『交響詩篇エウレカセブン』に出ていたお爺さん、名前は忘れましたけど彼に似ていますよね。確かあのお爺さんはエウレカたちと同じコーラリアンだったというオチだったはずで、ココ爺も彼と同じかなと思っています。獣人ではないかと。

いやぁ今回面白かったです。カミナが死んでしまって今後どうするのかと思っていましたが、杞憂でした。シモンがしっかり主人公をしていましたし、ニアも王道のヒロインらしいヒロインで良いですね。

キタンが復活したシモンを認めて、団長はお前だと座を譲っていたところも良かったです。キタンは団長よりは切り込み隊長的な役割の方が合っています。