毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。
2017年12月14日の放送は25話「お前の遺志は受け取った!」でした。遺志……。
目次
アニメ『天元突破グレンラガン(再)』
【本日放送日!】
— 天元突破グレンラガン公式 (@Gurren_Project) 2017年12月13日
第25話「お前の遺志は受け取った!」が24時30分よりTOKYO MX&BS11で放送!その後ABC朝日放送でも放送いたします!お見逃しなく!#グレンラガン #GurrenLagann
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2017年12月14日の放送は第25話「お前の遺志は受け取った!」でした。4クール目は主人公の「シモン」視点の台詞がサブタイになっていますから、遺志ことは「大グレン団」の誰かが死んでしまい、シモンがその人の遺志を受け取ったという解釈が自然です。
25話「お前の遺志は受け取った!」
第25話「お前の遺志は受け取った!」
— 天元突破グレンラガン公式 (@Gurren_Project) 2017年12月13日
ご視聴ありがとうございました!!次回26話もお楽しみに!
そして、このあとABC朝日放送では26:45から放送!!#グレンラガン #GurrenLagann pic.twitter.com/zVA3xR8y8f
螺旋族の敵である「アンチスパイラル」との最終決戦が始まりました。獣人の王「螺旋王ロージェノム」の生体コンピュータが言うには、シモンたち大グレン団が戦うのは「宇宙そのもの」です。
アンチスパイラルが放った戦艦級の兵器は大きすぎて、シモンと「ヴィラル」が操る「アークグレンラガン」をもってしても倒すことができません。もっと大きなドリルを手に入れるために、シモンはアークグレンラガンと超銀河ダイグレンの合体を考えつきます。
超銀河ダイグレンは人型に変形可能で、ロージェノムが言うには「人の形こそ螺旋力を最大限に発揮させる形」で超銀河ダイグレンを人型へと変形させれば螺旋力は何倍にも増幅され、小宇宙にも匹敵するパワーを内包した存在となるそうです。
しかし変形するには10分間の時間が必要で、その間もアンチスパイラルの兵器が「超銀河ダイグレン」を襲ってきて、それらとの戦いの中で大グレン団のメンバーの多くが散っていきました。さらに、前回24話の最後には、宇宙が高密度の海と化して大グレン団の船「超銀河ダイグレン」へと押し寄せていました。海に沈んでしまうのか?というところで終わっていたかと思います。
キタンの死
25話で「キタン」が死にました。サブタイトルの「遺志」とはキタンの遺志を示しています。
今回、超銀河ダイグレンの人型への変形をしている間、アンチスパイラルは「デススパイラル」なるものを出現させて、超高密度圧縮の力で超銀河ダイグレンを文字通り圧し潰そうとします。
キタンはアンチスパイラルが生み出した、デススパイラルを発生させている「デススパイラルマシーン(銀河螺旋海溝)」に特攻を賭けることを決意します。少し前からキタンは「ヨーコ」への好意をちらりと見せていましたが、今回彼がヨーコにキスをすることで本人にその意思を伝え、そんなキタンにヨーコは応えていました。「カミナ」もヨーコとキスをした後に……。
キタンはスペース・キングキタンで単機出動して、まずは超螺旋弾を打ち込むことで螺旋変換フィールドを破壊しました。ここまでは順調でしたがしかし、超高密度圧縮の圧力に機体が耐えられず大破してしまいます。キタンが死んでしまったかと思いきや、スペース・キングキタンの内部にはキングキタンが入っていて(そういう構造だったのですね)、キングキタンは積んでいたグレンラガンのドリルと同化&巨大化することで、デススパイラルマシーンを破壊しました……が、キングキタンも同時に破壊されてキタンはキングキタンとともに消し飛んでしまいました。
キタンは命を賭してシモンたち大グレン団を助けたのでした。
ブータにも螺旋力が!
【放送まで1時間!】
— 天元突破グレンラガン公式 (@Gurren_Project) 2017年12月13日
第25話「お前の遺志は受け取った!」の放送は24時30分より!
TOKYO MX&BS11にて。ABC朝日放送でもその後放送いたします!#グレンラガン #GurrenLagann pic.twitter.com/AyoAkBIBSo
超銀河ダイグレンの人型への変形中、シモンが螺旋力を多く使いすぎたことで少しの休憩を必要としてしまい、時間はさらにかかりそう……というところで、ブタモグラの「ブータ」が覚醒をしました。
何とブータにも螺旋力があったのです! シモンの側にいてシモンの螺旋力の影響を受け続けたことと、何よりブータ自身が大グレン団の一員としてシモンや皆を助けたい・力になりたいと強く思う気持ちが力になったようでした。螺旋族とは何も人間だけではないのですね。
一方で獣人のヴィラルは自身に螺旋力がないことで、超銀河ダイグレンの変形への負担を全てシモンに被せてしまっている現状に歯がゆさを感じています。しかしどうしようもありません。そこへブータがヴィラルのコクピットに入ってきて、先述したように螺旋力を発揮していました。ブータのその行動は、螺旋力が使えなくてもお前が一緒に戦っていることはわかっていると言わんばかりです。男前。
こうしてラガンとグレンの両方から螺旋力を出すことができるようになり、人型への変形は加速していきました。
おわりに
キタンたちオリジナルの大グレン団メンバーの多くを失うという犠牲を払ってとうとう超銀河ダイグレンが人型に変形しました。「超銀河グレンラガン」の誕生です。キタンたち大グレン団だけでなく、これまでの長い時間の中でアンチスパイラルとの戦いに敗れた全ての螺旋族の想いがそこには込められています。
最後、シモンのサングラスが星型に変わっていました。あれは「カミナ」のサングラスへのオマージュでもあるのでしょう。正直ダサいですがそのダサさこそが『天元突破グレンラガン』らしくて良いですね。
次回が最終回の1話前、次々回が最終回のようです。本当に本当のラストバトルが始まろうとしています。終わることが今から寂しい。