ディスディスブログ

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部長に彼女がいたように見えました! 幼馴染でしょうか? - アニメ『この美術部には問題がある!』11話「団結!空き缶!文化祭!」の感想

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毎週金曜日02:28(木曜深夜)より、TBSにてアニメ『この美術部には問題がある!』が放送されています。

 

www.tbs.co.jp

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

2016年9月16日の放送は第11話です。これまではA,Bパートの2つか、A,B,Cパートの3つの完結した話が展開されていました。第11話は「団結!空き缶!文化祭!」です。

 

 

イントロダクション

なんの変哲もない普通の学び舎「月社中学校」にある、普通の美術部。そのには、絵の才能があるにも関わらず理想の「二次元嫁」を描くことに使命を燃やす内巻すばるくんと、そんなどーしようもない内巻くんのことが気になっちゃう宇佐美みずきさんがいた。
そして、2人を気にしていないようで気にしている寝てばかりの部長に、そこはかとなく気配だけしているコレットさん。そうした少し残念な人たちが集まった美術部では、今日も何か問題が起きて--。

 

このようなイントロダクションです。本作は漫画が原作だそうです。ジャンルは学園・ギャグ・コメディでしょう。

 

 

第11話「団結!空き缶!文化祭!」

季節は秋です。11話冒頭で美術部元顧問の「小山」先生と現顧問の「立花夢子(たちばな・ゆめこ)」先生が文化祭『月杜祭』の演し物について話し合っているシーンがあり、夢子先生の背後に貼られた文化祭のポスターには、「開催日時10月31日」「11月***」と書かれていましたから、文化祭前ということで10月上旬でしょうか。一部が観葉植物の陰になっていたため開催日時の全てはわかりませんでした。

前述のように、小山先生と夢子先生は文化祭の美術部の出し物について話しており、前年度は美術部は何も出し物を出さなかったという小山先生に対して、夢子先生はそれではいけないと、美術部に相応しい出し物を見つけます! と張り切っていました。「青春の1ページ」だそう。

 

 

美術部の出し物は「空き缶アート」

夢子先生が考えた結果、美術部に相応しい出し物は、学校中の空き缶を集めて何か創作すること、つまり「空き缶アート」です。夢子先生は学校中の空き缶を集めてから、美術部の面々、ヒロインの「宇佐美みずき(うさみ・みずき)」さんと、宇佐美さんの片想いの相手である「内巻すばる(うちまき・すばる)」くん、1年生の「コレットさん」、おまけに「部長」に話をつけ、皆で制作に取り掛かりました。

「空き缶アート」で何を作るかについて、宇佐美さんと内巻きくんとコレットさんとで話し合いが持たれ、内巻くんの「美少女」とコレットさんの「ヒーロー(ウルトラマン的な)」は即却下され、コレットさんは更に「美」という感じ一文字も提案していましたけど相手にされていませんでしたね。

結局、宇佐美さんが考えた「絵の具(のチューブ)」に、伊万莉さんのチューブから絵の具がにょいっと出ている様、のアイデを取り入れて作ることに。伊万莉さんについては後述します。

缶は、部員全員でプルトップを取り外して、洗浄して、乾かす。これを1つ1つ手作業で行います。10月だと水はまだそれほど冷たくはないと思いますが、コレットさんは1つ洗う毎に「手がー手がー」と言っていたので冷たいのでしょう。部長はすぐさま単純作業に飽きていて、いつもの如くソファで寝てしまいました。今回は布団まで用意しています。

ちなみにこの作業は「伊万莉まりあ(いまり・まりあ)」も手伝っていました。伊万莉さんは、内巻くんのクラスにやって来た転校生で、美少女でアニメ好き、厨二病という設定の女の子です。確か11話現在、美術部員ではなかったと思います。

 

 

日直当番を羨ましがる宇佐美さん

そもそも伊万莉さんは弟子のコレットさんに用事があって美術部に顔を出したようです。そのとき、宇佐美さんは伊万莉さんが内巻くんに用事があって来たのかと思っていたけど、伊万莉さんは内巻くんとはさっきまで日直でずっと一緒だったから、と返事をすると、「あー、いいな〜、それいいな〜」と心の声が出ていましたね。

そのときの構図はカメラが宇佐美さんを背後から映しているようにしていたので、宇佐美さんの表情を捉えられていません。でも、宇佐美さんの表情は想像しやすいですよね。このシーンが11話の中で一番好きでした。

 

 

部長の彼女? 幼馴染?

結局、大量にストックしていた空き缶がゴミと間違えられて捨てられてしまい、困った宇佐美さんたちは大量に缶を購入してそれを学校で売ることを考えつきます。学校で発生した空き缶、学校産のものを使わないとアートの意味がない、ということですね。若干の自作自演感がなくないですけど、非常事態ですからこの際仕方がありません。

学校の中庭に販売スペースを作って大量の缶ジュースを売っていたシーンでは、これまでに登場しなかった人物が何人か登場していたように見えました。特に驚いたのは部長の彼女?幼馴染?と思われる、部長と同学年の3年生であろう黒髪の女生徒がいたことです。缶ジュースを自分の分と部長の分を用意していて、1個を部長に手渡していました。彼女というより幼馴染感があったように私には見えました。

それと内巻くんに恋をしているであろうオレンジ色のような色合いの女生徒もいました。彼女は以前も出てきたでしょうか……忘れました。

また、小山先生の娘さんと孫娘「萌香(もえか)」ちゃんもその場に登場していました。文化祭前なのにどうして学校内のあの場にいたのかは不明です。

さらに、内巻くんをライバル視していて、宇佐美さんに惚れていた男子生徒も登場していましたね。名前は……なんでしたっけ? 宇佐美さんが内巻くんの顔にかかったジュースをハンカチで拭いてあげているところを目の当たりにしていて、少々可愛そうでした。でも顔にジュースをぶち撒けたのは彼自身なので自業自得な気もします。

 

 

おわりに

11話では文化祭も様子も描かれていました。しかし、宇佐美さんのお母さんが、宇佐美さんたちが撮影したデジカメに保存された画像を眺めている描写となっていて、ストーリーのメインはあくまで文化祭の準備の方だよ、という、本当の文化祭のことを表しているかのような描写でした。確かに、文化祭は当日よりも皆で企画を立ててわいわい準備をしているときが一番楽しいですものね。

美術部の、絵の具のチューブから絵の具がニョロっと出ている様子を表現した空き缶アートは、何とか期日までに完成して体育館に飾られていました。一度部室で作ってしまい、完成した後になってから体育館まで運び出せない事実に気が付き、一度解体して再構築していましたが……。

 

 

こういうことで11話が終わり、次回12話で最終回のようです。11話ではオールスターのような登場人物勢揃い回でしたから、観ていて今回で終わりなのかと思いましたけど、もう一話ありました。

物語の大事なところがまだ描かれていませんものね。宇佐美さんと内巻くんの恋、というか宇佐美さんの片想いの決着です。まぁ、予想するに恋の決着は付かないと思います。付き合うでも断られるでもない、ていうかその前に宇佐美さんは内巻くんに告白すらしない気がします。でも11話でもそうですが、2人の距離は確実に近づいている用に感じられますから、慌てず育んだ方が吉かなと思いますね。そういった余韻を残す方がこの美らしいかなと。

 

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