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間違った「糖質制限ダイエット」をすると筋力の低下やめまい・ふらつきなど身体に不調が出るみたいです - NHK『ガッテン!』

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毎週水曜日19:30から放送されているNHKの生活情報番組『ガッテン!』、2016年7月6日の放送は「糖質制限ダイエット」の特集でした。安易に糖質制限ダイエットをすると危険なこともあるよ、という警鐘を鳴らす回です。

 

 

追跡!糖質制限ダイエットの落とし穴

www9.nhk.or.jp

 

『ガッテン!』の2016年7月6日の放送は「追跡! 糖質制限ダイエットの落とし穴」として「糖質ダイエット」を特集していました。

糖質制限ダイエットはここ5年ほどでしょうか、世間で大流行をしていて、ガッテンでも1年で10kg以上痩せたなんて人も続出していると言っていました。しかし、この糖質の制限をする方法を誤ると身体に支障をきたす恐れがあるということです。

番組に出演していた男性は、糖質を極力摂らないようにしていたところ、筋力の低下(筋肉量の低下)や、めまい、ふらつき、集中力の低下といった身体の不調を感じたとのことです。

 

 

安全な糖質制限ダイエットの方法

糖質を摂らないと身体に危険が及ぶ可能性がある。では糖質制限ダイエットを行っては行けないのか、というとそうではなく、糖質を減らしつつ、他の栄養素であるタンパク質や脂質を増やして、日本人の平均的な1日の摂取カロリーである2,000kcalを1日3食の食事から摂りましょう、という提案が今回の『ガッテン!』ではなされました。

日本人の平均的な摂取カロリーは2,000kcal/日だと書きましたが、その内訳は糖質(炭水化物)が60%で、脂質が25%、タンパク質が15%なのだそうです。

具体的には、「ご飯やパン、麺類などの主食を減らす目安は普段の半分ほどまで」にし、「糖質を減らした分、タンパク質、脂質をより多く摂ること」と、「食物繊維をしっかりと食べること」、そして「3食バランス良く糖質を減らすこと」、この4点を守りましょう、ということでした。

主食を減らす量は1/3から半分ほどまでにし、緩やかに糖質を減らす食べ方をすることで身体への負担を減らしましょうとのことでした。代わりに、タンパク質や脂質は、肉や魚や大豆などからバランス良く、たくさん摂って良いそうです。タンパク質や脂質を多く摂る分には問題ない、と。お酒は、ウイスキーや焼酎のような蒸留酒は糖質がないので飲んで良いそうです。糖質は主にお米などから摂りますが、お米には食物繊維が含まれていますので、それを制限すると食物繊維も不足する可能性があるため、緑黄色野菜や海藻、きのこなどを食べて補いましょう、とのこと。

タンパク質と脂肪には制限がないということでしたが、糖尿病や腎臓病、脂質異常症などで現在病院に通っている方は医師と相談の上行うようにしてくださいとのことでした。自己判断はたいへん危険です。

 

 

おわりに

糖質を減らすとケトン体という物質が体内で作られるそうです。こちらは脳には良い効果があるようですけど、血管を傷つける報告があるとかで、あまりケトン体を出し過ぎない方が良いだろうということでした。そのため糖質を制限し過ぎないことが推奨されていました。

いやぁ、私は糖質をあまり摂らないというか、そもそも摂取カロリーが2,000kcal/日に到達していない気がします。計算したことはないのではっきりとしたことは定かではないですが、夜にほとんど食事を摂らない生活を20歳くらいからしてきているのでおそらくは。もう少し食べた方がよいのでしょうねぇ。朝もあまり食べないですし、パンくらいは食べて、夜ももう少し増やした方がいいでしょうか。

第二次世界大戦時の米軍の実験が恐ろしかったです。被験者の兵士に1日2食の食事制限(摂取量45%にしたそう)を続けさせると身体にどのような変化が生じるかという内容でしたが、6ヶ月後にはガリガリに痩せ細っていて、骨と皮のような状態になっていました。あれではまともに動くことすらできないでしょうね……。ただ、減らしたといっても1日2食は食べている訳で、それなのに半年間であんなに痩せるものなのかという疑問はありました。2食なら私と大して変わらないですけど、私はあんなにガリガリにはなっていませんから。

 

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