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裕福な家庭出身の村野綾が間借りをして生活も困窮しているみたいです… - 朝ドラ『とと姉ちゃん』80話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年7月5日放送の80話で、常子はかつての旧友・村野綾さんの見てはいけないところを見てしまいました。

 

 

甲東出版の再開

www.nhk.or.jp

 

79話から戦後の復興編がスタートしています。太平洋戦争は終わり昭和21年へと時代は進んでいます。

ヒロインの小橋常子(高畑充希)たちは全員無事、伯父の鉄郎(向井理)を含めた一家5人で暮らしています。しかし、上の妹の鞠子(相楽樹)は職を見つけられず、母の君子(木村多江)と下の妹の美子(杉咲花)は縫い物をしてわずかな収入を得ているだけで、一家は常子が戦中から続けている貸本屋のわずかな稼ぎに頼っている状況のようです。鉄郎は……。

常子は戦争中にも貸本屋としてかつての出版社「甲東出版」を守っていましたが、戦争が終わって、社長件編集長の谷誠治(山口智充)と記者の五反田一郎(及川光博)が無事に戻ってきて、「甲東出版」が再開されることになりました。同じく編集の相田良輔(兒玉宣勝)と富樫隆彦(笠原秀幸)も無事のようですが、相田さんか富樫さんかわすれましたけど、どちらかは療養中とのことでまだ出社できていません。

戦後は闇市が盛況しており、一家で闇市に足を運んでいるときにカストリ雑誌が爆発的に売れている様子を常子は目の当たりにします。鉄郎が言うには、世間は今、娯楽に飢えているから、雑誌を作れば必ず売れるということでした。

 

 

綾が間借りをして暮らす

そんな折に、小橋家にある人が訪ねてきます。それが村野綾(阿部純子)です。綾は常子が静岡の浜松から東京の深川へ引っ越したときに編入した女学校のクラスメイトで、常子がカンニングの疑いをかけられたときに助けてくれて以来の親友です。女学校卒業とともに親の勧めで結婚をしていました。綾の夫は医者で、軍医として満州に出向いたということでしたが、どうやら戦時中に亡くなっており、今は息子と母親の三人である家で間借りをして暮らしているということでした。

綾は常子に自分の現在の居場所を教えたくない様子でしたが教えていて、常子は早速綾の家に行ってみると……綾はかつての裕福な暮らしからはあまりにもかけ離れている生活をしていました。

 

 

おわりに

常子は綾の様子を見て「あなたの暮し」を創刊する決意を固めることになりそうですね。綾のような、戦争で家族を亡くして生活に困窮している女性のために、生活の手助けとなるような雑誌を作るのでしょう。そのために甲東出版を退社する流れかと思われます。

お金のない常子たちがどうやって雑誌を作るのかが問題になりそうです。基本的には、君子や美子の裁縫の知識や技術を借りて、鞠子が文章を書いて、常子が編集をする役割分担が想像できます。しかし、どうやってお金と紙は集めるのか、という問題はついてまわりそうです。

 

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