ディスディスブログ

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村野綾さんが「雅」としてカフェー「浪漫」で働いていました。花山の知恵の輪の謎も解明です - 朝ドラ『とと姉ちゃん』92話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、2016年7月19日放送の92話は常子が村野綾さんの務めるカフェーへ足を運んでいました。

 

 

新たな出版社のスタート

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの常子(高畑充希)は、かつて内務省で知り合ったイラストライター兼コピーライター兼編集者の花山伊三次(唐沢寿明)を招き入れ、「豊かな暮らしを取り戻せるきっかけとなる雑誌」を作るべく、新しい出版社を立ち上げることになりました。

常子と花山は、終戦から1年が経った昭和21年になっても国民の生活が困窮したままの現状を目の当たりにして、庶民の目線を持って彼らの暮らしを変えようとしています。新たな雑誌の創刊号は「衣服」に関する企画を目玉にすることになりました。上の妹の鞠子(相楽樹)と下の妹の美子(杉咲花)は共に銀座に新しい事務所探しをしています。

 

 

村野綾がカフェで女給

ある日、村野綾(阿部純子)が常子の家を訪ねてきて、常子に金を貸していただけないかと頼んでいました。金策。常子は綾のためにお金を工面して後日綾の家へと訪ねると、家(の近く)には綾の母親と子供の2人しかおらず、当の綾は働きに出ているというのです。

常子は綾の職場へと足を運ぶと、綾の働き先は「カフェー」でした。綾の母親は、綾は新橋の「浪漫(ロマン)」という食堂で配膳をしていると常子に言っていましたが、実際のところはそうではなくて、男性客を相手に接待をする社交場、今でいうキャ○レーというかキャバ○ラというかそういう風俗店のようでした。

新橋へと着いた常子はカフェーの店先で、派手な色と柄の着物や帯、髪飾りで全身を着飾り、唇には真っ赤な紅をつけて男性客を見送っている綾を認めます。あの女学校時代の裕福で上品な生活をしていた綾からは想像ができない世界です。

綾は「雅(みやび)」という源氏名でした。何とも皮肉な名前です。

 

 

花山がまたも怒り出す

お金を渡して別れた常子は、後日、事務所で花山に綾のことを話します。すると花山はどうしてカフェーの女給たちを取材をしないのだと怒り出すのでした。怒るというとまた少し言葉が過ぎる気がしますが……彼はあれが常態のようですから。

花山は友人(綾)はどのような服装をしていたのか、自前か新品か、会って話したのなら見たはずだと言い出します。全く取材をすることなど考えていなかった常子は細かいことは覚えていないと言うと、花山は君は何て愚かなのだ、絶好の取材の機会を無駄にしたのだぞ、社長であると同時に編集者でもあるのだからそのような絶好のネタを逃すなんてあり得ない的に責めていました。雑誌を届けたいのは生活に困り、荒んだ生活をしている全ての女性たちなのだからと。

花山に言われて取材に行った小橋三姉妹、次回いよいよ浪漫の女給たちの取材を敢行することになります。

 

 

おわりに

露天商組合の経理担当、水田正平(伊藤淳史)が事務所へやって来て、自分を雇ってもらえないかと鞠子に頼んでいました。会社には経理担当がいませんから、水田はうってつけの人材と言えるでしょう。すんなりと入社しそうですね。

花山は前回と今回とで知恵の輪をしていました。彼が言うには明確な答えが導き出せない時に知恵の輪をすると思考が整理されるということです。何となくわかる気がします。何かに行き詰まった時は、全く関係のないことをしたり寝たりすると、ある時ふとアイデアが湧いたり考えが整理されていたりするものです。

花山でいうと、彼が着ている復員服と言えば良いのでしょうか、あの服と帽子は藍色のように見えますけど、素材は何なのでしょう? デニムっぽく見えなくもないですが、さすがにデニムではないでしょうから、麻でしょうか。麻だと寒さには厳しい気もしますし……う〜んという感じです。気になります。

 

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