ディスディスブログ

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フル・フロンタル「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを」の台詞が出ました - アニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』4話「フル・フロンタル追撃」の感想

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毎週日曜日07:00より、テレビ朝日にてアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』が放送されています。

 

www.gundam-unicorn.net

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

2016年4月24日の放送は第4話「フル・フロンタル追撃」です。

 

 

4話「フル・フロンタル追撃」

工業コロニー「インダストリアル7」近くの宙域で、ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の「マリーダ・クルス」中尉の乗るサイコミュ搭載モビルスーツ「クシャトリヤ」と戦い、これを退けた謎のモビルスーツ「ユニコーンガンダム」に乗っていた主人公バナージ・リンクスは戦闘後、ユニコーンガンダムと共に地球連邦軍「ロンドベル隊」の強襲揚陸艦「ネェル・アーガマ」に収容されました。バナージはデストロイモードに移行してクシャトリヤを退けた後に気を失っています。

袖付きの航宙貨物艦「ガランシェール」のキャプテン「スベロア・ジンネマン」はネェル・アーガマを補足、袖付きの首魁「フル・フロンタル」がサイコミュ搭載モビルスーツ「シナンジュ」に乗ってネェル・アーガマに襲いかかりました。

連邦軍の特殊作戦群「エコーズ」の920隊指令「ダグザ・マックール」中佐が、フル・フロンタルに対して攻撃の中止を要求します。ヒロインのオードリー・バーンを人質に取って。ダグザはオードリーをジオンの「ミネバ・ラオ・ザビ」だと主張しています。

 

 

MSN-06S「シナンジュ」

今回、袖付きから新モビルスーツ「シナンジュ」が登場しました。フル・フロンタルの乗る赤いモビルスーツです。

公式Webサイトの「モビルスーツ」ページによると、機体名称は「シナンジュ  (SINANJU) 」、型式番号がMSN-06Sです。U.C.0094に袖付きがアナハイム・エレクトロニクス社から強奪した試作モビルスーツで、ムーバブルフレームの一部にサイコフレームが採用されたシステムが組み込まれているそうです。

シナンジュは、クシャトリヤのようなファンネルは搭載されてはいないようですが、サイコミュを搭載していることでニュータイプ専用機と思われます。ということはつまりフル・フロンタルはニュータイプ?となります。ニュータイプでなければアレですね。

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でシャア・アズナブルが乗っていた「サザビー」によく似た機体ですね。サザビーもサイコミュ搭載で、ファンネルも使っていたはずです。赤くペイントされている点も、シャアとシャアに似たフロンタルが乗っている点も、両機が似ていると感じさせる要因になっているでしょうか。しかし、シナンジュはサザビーより小型でスリムに見えます。

 

 

 

フル・フロンタルも3倍さん?

シナンジュを操る「フル・フロンタル」は、その背格好、金髪の髪色、仮面、声、話し方などから思いっきりシャア・アズナブルを想起させる人物です。しかも彼の乗るモビルスーツも真紅のカラーリングが施されており、こちらもシャアとの共通点です。

さらに、シナンジュはネェル・アーガマを強襲する際、デブリ帯の中を他のモビルスーツの3倍のスピードで接近しており、3倍のスピードという点もシャアと同じです。

さらにさらに「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを」と名台詞を言うんですね。

この台詞は『機動戦士ガンダム』で、ジオン軍のシャア・アズナブルがシャアザクに乗ってホワイトベースを強襲する際に言った、「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」の台詞とほぼ同じです。

さらにさらにさらに、アナハイム社のアルベルトが「早く逃げるんだ! あれはシナンジュだ、“赤い彗星だ”、勝てるわけがない。2年前、月のグラナダからフォン・ブラウンの試験上に搬送中の我が社の実験用モビルスーツ“MSN-06S”が、ネオ・ジオンに強奪された。追跡にあたった連邦軍の部隊が返り討ちに遭い、全滅させられた。その主犯と目されているのがフル・フロンタル、“赤い彗”“シャア・アズナブルの再来”と言われている男だ!」と言っていました。ネェル・アーガマの副長レイアム・ボーリンネア中佐も「聞いたことがあります。たった1機で2隻のクラップ級沈めた、“シャアの亡霊”」と補足していました。

こちらもファーストガンダムで、ホワイトベースの初代艦長パオロが「シャアだ。赤い彗星だ。ルウム戦役で五隻の戦艦がシャア一人の為に撃破された……に、逃げろ」という台詞があったはずです。オマージュ祭り。

 

 

その他の登場人物

その他の登場人物としてはロンドベル隊に所属し、リゼルに乗る「リディ・マーセナス (RIDDHE MARCENAS) 」少尉が登場していました。リディは政治家一族である「マーセナス家」の人間です。物語上、重要な人物の一人ですね。

ネェル・アーガマの艦長「オットー・ミタス (OTTO MITAS) 」大佐も登場していました。ネェル・アーガマの艦長といえばブライト・ノアですが、ブライトさんはラー・カイラムに乗っていたはずです。ネェル・アーガマの副長は「レイアム・ボーリンネア (LIAM BORRINEA) 」中佐です。女性士官。

先程も紹介した「ダグザ・マックール (DAGUZA MACKLE) 」中佐は、地球連邦軍の特殊部隊「エコーズ920部隊」の司令です。彼らエコーズの任務は「ラプラスの箱」の解放を阻止することだったかと思います。ダグザはバナージに少なからず影響を与える人物ですね。

袖付き側では、「アンジェロ・ザウパー (ANGELO SAUPER) 」大尉が重要かもしれません。フル・フロンタルに心酔しています。乗機はギラ・ズールを紫色にペイントしたカスタム機です。逆シャアに出てくるギュネイ・ガスと性格や立ち位置的に類似した存在に見えなくもないです。

 

 

おわりに

私は数年前にテレビ東京で放送されたOVA版を観ています。なのである程度内容を知っていますが、最後に観てから数年経っていますし、テレ東の放送では物語の最後までは放送されなかったので(私が見逃しているのかも)、物語がどのように収束したのかを知りません。

 

 

ということで、次回5話はバナージがフロンタルと対峙するようです。物語の大筋は覚えていると思いますけど、戦闘の一つ一つはあまり覚えていないですね……観れば思い出すものもあります。残しているテレ東の録画データを観てしまいたいです。

 

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