ディスディスブログ

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朝ドラ「あさが来た」81話で、あさと新次郎のヤキモチ合戦がほのぼのでした。ふゆの気持ちが揺さぶられています

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NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年1月6日放送の81話で、あさと新次郎のヤキモチ合戦が可愛かったです。

 

www.nhk.or.jp

 

2016年1月4日から『あさが来た』の後半戦がスタートしています。時代は、白岡あさ(波留)が加野屋に嫁いでから既に13年が経っている、明治11年年末から明治12年正月にかけてです。

 

亀助とふゆはどうなる?

年末年始で大忙しの加野屋、そんな中で相変わらず中番等の亀助(三宅弘城)は女中のふゆ(清原果耶)に思いを寄せていますが、亀助はふゆの意中の人があさの旦那さんである白岡新次郎(玉木宏)であることに気が付きました。

そして、ふゆに対してふゆの父親である日野彦三郎(上杉祥三)から縁談が持ちかけられました。ふゆの縁談の相手は山本平蔵(山本浩司)という洋傘屋の主人です。以前から加野屋の店先から店内を覗いている男がいると噂になっていて、サトシ→松造(長塚圭史)や、女中たちの間で評判の大工の八五郎(JEFFI)が怪しまれていましたけど、その真相は山本が結婚相手のふゆの、加野屋での働きぶりを覗き見していたのでした。前回80話では彦三郎が山本を連れて加野屋へ挨拶に来ていましたが……。

あさも、ようやく亀助の想っている相手がふゆであることに気がついて、亀助の恋を応援することにしています。新次郎はもっと前から亀助の気持ちに気がついて亀助を応援しています。あさは、亀助がふゆを好きであることは気が付きましたけど、ふゆが新次郎を好きなことにはまだ気がついていません。新次郎も、ふゆが自分のことを想っているとは気がついていない……ですよね、確か。

亀助はふゆに対して、父親が一方的に決めた、よく知らない結婚相手に決めてしまっていいのかと説得していました。結婚を決めていたふゆの思いをぐらつかせることを言っため、ふゆは亀助がどうしてそんないけずなことをいうのかと怒りますが、亀助が「あんたのことを想ってるからや」と大声で言うんですね。

亀助の告白(?)を聞いて驚くふゆ。しかし、亀助も自分の発言に尻込みしたのか、お兄ちゃんとして心配している、と改めて言い直していました……何でハッキリ言わないのかと、見ている私はやきもきしました。

 

大阪商法会議所

五代友厚(ディーン・フジオカ)は大阪に戻り、大阪商法会議所を設立していました。五代があさに言うには、話を持ちかけた当初は、大阪の商人連中からどうして商売敵と手を組まなければならないのかと反対されていたようですが、ある人物の活躍があって反対していた商人連中を説得でき、会議所の設立と相成ったそうです。

その人物とは、意外なことに新次郎でした。あさも五代も「びっくりぽん」と言っていましたね。いつも仕事をせずに三味線を弾いたりふらふらを遊び歩いていたりする新次郎ですけど、会議所設立に難色を示していた商人たちをさり気なく説得していたのでした。これからの時代は、加野屋は真っ先に五代の商法会議所に参加する、自分たちがたたかうのは同じ大阪の商売敵ではなく、東京など日本中、世界の商売敵であるという様なことを言っていたでしょうか。その方が後々儲かる、と。五代からの受け売りみたいですけど。

 

おわりに

81話の、美和(野々すみ花)の営むレストラン「晴花亭」での、あさと新次郎の痴話喧嘩というとあれですが、ヤキモチ合戦は可愛らしかったですね。ほんわかします。居合わせた五代も「私とあささんいも東京でのヒミツがある」「夜になると気持ちのコントロールがつかなくなって」などと言っていましたけど……それは五代もあさも口が裂けても言えません。

今週に入ってから「コントロー」がキーワードになっています。コントロール (Control) のことです。五代はあさにコントロールは「気持ちの取り締まり」の意味などと説明していましたが、正確に和訳することが難しい言葉のようです。

ふゆのために白無垢を用意してくれた新次郎の母である白岡よの(風吹ジュン)が、ふゆに対して「一時はあんたを新次郎のお妾さんにと思っていた」などと告白していて、それを聞いたふゆが切ない表情を浮かべていました。新次郎への想いは心の奥底へ封印して、ようやく結婚への決心を固めたところにそんなことを言われては……亀助とは違って、よのさんはふゆの気持ちなどを知らずに言っていると思いますので、結構質が悪いといいますか、でも知らないで言っているのですから仕方がないといいますか。

あさも、ふゆの気持ちを心配していました。ふゆには憧れている女性が2人いると話し始め、1人はあさの姉のはつ(宮崎あおい)、もう1人はうめだそうです。はつの次に自分の名前が出てくると思っていたあさの表情が何とも……。ふゆも、少し会話を続けてから、あさの名前を出さなかった無礼に気がついて、慌ててフォローをしていました。「おおきに、思い出してくれて」と返すあさが悲しい。ふゆも言っていたように、あさは女性らしい女性というよりも、頼りがいのある・力強い女性の印象が強いですから、ふゆの性格などからして憧れにはならないかと思います。

最後に、あさがふゆに「今、想うお人は?」「ひょっとしたら、今想うお人がいてんのとあらしまへんのか?」と際どい質問を投げかけていましたね。ふゆはうちなんかよりずっとずっとお似合いの方がいる、と。嗚呼、切ないですね、本人を目の前にして言えるはずがありません。

 

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