NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2016年1月7日木曜日放送の82話で、ふゆが新次郎とデートしていました。
白岡あさ(波留)が加野屋に嫁ぐ前から、今井家の女中として働いてきて、今は加野屋で働いている「ふゆ(清原果耶)」が、父親である日野彦三郎(上杉祥三)から縁談が持ちかけられ、結婚する運びと相成りました。ふゆの結婚相手は山本平蔵(山本浩司)という洋傘屋の主人です。
亀助が新次郎にふゆとデートしてほしいと頼む!
今日82話の冒頭で加野屋の中番等である亀助(三宅弘城)が、突然にあさの旦那さんである白岡新次郎(玉木宏)の元へ訪れ、「ふゆの想い人はあんさんだす」と告げていました。ふゆが新次郎のことを想っている、と。今日、ふゆを何処かへ連れて行ってやって欲しい的なことを頼んでいました。
どこかへ連れて行くと書いてしまうと駆け落ちのようにも受け取れてしまいますけど、もちろんそうではなく、嫁入り前にふゆの思い出を作ってあげて欲しいということですね。
ふゆをどこへ連れて行けば良いのか、何をしたら良いのかと聞いてくる新次郎に、知りまへんと、「好きにしたらよろしいがな!」と半ばヤケになって応える亀助が何とも……亀助の気持ちを考えると笑っちゃいけないのかもしれませんけど、三宅さんの演技にどこかコミカルさが入っていて、思わず笑ってしまいました。ふゆのお兄ちゃん(として貫こうとしています)ですからね。
新次郎の辻占煎餅に「女難の恐れあり」
でも新次郎には「女難の相」が出ていたんですよね。占いに「女難の恐れあり」と……不吉です。不倫はいけませんねぇ。昨日、ある女性タレントさんと歌手?の方の不倫報道がありましたけど。ちなみに、あさには「家中に争事あり」でした。
新次郎の占いはいただいた「辻占煎餅」に入っていたみたいです。辻占煎餅(つじうらせんべい)は、いうなれば「日本のフォーチュン・クッキー」です。2014年1月に放送されたEテレのお菓子・料理番組『グレーテルのかまど』で「フォーチュン・クッキー」が放送されていて、その中で「辻占煎餅」も紹介されていました。私が運営するFC2ブログで感想を書いた記憶があります。
ふゆの初デート?
新次郎は家にいたふゆを外へ誘い、2人で子供相撲を観に行ったようです。ふゆにとっっては初めてのデートなのでしょうか、少なくともドラマ内では初デートです。その後はお茶屋さんでしょうか、善哉(ぜんざい)のようなものを食べていました。
2人で話をしているうちに雪が降ってきて、お土産でも買って帰ろうかと動き始めた新次郎の袖口をふゆが掴んで……!!
「もうちょっと、もうちょっとだけでいいから、一緒にいていただけませんか?」
おわりに
その直後、新次郎が加野屋に急いで帰ってきて、挨拶をする加野屋の男衆には目もくれず亀助の元へ行き、風呂敷を広げ、中に入っていた襟巻き(マフラーではない)を取り出して、幸来橋(?)の角の茶屋まで急いで持って行け、というんですね。
亀助が茶屋まで行くと、雪が降る中、ふゆが一人でいて泣いていました。妾でもいいなどと言ってしまったことに対して激しく後悔している様子です。新次郎はそれをやんわりと受け流していましたね。そんな後悔MAXのふゆに「気持ち、伝えられて良かったな」と襟巻きをかけてあげる亀助、亀助の袖をがっしり掴むふゆ……。良い雰囲気でした。
しかし、最後、ふゆの結婚する予定の山本やふゆの父親が大慌てで加野屋に乗り込んできていましたが……一体どうなるのでしょうか、というところで82話はおしまいです。
『あさが来た』の次に放送されている生活情報番組『あさイチ』では、有働由美子NHKアナウンサーやイノッチことV6 井ノ原快彦さんが盛り上がっていましたね。有働アナは「でもせっかくふゆちゃんが言ってさぁ〜。新次郎さんも神対応で亀助さんも神対応で、もういいじゃんここでぇ〜」とご不満の様子。最後のふゆの父親の悶着が気になっているみたいです。
いやいや、どうなるのでしょうね。私も有働アナと同じく、とても気になります。亀助とふゆは、役者さんの三宅弘城さんと清原果耶さんが親子ほど、それ以上に年齢が離れているせいか、見ていて違和感どころではない無理を感じるかもしれないですけれども、ふゆはあさが今井家にいる頃から働いている子ですから、ふゆの年齢は20代半ばほどはあるのだと想像します。設定上は見た目ほど歳が離れていないのではないかと思っています。