ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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『NHK 短歌de胸キュン』と『NHK 俳句さく咲く!』の2015年12月27日放送分の感想です。五郎丸さんが出演?

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毎週日曜日06:00-06-25よりEテレにて『NHK 短歌』、06:35-07:00『NHK 俳句』が放送されています。月の第4週は初心者向けの講座となっており、番組タイトルもこのときだけ『NHK 短歌de胸キュン』と『NHK 俳句さく咲く!』に変わります。

 

www.nhk.or.jp

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短歌de胸キュン 

『短歌de胸キュン』は、2015年9月放送分からでしたか、スタジオメンバーの選抜ルールが、それまでの男女別から男女混合に、少し変わっています。その影響が最も出たのが今回で、今回の選抜メンバーは全員男性でした。番組史上初。選者の歌人・佐伯裕子先生のみ女性です。

ということで、今回は久しぶりに小島よしおさんが番組に出演していました。画面には「4ヶ月ぶり」と書かれていて、視聴者も忘れているのではないかという製作側の配慮(?)も見られるほどです。井戸田さんも何気に久しぶりな気がします。胸キュンは月一ですから、一度でも選抜から漏れてしまうと視聴者はなかなか見られないですね。これはシステム上仕方のないことです。でも何度も言うようで恐縮ですが、このシステムは良くないので、俳句さく咲く!に寄せる形でも良いの変えた方が良いと思います。

今回は井戸田さんが、ラグビー日本代表の五郎丸歩さんのモノマネをしていました。例のキックを蹴る前のルーチンのときの顔真似ですね。顎鬚を付けて。これが結構似ていました。佐伯先生が「似てる!」と言っていたのを、音声さんがしっかり拾っていました。

新年1月3日の16:55から『観覧車よ回れよ回れ モデルの短歌日記』というタイトルの特番が放送されます。放送局は同じEテレです。こちらは、ここ数年毎年放送されている『短歌de胸キュン』の派生番組でして、今回はカン・ハンナさんとえりちょすさんのドキュメンタリーになるということでした。

それと次回の『短歌de胸キュン』は『冬の増刊号 ハワイ編』だそうです。1月24日と31日の2回続けて放送されるとのこと。こちらも定期的にある増刊号ですね。

 

俳句さく咲く!

『俳句さく咲く!』は、今年度から新たに加わった「さく咲くセブン」のメンバーと「ももち」こと嗣永桃子さんが、選者の廃人・小澤實先生からあるミッションを与えられています。

そのミッションとは、「NHK全国俳句大会」の特選入賞を目指す、というものです。2015年の応募は既に締め切られていて、42,504句の俳句が全国から寄せられたそうでう。2015年10月7日に予選会が行われ、予選を勝ち抜けた句は全体の2割ほどだそうで、結構狭き門でした。今回の放送では『俳句さく咲く!』のメンバーが応募した俳句が予選を勝ち抜けたのかどうか、勝ち抜けたとしたら誰が勝ち抜けたのか、が発表されていました。

結果は「全員予選通過」です。これは凄い! NON STYLE石田さんは既に番組を何年も担当していらっしゃいますし、さく咲くセブンの一人、お笑いコンビ「すぽっと」の赤嶺総理さんは高校生のときに「俳句甲子園」の出場経験がある方のようですから、このお二人に関しては予選を通過できても特に驚きはありません。しかし、他のメンバー、特に「ひので」のおばたかずきさん、三浦友加さん辺りは驚きました。私は石田さんと赤嶺さんの以外の方は落ちているのではなかろうか、と予想していました……申し訳ありません。

シシオガイさんと「GAG少年楽団」の宮戸洋行さん、「升方高見」の升方一真さんも予選通過です。升方さんは、新年度に番組加わった当初、季節の異なる季語による季重なりをしているなど、観ているこちらが心配になるくらいでしたが、最近はミニ句会で最優秀を取るなどメキメキと力が伸びているように見え、今回の予選通過でも彼の上達ぶりが証明された気がしています。今回、番組では「挨拶句」を扱っていて、そこでも赤嶺さんへの良い句を詠んでいました。おかっぱ頭と寒雀の取り合わせが綺麗でした。

「NHK全国俳句大会」は、この予選通過した句の中から15人の俳人が特選・秀作・佳作を選んで、正月に発表されるということになります。毎年Eテレで放送されているので、気になる方はチェックして見てください。私はよく見逃してしまいます。NHK短歌やNHK俳句の番組内で告知してくれればいいのに、と毎年思っています。毎年告知してくれないんですよね……どうしてでしょう。私が見落としているのでしょうか。

「挨拶句」のコツは、人の特長を物で例えて表すこと、と番組内で紹介されていました。番組では挨拶句そのものの説明がなかったように思います。また見落としましたか……? 挨拶ということで人へ対して、挨拶代わりにその人に関した俳句を詠む、という認識で良いのでしょうか。ネットで調べると、人に限ったものでもなさそうな意見が見られたため、明確な定義付けはされていないのかもしれません。

先ほど書いたように、升方さんが赤嶺さんへの挨拶句が、挨拶句がどのようなものかをよく表していますね。一方、赤嶺さんから升方さんへの挨拶句は……という。小澤先生も仰っていましたけど、少し悪口になってしまっていたのが残念でした。笑いを取ろうとしたのでしょうか。

『俳句さく咲く!』は短歌のように特番がありません。いつもそうなんですけど、どうしてでしょうか。今は俳句の方が面白いので、俳句の特番も観てみたいですけど。

 

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