眉山栄達(まゆやま えいたつ)演 - 辰巳琢郎NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2015年12月5日土曜日放送の60話で、あさにややこ(稚児)ができました。
正確にいうと、前回59話でヒロインの白岡あさ(波留)にややこが出来たことが発覚しています。あさはは九州にある加野屋の炭鉱「蔵野炭鉱」、60話では「加野炭坑」と書かれていましたが、で精を出していましたが、急に体調不良となって、その様子を見ていたカズ(富田靖子)が、もしやややこができたのでは? と言ったことで、あさ自身もようやくその可能性に気がついたみたいです。
「ややこ」とは稚児と書きます。この場合は「子供」や「赤ちゃん」の意味と捉えて良いでしょう。あさが赤ちゃんを授かったということでOKかと。
あさは、加野屋の経営や炭鉱を含めて仕事がたいへん忙しかったこともあって、夫の新次郎(玉木宏)との間に子供が生まれないことを気にしていました。新次郎に対して妾を作ってはどうかと義母のよの(風吹ジュン)が言っていたくらいですから、白岡家としての大きな問題の一つでもありました。
ふゆの失恋
医者に診てもらいあさの妊娠が確認された報が、大阪の加野屋にももたらされていて、皆大喜びです。よのも正吉(近藤正臣)も、うめ(友近)や雁助(山内圭哉)も。もちろん誰より喜んでいたのが新次郎であることは言うまでもないでしょう。ただ一人、複雑な表情を浮かべていたのが、ふゆ(清原果耶)です。
ふゆは、新次郎のことを好きでい続けていたんですねぇ。新次郎は妾を取るつもりがないみたいですし、今回あさが妊娠したということで、ふゆと新次郎との距離は今まで以上に離れたと言って良いでしょう。決定的。
白蛇はんは幸せを呼びますのやで
はつ(宮崎あおい)たち眉山家は和歌山へ行きました。前回59話では、はつが白岡家にやって来て、あさとはつの2人が久々に姉妹で語り合いました。それから時は経っていて、はつには長男の藍之介(あいのすけ)ともう一人、次男の養之助(ようのすけ)がいます。「白蛇はんはな、幸せを呼ぶ言いますのやで」と藍之介に語りかけていました。生活が充実していることを示している良いセリフです。白蛇はんは、白蛇そのものと夫の眉山惣兵衛のことを掛けています。
おわりに
あさの姉・はつ(宮崎あおい)から、あさたちに届けられた手紙を読んでいた新次郎は、手紙の追伸にあさたちの母・梨江(寺島しのぶ)が自分たちを産むときに「つわり」で大変苦労した、と書かれているのを読んでしまい、居ても立ってもいられなくなったようで、とうとう自らが加野炭坑にあさを迎えに行くことになりました。うめも一緒です。あんなに凛々しい新次郎は……と正吉さんたちも驚くほど。
新次郎と一緒に九州へ行くことになったうめは、後ろ髪を引かれながら加野屋を発っていて、それを名残惜しそうに見送る雁助もまた……もどかしいです。早いところ独立させてあげたいものですが、独立をしないでも加野屋に居ながらにして二人が付き合ったり、結婚したりすることはできないものなのでしょうか? ちんたらしていたら、うめが九州で運命の出会いをしてしまうかもしれないのに。
ふゆに関しては、うめ&雁助とは異なり、彼女の片想いですから、どうにもならないでしょうね。しかし、あさの妊娠確定によって、ふゆに好意を抱き続けている亀助(三宅弘城)にとって、ふゆの失恋は大きなチャンスが巡ってきたと言っていい……のでしょうか? そもそもふゆは亀助に興味がなさそうですから……こちらも前途多難ですか。
次週予告では、加野炭坑に落盤事故が発生するみたいです。今回でも納屋頭のサトシ(長塚圭史)が何か企んでいることを、あさは気に留めていましたから、サトシが落盤事故を起こしてしまう可能性が高そうです。また、あさの子供も次週産まれるみたいです。こちらも大いに楽しみです。
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