ディスディスブログ

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朝ドラ「あさが来た」57話で、白岡榮三郎が「八代目 加野屋久左衛門」を襲名しました

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眉山栄達(まゆやま えいたつ)演 - 辰巳琢郎NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2015年12月2日水曜日放送の57話で、五代友厚からファーストペングインの話が出ていました。

 

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ヒロインの白岡あさ(波留)の嫁いだ加野屋は、義父の正吉(近藤正臣)が皆を集めて身代を譲ることを宣言していて、後継者は加野屋の三男坊である榮三郎(桐山照史)が指名されました。新次郎は分家に出ていて、後見人として榮三郎を支える、ということは以前から言われていましたが、そのとおりになります。57話で襲名披露が行われ、榮三郎は「八代目 加野屋久左衛門」として、榮三郎が加野屋の顔となりました。

襲名披露には、あさも榮三郎や正吉、新次郎(玉木宏)と並んでおり、周囲からからかわれもしましたが、呼ばれていた五代友厚(ディーン・フジオカ)からあさは加野屋の重役に相応しいと言われ、他も納得をしていた様子です。それは「蔵野炭鉱」での石炭商としての仕事ぶりが評価されてのものでもあります。

 

はつが和歌山へ

あさの姉の眉山はつ(宮崎あおい)は、旦那さんの惣兵衛(柄本佑)たち家族とともに、和歌山へ行くことになりました。先週から家族で和歌山行きの話になっており、父の栄達(辰巳琢郎)は賛成していましたが、母の菊(萬田久子)からは猛反発を受けていました。それでも何だかんだ母は子のために和歌山行きを受け入れています。最後の方は結構楽しみな様子でした。

57話では、いよいよはつたちが大阪を発つところまで話が進んでいます。正吉や義母のよの(風吹ジュン)は、自分たちは代替わりをしたから奈良へ旅行に行くと言い出し、玉利さんのところへも寄るから、我々に気にせず自由にしなさい、とあさや新次郎に心遣いをしていました。あさははつを加野屋に招待することに。

あさから招待に躊躇気味のはつに対して、惣兵衛は和歌山へ行ったらこれまでのように簡単には会えなくなるから行ってきたら良いと、送り出していました。

自分の身なりを気にするはつに対して、惣兵衛は「お前は今の身なりこそ劣ることはあっても、他にあの妹に負けているところなんて何一つなあれへんわ!」と言っていました。惣兵衛の言葉には愛がたっぷり含まれていて、それを聞いたはつも嬉しそうでした。金銭面では貧しくはありますが、心は豊かなはつたちです。

 

おわりに 

 惣兵衛と新次郎がたまに立ち寄っていた屋台のうどん屋がありましたが、うどん屋の主人は桂文珍さんが演じていたようです。57話で初めて顔出しがあったでしょうか。『あさが来た』に続いて放送されている『あさイチ』でも触れられていましたが、これまでは顔出しはなかったと思います。

栄達さんは菊の陰に隠れて目立たないことが特徴の方で、良くも悪くもマスオさんでしたが、今回の菊の説得の仕方には、マスオさんならではの腕があったように思いました。自分が他より上に立っていると思っている人に対しては、理路整然と論理的な説得をしても相手に意固地になられるだけなので、決してプライドを傷つけずプライドを保たせながら、そうかそうかと話を聞いてあげることで鬱憤を晴らしてもらう。そういう説得の仕方があるのだなぁと感心しました。

明日は、はつが加野屋を訪れて姉妹水入らずで時間を過ごすことになるのでしょう。はつの息子の藍之介も連れて行くと思いますから、2人きりとはならないでしょうけれども。いよいよ、あさにも子供ができる頃なのでしょうか?

 

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