ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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朝ドラ『あさが来た』27話で、新次郎が「巾着レーダー」で“はつ”たちの居所をサーチし、見つけていました

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NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2015年10月28日水曜日放送の27話で、新次郎とはつが出会っていました。

 

www.nhk.or.jp

 

ヒロインのあさ(波留)の姉・はつ(宮崎あおい)が嫁いだ大阪の両替屋・山王寺屋が、明治時代に入った世の中の流れに対応できず没落、夜逃げをしていまいました。借金取りから逃げるために居場所を転々としています。はつを探していたあさも、長屋で見つけることができましたが、はつはあさを避けるように長屋から逃げてしまい、その後消息がわからなくなっていました。

はつがあんなことになるまで気づいてあげられなかったことに、ショックを受けるあさです。あさの旦那さん・白岡新次郎(玉木宏)は、女房が落ち込んでいるのを前にしても、落ち込んでいても仕方がないとばかりに以前と同じく飄々としており、巾着を片手に遊びに行ってしまいます。といっても新次郎は薄情な訳ではなく、彼なりにあさのために動いているんですけどね。

新次郎は遊びに行くふりをして、あさに内緒ではつたちを探しています。綺麗な着物を着たまま、巾着の紐を持ってグルングルン回して山道を歩く新次郎というのは面白い画でしたね。その巾着はレーダーかいっていう。着物がほつれていて、あさがそれを繕う様子も描かれていましたが、旦那様の着物がどうしてほつれているかの理由まではあさは知りません。

新次郎の父・正吉(近藤正臣)にしたってそうです。五代才助(ディーン・フジオカ)の誘いで、商人の寄り合いに参加させてもらったあさは、商人たちの話を聞いているうちに世の中の流れのようなものが掴めたように感じています。あさから「お家を守るためにはおなごにも知識は必要だ」との感想を聞いた正吉は、今のあさに必要なことは、落ち込むことでも姉を探すことでもなく、商人の寄り合いなどに参加して商人としての力を付けることかもしれない、とアドバイスをくれていました。実際にあさは商人の集まりに足繁く通い質問を浴びせまくり、加野屋に戻っても帳簿を付け、夜になっても独学で勉強を進めているようです。急がば回れ。

新次郎は、今回の最後にはつと、はつの義父・眉山栄達(辰巳琢郎)が大八車を引いているところにばったり出くわしていました。大八車には野菜がたくさん積んであったでしょうか。あれは自分たちで育てた野菜なのでしょうか、それとも……。

前回、はつの旦那さんの眉山惣兵衛(柄本佑)が、母・菊(萬田久子)に対して刃物で斬りつけていました。しかし、はつが咄嗟に2人の間に割って入って、菊の代わりに斬り傷を負ってしまいます。はつは嫁いで初めて家を守ることができたと言っていましたが……確かに、身を呈して一家の崩壊を防いだのかもしれませんね。

新次郎ははつたちの居所を知って、その後どうするのでしょう。金銭的な援助をするというのがはつたちにとっての援助になるのかどうか。それと、はつたちの居所を新次郎があさに伝えるのかどうか。その辺が気になります。

 

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NHK連続テレビ小説 あさが来た 上

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