NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2015年11月4日水曜日放送の33話で、はつの子供が産まれそうでした。
ヒロインのあさ(波留)の姉はつ(宮崎あおい)は、お腹に新たな生命が宿していて、お腹も随分と大きくなっていました。はつの旦那さんの眉山惣兵衛は未だ失踪したままです。
そんなはつが、あさのいる大阪は加野屋へ顔を見せました。かつての華やかな着物ではなく、ボロボロのみすぼらしい着物姿のはつを、あさの義母である白岡よの(風吹ジュン)は顔を合わせ挨拶をしても、彼女がはつであると気づけなかったようです。
また、あさの旦那さんの白岡新次郎(玉木宏)に対して、妾(めかけ)を持つように勧めてもいました。薦めていたのは、新次郎の三味線の師匠である美和(野々すみ花)でしたか。
よのさんは、浮世離れしていると言いますか、旧態依然としていると言いますか、新時代に付いて行けていない女性で、あさのような人間から見ると古いタイプの人です。また基本的にどこか抜けていますから、今回のような言動をする、そういう役どころなのでしょう。
加野屋へ訪れたはつは、あさにあるお願いをしていました。それは、はつのお付の女中であった“ふゆ”(清原果耶)ことです。ふゆは、山王寺屋が倒産して以降も、ずっと眉山家に対して懸命に尽くしてくれていますが、良いお年頃ですからこれ以上居てもらうのは可哀想だし、子供が生まれたらもっと迷惑をかけてしまうから、ふゆを加野屋に置いてはくれないか、そしていずれは良い縁を見つけてくれないか、というのです。
家が大変で、旦那も逃げ、お腹が大きくなっているのに、自分のことではなくお付の者のことを考えている“はつ”、素晴らしいですねぇ。
もちろんあさは姉の申し出を快諾していました。あさは、本当は大変なはつの側にいてもらいたいけど、ふゆのためを思ったら……と、ふゆが加野屋で働けるよう、義母に話をするようです。それに安心をしたのか、加野屋を発とうとしたはつが……! いよいよ赤ちゃんが産まれそうです。
ふゆに関して言えば、以前に借金の取り立てなどであさの付き添いをしていた、加野屋の中番頭である亀助(三宅弘城)が一目惚れしていましたよね。大歓迎されるのではないでしょうか。気になるところは、ふゆへのよのさんの思惑ですね。あの人のことですから、新次郎の妾の候補にふゆを推すのではないかとも考えられます。ここへ来て、まさかの亀助vs.新次郎のバトル?
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