メルセデスF1のテクニカルディレクター「ジェイムズ・アリソン」は、2026年型のメルセデスのエンジンが2014年に「とても似ている」感触があると言っているようです。
レッドブルの「マックス・フェルスタッペン」の獲得を目指すメルセデスですが、この感触のよい新エンジンがフェルスタッペン獲得のチャンスを拡大するか、という情報が流れてきました。
目次
2026年型エンジンに好感触
メルセデスのテクニカルディレクター「ジェイムズ・アリソン」は、2026年からの新レギュレーションに対応した新型PUの進捗状況について、Sky Sportsに語っています。
チーム内の皆、(2014年に)とても近い感触だと言っているんだ。
HPP(メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレイン)では、これを成功させるために大規模な取り組みが行われている。
幸運にもそれをマシン後部に搭載できる幸運なドライバーの、その後数シーズンの将来を決めるからね。
我々は幸運なことに、共同代表とで開発している素晴らしい投資をすべて受け取ることができる(注:ペトロナスのこと?)。
と語っているようです。
マックス・フェルスタッペン
「マックス・フェルスタッペン」はレッドブルと2028年末まで契約を結んでいます。
現時点でチームを離れる理由はないと語ったものの、残留を公式に発表してもおらず、メルセデスが2026年にフェルスタッペンを獲得する可能性があるという噂が根強く残っています。
そしてメルセデスは、フェラーリの「カルロス・サインツ」のようなドライバーを逃す可能性があるとしても、2025年のラインナップを最終決定するまでの「待ちのゲーム」をする用意があります。
トト・ヴォルフ
サインツが2026年からアウディとなるキックザウバーへの移籍が近づいている噂もある中で、それがメルセデスの契約にどのような影響を与えるか。
メルセデスのチーム代表「トト・ヴォルフ」が、メディアからの質問に答えています。
カルロスにはF1での地位を確率しており、過去2年間フェラーリで優勝しており、豊富な経験を持っているドライバーだ。
夏から秋にかけて状況がどうなるかについて、特定の決定において妥協し、長く待つ必要があると言ったと思う。
我々にはジョージ(ラッセル)という偉大なドライバーがいる。素晴らしいことだ。
誰が彼のチームメイトになるのか見てみよう。しかし、今直ちにこの決定を下す必要はない。
とのこと。
決定を急ぐ必要はないことは、17歳のイタリア人「キミ・アントネッリ」のことを含んだ言い回しだとPlanetF1は考えているようです。
誤役御免。
感想
感想です。
というように、アリソンは2026年型PUに手応えを感じているようですね。
2014年からのメルセデスは8連覇でしたか、をして、文字通り他を圧倒していました。
あのときととてもよく似た状況にあるのだそうです。
もちろん進捗状況がよくないなどと、今の段階でメディアに言うはずがないのですが。
しかし、フェルスタッペンはそこを知りたがっているでしょうし、彼が欲しいメルセデスとしてはあのときと似ていると言う必要があるのでしょう。
でもどうなのでしょうね、PUがいくらよくても、それだけでフェルスタッペンを惹きつけられるかは微妙です。
というのも、今年のメルセデスはPUよりむしろシャーシ側にこそ問題があるように見えるからです。
そこも解決させないと、フェルスタッペンの気持ちは動かせないのではないか、と私は思います。
そのためにもニューウェイも獲ってしまうことが最善手な気もします。
しかしそれはそれで、アリソンもいる中でニューウェイを獲ってしまったらアリソンはどう思うか、権力闘争的な意味で別の問題浮上しそうで難しいところですね。
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おわりに
ということで、メルセデスは2026年型エンジンに好感触を得ており、それがフェルスタッペン獲得の可能性を高める可能性があるという報道について感想を書いた記事でした。