先日『NHK FM』の番組『歌謡スクランブル』に「ZARD作品集」の放送がありました。
何だか無性に懐かしくなり、聴き逃しを何度も聴き返しています。
個人的なZARDのシングル曲ベスト3など、感想を書いています。
目次
ラジオが流行る
2020年に入ってから私の中でラジオが流行っています。
このラジオ流行りは何年かに一度やって来ます。
ブームがやって来て、しばらく聴いては波が収まる。
何年かラジオを一切聴かずに過ごし、またブームが来る。
この繰り返しです。
2020年1月の中旬に入ろうという頃から再びブームがやって来ました。
ラジオは掃除をしたり筋トレをしたりしながら、作業の邪魔を聴くことができるので便利ですね。
ブームが来てそろそろ2ヶ月になろうとしています。
今のところブームが去る気配はありません。
『radiko』
ラジオは『radiko』と『NHKラジオ らじる』で聴いています。
『radiko』とはインターネットでラジオを聴くことができるサービスです。
私は持っている「iPod touch 6」に『radiko』のアプリを入れて聴いています。
PCからでも聴くことは可能ですけど、家の中でも持ち運びが楽な「iPod touch」で聴いています。
『NHKラジオ らじる』はアプリ版『らじる★らじる』ではなく、NHKラジオのwebサイトを訪問して聴いています。
インターネット経由で聞く場合は「聴きのがし」で利用します。
リアルタイムの放送はラジオから聴くようにして。
タイムフリー
今回のラジオ流行りはまだしばらく消えそうにありません。
消える気配もない。
消えそうにない理由を考えてみると、radikoの「タイムフリー」機能のおかげかなと思い至りました。
2016年（平成28年）10月11日正午に開始したサービスで、実証実験と位置付けられていて過去1週間の番組を無料聴取可能にした
radikoのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
ラジコのタイムフリー聴取機能は、過去１週間以内に放送された番組を聴くことができます。
番組内容やCMは、過去のものになりますので、ご注意ください。※特定のタレント出演番組やスポーツ中継など一部聴取できない番組があります。
※聴取を開始してから24時間以内であれば、合計3時間まで、いつでも聴取することができます。
radikoのwebサイト内の説明は上記引用部のように書かれています。
ご覧のとおり、radikoには過去1週間の番組を放送後にも聴くことができる機能がついているのです。
条件付きではあるものの。
このタイムフリー機能のおかげで、聞き逃した番組が放送時間が重複する番組、番組で聞き逃したトークを、期間限定ではあるものの、聴きたいときに聞き返すことができるようになりました。
好きなときに聴くことができる、このタイムフリー機能は個人的には画期的でした。
ラジオに私の生活リズムを合わせる必要がなくなったことで、私にとってラジオがより身近な存在になっています。
ラジオを購入
2020年にラジオ流行りが来てからしばらく経ち、比較的安価な「ラジオ」を購入しました。
それ以来ラジオはリアルタイムで聴いています。
『radiko』は主にタイムフリーで聴きたいときに使うようになりました。
NHK FM『歌謡スクランブル』
先日『NHK FM』の『歌謡スクランブル』を聴きました。
歌謡スクランブルは私が普段から聴いているラジオ番組の1つです。
演歌が題材になっている回、扱う音楽があまりに古い回、逆に音楽が新しすぎる回は聴かないです。
そういう回はままあるので、聴いている回数は多くないと思います。
ZARD作品集
歌謡スクランブルで「ZARD作品集」が組まれました。
初回放送は2022年8月6日土曜日。
ZARDの思い出
ZARDの思い出。
ZARD（ザード）は、日本の女性歌手・坂井泉水を中心に結成された音楽ユニット[3]。1991年始動。芸能事務所はSENSUI。レコード会社はビーイング、レーベルはB-Gram RECORDS。
（略）
1990年代に女性ボーカルアーティストとして最も多くのCDシングル売上げ枚数を記録しており、シングルでは『負けないで』『揺れる想い』『マイ フレンド』がミリオンセラーとなっている[5]。また、アルバムでは1992年発売の『HOLD ME』から1999年発売の『ZARD BEST 〜Request Memorial〜』まで9作が連続でミリオンを達成しており、史上最多記録である（オリコン調べ）。
ZARDのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
メインは1990年代ですよね。
実は90年代当時、私はZARDにほとんど興味がありませんでした。
ZARDに限らず邦楽全般に強い興味はなかったと思います。
邦楽の音楽番組こそ観ていましたけど、CDを買ったりライブに行ったりという行動には移さなかったですね。
特にZARDなどビーイング系は、CDをほとんど持っていなかったと思います。
夜遊びが楽しすぎたり、既に洋服が好きでしたからそちらにお金を使ったりしていたのでしょうか、はっきり覚えていないです。
それでもZARDのシングルはほぼ知っています。
当時は音楽番組がたくさんありましたし、街にも音楽が溢れていましたから、あえてCDなどを購入せずとも音楽を聴く機会がたくさんあったのです。
勝手に目に、耳に入っていました。
ZARDはテレビ出演こそほとんどなかったものの、ランキング番組の上位に頻繁に顔を出していて、ミュージックビデオ込みで週に何度も見聞きしました。
なのでZARDのことをよく知らないけどよく知っているバンドという印象です。
ヴォーカルの「坂井泉水」さん。
既に故人ですけど、美しさと儚さをもつ方でした。
ZARD Forever Best~25th Anniversary~
感想
で、今回の『歌謡スクランブル』の「ZARD作品集」です。
目当ての曲があった
聴くまで、もう何十年としっかりとZARDの曲を聴いていなかったものですから、放送を楽しみにしていました。
90年代に大して興味がなかったはずなのに。
「目当ての曲」があったのです。
ZARDのシングル曲の中でもある2曲がとても好きで、それを聴くことができるから、どうしても聴きたいなと。
番組サイトに紹介曲のリストが掲載されていて、そちらを確認したところ2曲ともあり、私の中で聴取は義務になりました。
もう少し あと少し…
私がどうしても聴きたかった曲の1つは「もう少し あと少し…」です。
1993年9月4日リリースの9枚目のシングルだそう。
ああ、画像の坂井さん、懐かしすぎるこのショット。
そう言えばこういう写真ありましたね。
いやぁ好きなんですよね、この曲が。
私が知っているZARDの曲の中で1番です。
マイナー調の曲が好きな私の好みのど真ん中にきます。
特にサビですね。
少し歌謡曲感があるように私には聴こえますけど、それもまた詞や坂井さんの声と合っていて、寂寥感がどんどん増していきます。
放送を聴き逃しで何度も聴いています。
中でも「もう少し あと少し…」はさらに一番聴き返しています。
放送から9分くらい経ったところから曲がスタートする、と時間を覚えているくらい。
永遠
もう1曲、どうしても聴きたい曲がありました。
それは「永遠」です。
1997年8月20日リリースの、22枚目のシングル。
こちらは歌詞と曲と、MVの印象が強く紐付けられています。
まっすぐに続く海外の、おそらくアメリカの道路、ロード、その脇にオープンカーでしたっけ、それを坂井さんが運転している様子だった記憶です。
CDジャケットは、停めて赤い服を来た坂井さんが風に吹かれながら佇んでいる写真だったような。
上の画像がその記憶に合致するもの。
曲を聴くたびに、君と僕の間に永遠はあるのかなと詞が耳に入るたびに、私の脳内には永遠を象徴するそのまっすぐな道が再生され、その都度ゾワゾワっと鳥肌が立つくらいの感動を覚える曲です。
先ほど「もう少し あと少し…」が、私の中ではZARDの曲の1番好きな曲と書いています。
ですけどこの「永遠」も大好きで、やっぱり1位なんですよね。
同率1位。
3位が難しい
「もう少し あと少し…」と「永遠」が私的ランキング同率1位。
その次の3位を決めるのがとても難しいです。
候補はあります。
「この愛に泳ぎ疲れても」と「Don't you see! 」と「揺れる想い」です。
「この愛に泳ぎ疲れても」は「もう少し あと少し…」に近い歌謡曲感があるので、当然私の好みです。
「Don't you see! 」はMVが印象的でした。
上の写真もそうですけど、MVもニューヨークのタイムズスクエアなどで撮影されていたかと思います。
七変化的にいろいろな衣装を着ていたような。
そもそもテレビ出演がほとんどない方々でしたから、どのような人なのか、人物像がまったくと言っていいほど見えない中で、坂井さんが活発に動いているだけで何だかとても新鮮に映った記憶です。
あ、本当に実在する人なんだと。
「揺れる想い」は『ポカリスエット』のCMでしたよね。
「一色紗英」さんが出演していたような。
当時はポカリと言うとZARDのイメージがありました。
よく使われていたのでしょう。
その青春の儚さ、夏の儚さが懐かしくて、好きな曲です。
この3曲が3位。
こちらも同率3位でよい気がします。
「負けないで」や「マイ フレンド」、「心を開いて」などが世間では人気でしょうか。
ZARD作品集を聴いて評価が上がった曲
今回の「ZARD作品集」を聴いて評価の上がった曲が1つあります。
それは「こんなにそばに居るのに」です。
当時の私はあまり聴かなかった曲の一つで、今回の放送を聴くまで完全に失念していました。
曲を聴くと、そのドラマチックでスリリングな曲調が、私のイメージにあるZARD像からかけ離れていて、それがかえって新鮮に聴こえました。
よい曲だなぁ。
同率3位に食い込むくらいの位置にいます。
歌詞に「Loving you」とありますが、坂井さんは「ラビンユー」と歌うのですよね。
「ラビ（小さいン）ニュー」とつなげて発音せず、分けて発音しています。
その発音の仕方に坂井さんの性格が表れているようで、曲の中でも好きな箇所です。
ZARD好きかも
と言いますか、ここまでくると私はZARDが好きなのかもしれません。
無自覚だっただけで、当時から好きだったのでしょう。
アルバムを聴いてみたくなりました。
ベスト盤は個人的に魅力を感じられないのでオリジナルアルバムを。
まず買うとしたら「もう少し あと少し…」が収録されている『OH MY LOVE』でしょう。
聴いてみてはいかがでしょう
『NHKラジオらじるらじる』には「聴き逃しサービス」があります。
放送から一週間は何度でも聴くことができます。
記事作成現在、放送から一週間経っていませんから、まだまだ期限内です。
この記事を読んで気になった方はぜひ聴いてみてはいかがでしょう。
おわりに
ということで、ラジオの『歌謡スクランブル』で「ZARD作品集」が放送され、懐かしく聴いたことを書いた記事でした。
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