古本屋で漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の4巻を購入しました。
4巻では気になる「あいつ」が登場しました。
読んだ感想などを書いています。
目次
ガンダムが好き
『ガンダム』が好きです。
ですがヘビーなファンではないですし、観た作品も主に初期か最近のものに偏っています。
ファーストは子どもの頃に再放送で、ΖとZZはリアルタイムで観ました。
映画の逆襲のシャアはテレビで放送されたときに観ました。
OVA作品は、後にTOKYO MXで再放送された0080 ポケットの中の戦争と0083 STARDUST MEMORYを観ました。
第08MS小隊も観た気はしますけど、内容をはっきりとは思い出せないです。
最近ではUCやGレコ、鉄血、ビルドファイターズ、THE ORIGINはテレビで観ました。
漫画は『THE ORIGIN』の1〜14巻までと、近藤和久さんの『機動戦士Ζガンダム』を所有しています。
子どもの頃に『コミックボンボン』を購入していて『プラモ狂四郎』が大好きでした。
ゲームはPS2の『ガンダム戦記』や、アーケードで『連邦vs.ジオン』をプレイしたくらい。
その程度のガンダム好きです。
『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』
カドカワコミックス・エースの単行本『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』は、初めに2巻を買ってその次に1巻、3巻と購入しました。
上にリンクを貼った記事がジョニー・ライデンの帰還の2巻と1巻を購入したことを書いたものです。
『ブックオフ』でたまたま本作の2巻が108円で売られていて、興味を惹かれて購入したことがきっかけです。
2巻を購入してから数カ月後に、ブックオフに今度は1巻が108円で売られていたので購入し、3巻、4巻と買い進めています。
ジョニー・ライデンの帰還の4巻を購入
今回紹介するのは『ジョニー・ライデンの帰還』の第4巻です。
4巻の表紙。
表表紙は4巻になって初めて主人公の「レッド・ウェイライン」ではない人物です。
この人は……!!
裏表紙は「GMナイトシーカー」。
表表紙に写っている機体と同じです。
表表紙に写っている、見覚えのある金髪の男性がナイトシーカーに乗って戦っていました。
『ブックオフ』で購入
購入した店はいつものとおり、中古本販売チェーンの『ブックオフ』です。
近ごろはブックオフを見かけては立ち寄り、未読巻が売られていないかをチェックしています。
価格
価格は100円でした。
100円じゃない買えないという。
ジョニ帰4巻の感想
『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』第4巻の感想です。
「ヴァースキ」中隊長
4巻は先ほども紹介した、表紙の金髪の男が全てをかっさらって行った感があります。
彼の名前は「ヴァースキ」と言います。
連邦軍の特殊部隊なのでしょうか、「ナイト・イエーガー」隊の中隊長を務めるMSパイロットです。
ヤ○ンにそっくり
ヴァースキは褐色の肌に金髪をリーゼント的に上げていて、眉毛がなく、目付きが悪い鋭い外見をしています。
それだけでなく、画像のように胸の中央には亀のタトゥーまで彫られています。
ZやZZに登場した「ヤザン・ゲーブル」そっくりです。
そっくりというかそのものです。
RX-139
ヴァースキは4巻で、過去に宇宙で戦った経験があることや「RX-139」に乗っていた、と自ら語っています。
ヴァースキが語った「RX-139」とは、Zに登場したティターンズの可変モビルスーツ「ハンブラビ」のことです。
可変モビルアーマーでしたっけ?
憎ったらしいほど強かった機体ですね。
海のエイを想像させる外観で、可変の機構はごくシンプル。
放送当時は特別好きではない機体でしたが、大人になった今は合理的な可変機構がかえってリアルさを持っているようで、好きな機体です。
海ヘビ
4巻でヴァースキは「ユーマ・ライトニング」の乗る青いゲルググと戦闘をしました。
戦闘中に「海ヘビ」を使用しています。
画像がそのシーンです。
海ヘビとは明言していないものの、ビジュアルは間違いなく海ヘビのそれ。
Zで、ハンブラビに乗ったヤザンが、カミーユたちエゥーゴのMSに対してしばしば用いた武器が画像の「海ヘビ」です。
海ヘビはグフの「ヒートロッド」の発展版とも言える武器。
ワイヤーを飛ばして対象に巻きつけた上で高圧電流を流し、対象の動きを止めます。
機体ではなくパイロットを気絶させることが主目的だったでしょうか。
海ヘビはヒートロッドとは異なり、腕部に仕込まれているでもなく、ワイヤーが極細のため視認しにくいのでしょう、なかなかに実戦的な武器と思います。
ヤザンが使ってきた海ヘビを、ジョニ帰4巻でヴァースキも用いていたと。
ヴァースキが強いし有能
ヴァースキは強かったです。
キマイラ隊の、おそらく強化人間と思われるユーマに勝ちました。
トドメを刺す前に、ジャコビアス・ノードでしょうか、邪魔が入って倒しきれなかったようですが。
あの強さはやっぱりヤザンですよね。
オールドタイプ最強の一角。
今回戦ったフィールドは、環境改善プラントとして使われている人工島です。
ほぼジャングルで、地面が一部湿地のような腐葉土化している場所もありました。
ヴァースキは隊員のことまで目を配り、的確に指示やアドバイスを送っている様子がありました。
MSの操縦だけでなく部隊の指揮官としても有能なようです。
思えば、ヤザンもダンケルとラムサスを率いて、Z世界における「黒い三連星」よろしく、抜群のチームワークを見せていましたね。
当時から個人戦だけでなくチーム戦でも優秀でした。
正体はやはり、という。
GMナイト・シーカー
ヴァースキが乗っていた機体が、表紙にある「ジム・ナイトシーカー」です。
- 機体名称「GM NIGHT SEEKER」
- 型式番号「RGM-79V」
ナイトシーカーは「一年戦争末期に地上戦での戦術的多様性を確保するために開発された特殊戦用の一機種」とのこと。
説明文を読む限りはファーストに登場したジムの特殊戦用ですか。
ジョニ帰はU.C.0090と、ZZと逆シャアの間の物語みたいですから、ナイトシーカーは「ジムⅢ」の発展型になるかと思っていました。
もっと前に開発された機体のようです。
しかし、画像のガンペリーシギントから降下しているシーンの、ヴァースキの乗るナイトシーカーの脚部などを見ると、もう1つ上に描かれたナイトシーカーとはデザインが異なります。
なので、ヴァースキが乗っている機体は、ジムⅢがベースにあるナイトシーカーかもしれません。
ナイトシーカーは、胸部にある巨大スラスターにあるように、空を飛ぶガンペリーなどから降下して敵部隊に強襲を行うための特殊機体のようですね。
ナイトシーカー、カッコイイなぁ。
ガンペリー強襲型
ナイトシーカーを搭載して飛んでいたガンペリーも、ファーストで登場したガンペリーではなく改修された「強襲型」だそう。
MS支援能力や飛行能力の強化、滞空性能と機動性能の向上が図られ、観測・偵察機器も乗せられ、上空から地上にいる僚機に対して情報送信を行う役割を担ったということです。
いやぁ、こういうファーストのアニメでは目立たなかった航空機などの機体に脚光を浴びせて、設定の補足をするところが『ジョニー・ライデンの帰還』の良いところですね。
面白いです。
おわりに
ということで、『ブックオフ』に『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の4巻が108円で売られていたので、買って読んでみた記事でした。
5巻を早く読みたい。
100円でなくても買ってしまいそうな勢い……危険。

機動戦士ガンダムMSV‐R ジョニー・ライデンの帰還 (4) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: Ark Performance,サンライズ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/03/23
- メディア: コミック
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