ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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ヴィンテージ食器『ファイヤーキング (Fire-King) 』1960年代の「キャメロットマグ」を発掘しました。デボス処理と白地に赤色のグラデーションがかわいいです

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昨年2018年末に大掃除をしていたところ、ヴィンテージ食器「ファイヤーキング (Fire King) 」のマグがいくつか「出土」しました。

今回はその一つ「キャメロットマグ」を紹介します。

 

目次

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ファイヤーキングとは何か?

ファイヤーキング (Fire King) 」とは何?についてです。

 

アメリカ合衆国オハイオ州ランカスターに本社のあるガラス製造メーカー、アンカーホッキング社 (Anchor Hocking) が製造していた耐熱ガラスを使用した商品のブランドの1つである。

 

- ファイヤーキング - Wikipedia

ファイヤーキングのWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

ファイヤーキングのロゴを使用した商品は1940年に製造が開始され1976年に終了している。

 

現在は、2011年より『ファイヤーキングジャパン社』を設立し、日本を中心に製造、販売を行っている。

 

前出のWikipediaには上記引用部のようにも書かれています。

日本で生産されているのですね。

う〜ん、でもアメリカ生産だからこそ価値があるような。

 

それと以前、ブラジルで生産が再開されたとか何とか聞いたことがある気がしますけど。

気のせいかもしれません。

 

fireking-japan.com

 

『Fire-King Japan オフィシャルサイト』というWebサイトもあるのですね。

かなり詳しく情報が載っていました。

このブログ記事で私の薄っぺらい知識を読むより、オフィシャルサイトをご覧になった方が良いと思います。

 

Fire-King「キャメロットマグ」

私が今回発掘したファイヤーキングは「キャメロットマグ (Camelot Mug) 」と呼ばれる型のマグです

 

マグとはいわゆる「マグカップ」のこと。

マグカップは和製英語で、本来「マグ (Mug) 」だけでマグカップの意味になるはず。

「取っ手の付いた筒状のカップ」ですね。

 

キャメロットマグ

画像が発掘されたキャメロットマグです。

マグ全体に、規則正しく円状のデボス処理が施されている点が、キャメロットマグの特長になります。

デボスとは「凹ませる」こと。

 

色は白地に赤色が吹きつけて着色されているようです。

良い感じのグラデーションで、個人的に大好きな型と色合いです。

 

発掘の経緯

どのように発掘されたかといいますと、2018年の年末に家の大掃除をしていたところ、洋服が入ったダンボールの中からコイツが出てきました。

 

結構昔の話になるのですが、今住んでいる家に引っ越しをしたときに、ダンボールにマグを入れたまま眠っていたようです。

そういえば、そのダンボールは引っ越してから一度も開けていないかも……。

病気になったり家に引きこもったりするようになってから、洋服を探す必要がなくなっていたのですねぇ。

引っ越すときに、マグが割れることを防止するために洋服と洋服の間に入れて、洋服を緩衝材代わりにしたのでしょう。

覚えていないですが。

 

昔、元気だった頃は、洋服も雑貨も、それはもうたんまりと買っていました。

なので今回のキャメロットマグはその中で埋もれていて、最近まで存在をすっかり忘れていました。

どこで買ったものだったか値段はいくらだったか……忘却しています。

 

キャメロットマグを見てみる

今回出土したキャメロットマグを見てみましょう。

 

サイズ感

サイズ感や形状を見てみましょう。

 

キャメロットマグ1

真上から見下ろすと画像のようになります。

「ミルクガラス」 ならではの柔らかな乳白色、素晴らしい。

サイドの厚みもよくわかりますね。

 

キャメロットマグ3

キャメロットマグ2

手に持った方がサイズ感がわかりやすいですね。

なので持ってみました。

特別大きいわけでも小さいわけでもない、よく見られるマグのサイズで、成人男性(私)の手には持ちやすいサイズ感です。

 

キャメロットのサイズは「H87×D78×W110ミリメートル」とのこと。

H (Height) は高さ、D (Depth) は奥行き、W (Width) は横幅の意味。

 

円状のデボス加工による凸凹感もおわかりいただけるでしょうか。かわいい。

ボトムがキュッと絞られているのも特長の一つです。

 

ボトムスタンプ

マグの底裏面にある「ボトムスタンプ」を見てみましょう。

 

キャメロットマグ4

画像上から「ANCHOR HOCKING」、アンカーマーク、「Fire-King」、「WARE」、「MADE IN U.S.A.」の刻印を確認できます。

 

キャメロットマグ5

少しわかりにくいので、色を排除して白黒にしてみました。

こちらの方が見やすいでしょうか。

 

このタイプは1960年代中期です。

 

例えば、これにアンカーマークがない場合は1950年代の可能性が出てきますし、「WARE」部分が「OVENWARE」だったり「OVEN-PROOF」と刻印されていれば1976年まで範囲が広がります。

 

コーヒーを淹れてみた

キャメロットマグにコーヒーを淹れてみましょう。

 

と言いたいところですけど、記事作成時点で撮影していません。

用意しようとしていたのに、すっかり忘れていました。

これが私クオリティ。

 

撮影したら載せます。

申し訳ありません。

 

コーヒー淹れた

コーヒーを淹れてみました。

画像のコーヒーの量は120ミリリットルです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

100円ショップの『セリア (Seria) 』で購入したドリッパーとペーパーフィルターで、ハンドドリップしてみました。

 

コーヒー淹れた3

ファイヤーキングなど耐熱ガラス製のマグの良いところは画像ですね。

画像のように中に液体を入れると外から中が透けて見えることです。

 

コーヒー淹れた2

持ち上げて日にかざしてみました。

画像のように下部分が濃く、上部分が薄くなっていますね。

はっきり見えるわけでもなく全く見えないでもなく。

このステンドグラス感がたまらない。

キャメロットマグいいですねぇ。

 

過去に紹介した食器たち

手持ちのヴィンテージ食器や家具、古着はお金が特にないときに、その多くを処分してしまいました。

処分といっても捨てたのではなく、売ったという意味です。

 

dysdis.hatenablog.com

 

以前、当ブログで『ファイヤーキング』と同じアメリカ『コーニング (Corning) 』社製の「ネイビー・ボウル (Navy bowl) 」を紹介しています。

上にリンクを貼った記事がそれ。

同じ『コーニング』社の「コレール (Corelle) 」のうち「スプリング・ブロッサム (Spring Blossom) 」のカップも、同じ記事で紹介しています。

 

『ファイヤーキング』でいうと、黄色の「Dハンドルマグ」も持っていました。

しかしこちらは落として割っていますね……もったいない。

ジェダイ・シリーズの「エキストラヘビーマグ」も1個あった気もしますが……どこかに行ってしまいました。

 

注意点

ヴィンテージのファイヤーキングを扱う上での注意点があります。

 

ファイヤーキングに限らず、耐熱ガラス製のヴィンテージ食器については、生産された時代的に「電子レンジ」が一般家庭に普及する前に設計・製造された可能性があります。

ですから電子レンジで使うことを想定されていないでしょう。

 

耐熱容器といえども電子レンジの使用は控えた方が良いと思います。

 

実は私は電子レンジで温めた経験があります。

レンジ使用している最中にマグが割れることはありませんでした。

しかし、たとえ1回や2回レンジに使っても大丈夫だったとしても、壊れる危険がないわけではないので、使用は避けた方が無難です。

 

「自動食器洗い機」も同様に使用しない方が良いかもしれません。

自宅に食洗機がないのでこちらは試したことがないです。

 

おわりに

ということで、ファイヤーキングのキャメロットマグが家から出土したよの記事でした。

 

今回紹介しているキャメロットの他にもいくつか見つかりましたから、いずれブログで紹介しようと思っています。

まだ探索していないダンボールがあるので、もしかしたらそちらにも眠っているかも?

 

ファイヤーキングハンドブック (Neko mook (788))

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