Eテレの人気番組『2355(ニーサンゴーゴー)』と『0655(ゼロロクゴーゴー)』のコラボレーション、2018年から2019年の年越しに放送された『2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル 2018-2019』にて、人気の歌「だじゃれソングシリーズ」の新曲が公開されました。
目次
- Eテレ『2355』『0655』
- 2355-0655年越しをご一緒にスペシャル2018-2019
- だじゃれソングシリーズ
- 【0655・2355】かなりくるしい だじゃれDE一年間
- だじゃれソングシリーズの作詞・作曲
- 「だじゃれDE一年間」の歌詞
- おわりに
Eテレ『2355』『0655』
Eテレの『2355』と『0655』がどのような番組かを説明しておきましょう。
きょうの終わりにほっとひといき。
『2355』は、見ると気持ちよくリラックスできる、
おやすみ前にぴったりの5分番組です。
『2355』の番組公式Webサイトにはこのように書かれています。
平日23:55-00:00にEテレで放送される5分のミニ番組です。
0655は、1日のはじまりをつくる5分番組。
「日めくりアニメ」「おはようソング」などの楽しいコーナーで、あなたを送り出します。
『0655』の公式Webサイトにはこのように書かれています。
平日06:55-07:00に、同じくEテレにて放送されている5分のミニ番組です。
言わずもがなの人気番組。
2355-0655年越しをご一緒にスペシャル2018-2019
毎年、12月31日の大晦日から1月1日の元日の年をまたいで放送される、『2355』と『0655』のコラボレーション特番「年越しをご一緒にスペシャル」が、2018年12月31日23:45から2019年1月1日00:10にかけても放送されました。
番組のタイトルは『2355-0655年越しをご一緒にスペシャル2018-2019』です。
今年もやります、『年越しをご一緒にスペシャル』!! 新年の運をキャッチする「新春たなくじ」はもちろん、いのしし年のえとソング、大人気シリーズの新作「だじゃれDE一年間」、爆笑問題がおくる驚きのワークショップ、「BAR仮説」の特別など初お目見え尽くし!
出演:爆笑問題
声:ロッチ、石澤典夫、稲塚貴一 ほか
録画データの番組説明にはこのように書かれていました。番組の概要は引用部分のとおりですね。
私が大好きなコーナー「BAR仮説」は、舞台がいつものBARではありませんでした。
コーナータイトルは「2355 こたつで仮説」。
大晦日の晩、いつもの2人が、メガネを掛けた方(ロッチ・中岡さん)の家に集まって、コタツに入って温まりながら・晩酌をしながら・お節料理を食べながら仮説でした。
「尾道の渡し船」の特別版「尾道の渡し船 Special ver.」が流れたり……
2019年の干支である亥年にちなんだ「えとソング」の「オレ、いのししだし!」も初お披露目されました。
だじゃれソングシリーズ
『2355』や『0655』では「だじゃれソングシリーズ」という歌があります。
過去の当ブログの記事を見ると2017年4月3日が初公開されたようですが、「0655 だじゃれDE一週間」が人気のある曲であることは、番組の中でもたびたび紹介されていました。反響が大きかったのでしょう。
1年以上経った2018年9月3日からは、だじゃれソングシリーズ第2弾として「だじゃれDE一週間 ちょっとくるしいフランス語編」が公開されました。
そして、2018年12月31日の大晦日に放送された『2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル 2018-2019』で、だじゃれソングシリーズ第3弾となる「【0655・2355】かなりくるしい だじゃれDE一年間」が公開されました。
番組内で年越し特番の予告が入るようになってから、「だじゃれソングシリーズ」の新作が登場することは示唆されていましたから、今回は「まさか」ではなかったですか。
【0655・2355】かなりくるしい だじゃれDE一年間
だじゃれソングシリーズの第1作「0655 だじゃれ DE 一週間」の内容は、一週間の曜日を駄洒落にしたものです。
曜日といっても、「月曜日」「火曜日」「水曜日」「木曜日」「金曜日」「土曜日」「日曜日」の七曜日を「Monday」「Tuesday」「Wednesday」「Thursday」「Friday」「Saturday」「Sunday」と英語に直したものを駄洒落にしています。
例えば「月曜日がはじマンデー」とか「火曜日あいさつ『ちーす』デー」とかです。そして「一週間がんばるでー!」とシメます。
第2作の「だじゃれDE一週間 ちょっとくるしいフランス語編」は、七曜日をフランス語に直したものをダジャレにしています。
月曜日が「lundi(ランディ)」で火曜日が「mardi(マルディ)」、水曜日が「mercredi(メルクルディ)」、木曜日が「jeudi(ジュディ)」、金曜日が「vendredi(ヴァンドルディ?)」、土曜日が「samedi(サムディ)」、日曜日が「dimanche(ディモンシュ?)」ですか。
例えば「月よう ダッシュだ 止まランディ」とか「火ようび 信号 止マルディ」とか「水よう ふとんをメクルディ」とか、フランス語の曜日を使ったダジャレが一通り紹介された後に、「そんな感じで今週もs'il vous plaît(シルブプレ〜 )」などと言ってシメるのですね。
だじゃれソングシリーズ第3弾の「【0655・2355】かなりくるしい だじゃれDE一年間」は旧暦の月を駄洒落にしています。
第3弾にして初めて日本語の駄洒落ですね。意外にも。
だじゃれソングシリーズの作詞・作曲
だじゃれソングシリーズの新作「【0655・2355】かなりくるしい だじゃれDE一年間」の作詞や作曲、歌、アニメーションを担当した人は誰なのでしょう?
観ていた限りでは、『2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル 2018-2019』内では紹介されていなかったのでわかりませんでした。
- 作詞:うえ田みお
- 作曲:近藤研二
- うた:丸山もち男とダジャソング男声合唱団
- アニメーション:うえ田みお
過去2作品の作詞と作曲、歌、アニメーションは上記のとおり同じ方々だったと思いますので、おそらく今回も同じかなと思っています。
「だじゃれDE一年間」の歌詞
「【0655・2355】かなりくるしい だじゃれDE一年間」の歌詞を紹介します。
全てを書き出してしまうのはあれなので書かなですけど、基本的には先ほども書いたような「旧暦の月」を駄洒落にしています。
旧暦の月を書き出しますと、「睦月(むつき)」「如月(きさらぎ)」「弥生(やよい)」「卯月(うづき)」「皐月(さつき)」「水無月(みなづき)」「文月(ふみづき)」「葉月(はづき)」「長月(ながつき)」「神無月(かんなづき)」「霜月(しもつき)」「師走(しわす)」になります。
歌詞は、例えば「1月は拝むつき」とか「2月に降るのは雪さらぎ」とか「3月卒業イヤイヤよい」とか、曲タイトルに書かれているように「かなり苦しい」駄洒落が続いていました。
2月なんて「雪さらぎ」では何を言っているのか、意味が全くわからないですからね……。
曲の間奏(?)では、旧暦の月だけでなく放送されていた大晦日に関する「五・七・五ダジャレ」も披露されていました。
「大みそか ラーメン食べて おお、ミソか」と。
最後に「そんなかんじで 来年も よろしくね〜!」とシメていました。相変わらずシマっていないのですが。
おわりに
ということで『2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル 2018-2019』の、だじゃれソングシリーズの第3作となる新曲についての記事でした。
こんな苦しい駄洒落ばかりの曲を公共放送で流してしまう・やり切ってしまう強さが、ある意味うらやましいです。