Eテレのミニ番組『2355(にーさんごーごー)』の、2018年10月15日月曜日の放送から新曲が披露されています。
曲名は「尾道の渡し船(おのみちのわたしぶね)」です。
目次
Eテレ『2355(にーさんごーごー)』
きょうの終わりにほっとひといき。
『2355』は、見ると気持ちよくリラックスできる、
おやすみ前にぴったりの5分番組です。
公式Webサイトに乗っている番組の説明はこのように書かれています。
『2355』は月曜日から金曜日、平日23時55分から始まる5分間のミニ番組です。
1日の終わりに放送される番組になります。
新曲「尾道の渡し船」
『2355』の、2018年10月15日月曜日の放送分から新曲が披露されていました。『2355』で新曲というのは久しぶりな気がします。
曲タイトルは「尾道の渡し船」です。
- 「尾道の渡し船」
- うた:安部勇磨
(never young beach ) - 作詞:貝塚智子・佐藤匡
- 作曲:近藤研二
- 撮影:佐藤匡
貝塚さんと佐藤さんは「ねこのうた」でお馴染みですね。
近藤さんも色々な曲を担当していらっしゃるので、『2355』と『0655』を観たことがある方なら近藤さんが手がけた曲を聴いたことが必ずあるはずです。そのくらいのお人。
バンド『never young beach』
never young beach | Official Web Site
曲を歌っているのはバンド『never young beach(ネバー・ヤング・ビーチ)』の「安部勇磨」さんです。
安部さんは『0655』ですと「こたえはいつも3!」という曲を歌っていらっしゃいました。
「尾道の渡し船」の歌詞
「尾道の渡し船」の歌詞です。
歌詞の一人称が尾道の渡し船そのもので、船視点で話が続いていきます。
といっても、内容は尾道の渡し船の紹介だったり、尾道水道の紹介だったり、尾道の紹介だったりなので、例えば船を擬人化して、船ならではの悩みがあるという話ではありません。
渡し船は「向島(むかいしま)」までを片道3分の道のりを日々行き来しているとか、運賃は大人60円で自転車の方はプラス10円とか、「1円ぽっぽ」と呼ばれているとか、そういうことです。
尾道の渡し船に関しては、尾道観光協会の情報サイトや市の港湾振興課のページに色々と書かれています。
「ぼくなつ4」と「時かけ」を思い出す
新曲『尾道の渡し船』はのんびりとしていて、瀬戸内の雰囲気が伝わってくる良い歌です。
そして歌と一緒に画面から流れてくる尾道の映像がまた良いのですね。時間がゆっくり流れている感じがします。
映像を見ていると、PSPのゲーム『ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」』を思い出します。
『ぼくなつ4』はまさに広島の尾道や向島が舞台となっているゲームです。
ゲームには、今回の渡し船のような市民の足となっている「風の浦汽船所属 第75尾後丸」が登場し、主人公の「ボク」もお金を支払えば、帰りは支払わなくても(?)乗ることができます。
船はゲームの方が大きいでしょうか。
船の船長の「75号」はボクくんのことを「クソガキ」呼ばわりして、始めは嫌われているのかなと思ってしまいますけどそんなことはなく、ボクに釣り竿を貸してくれたり、夜に家に遊びに行けば悪態をつきながらも毎晩話に付き合ってくれたりする、とても良い人です。
ただ、ボクくんも75号には初日から悪態をつくので……行儀の良くない子。
75号のCVは「ぼくなつ」シリーズではお馴染みの「ダンカン」さん。
『ぼくのなつやすみ4』のゲームは手元にあるのでまた始めからプレイしたくなってきました。
でもまぁ始めたとしても、虫相撲とモン消し相撲に時間を取られすぎて面倒になってしまうんですけどね……。
マップも少々広すぎますし、もっと簡単でいいのにとプレイするたびに思います。
行ったことがないのであれですけど、瀬戸内の雰囲気は伝わってくるので、気になる方は是非プレイしてみてください。
それと、「原田知世」さんが主演した映画『時をかける少女』も思い出します。
私は原田知世さんの『時をかける少女』は3年ほど前に初めて観ました。
存在はもちろん知っていたのですが、角川系は敬遠していたのです。
まぁ面白かったです。内容が面白かったこともあるのですが、昭和の風情がしっかり描かれているように感じられて良かった思い出があります。
おわりに
ということで新曲「尾道の渡し船」についてでした。
飽きが来にくいタイプの曲と映像の予感がします。毎日放送されても飽きずにボーッと見ていられそう。