NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年9月20日放送の148話はキスの後のことです。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
『半分、青い。』第25週「君といたい！」
2018年9月17日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第25週「君といたい！」の放送が始まりました。
物語の舞台は再び東京、時代は2010年（平成22年）10月。
本作のヒロインは「楡野鈴愛（にれの・すずめ、演：永野芽郁）」です。
鈴愛は小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。
鈴愛は楡野家の長女。1971年（昭和46年）7月7日生まれ、アラフォーです。
森山涼次と結婚して「森山鈴愛」となり、「花野（かの）」と名付けた女の子を出産しています。
が、第18週で涼次と離婚して楡野姓へ戻り、一時は実家に戻っていましたが、24週現在再び東京へ行って、お一人様メーカーで商品開発・販売をしています。
鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、「東美濃（ひがしみの）」という架空の町の、「梟（ふくろう）商店街」という場所で「つくし食堂」を経営しています。
鈴愛の母が「楡野晴（にれの・はる、演：松雪泰子）」、父が「楡野宇太郎（にれの・うたろう、演：滝藤賢一）」、弟が年子の「楡野草太（にれの・そうた、演：上村海成）」です。
24週時点で、晴さんは「胃がん」を患っていて、胃の一部を切除する手術をしたものの、術後の5年生存率は50％と医師に宣告されています。
祖母「楡野廉子（にれの・れんこ、演：風吹ジュン）」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声（ナレーション）のみの出演に変わっています。
祖父「楡野仙吉（にれの・せんきち、演：中村雅俊）」も2008年に他界、享年88。
2008年時点で草太が新しい店長となって、「ふわとろカツ丼」を看板メニューに店を盛り返しています。
草太には「里子（さとこ、演：咲坂実杏）」という嫁がいて、「大地（だいち）」という息子もいます。
また、草太には「健人（けんと、演：小関裕太）」という弟子もいます。
健人は後述する麗子と結婚をしていて、つくし食堂2号店の「センキチカフェ」で働いています。
鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律（はぎお・りつ、演：佐藤健）」です。
律は一流企業の「菱松電機」に勤めていましたが、24週でしたか、辞めてお一人様メーカーで鈴愛と一緒に「スパロウ・リズム」を起業しました。
律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。
父は「萩尾弥一（はぎお・やいち、演：谷原章介）」で、律の母が「萩尾和子（はぎお・わこ、演：原田知世）」です。
和子は21週の2008年に亡くなっています。
鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介（さいおんじ・りゅうのすけ、演：矢本悠馬）」と、「木田原菜生（きだはら・なお、演：奈緒）」がいます。
2人は結婚をしています。
ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。
父が「西園寺満（さいおんじ・みつる、演：六角精児）」で、母が「西園寺富子（さいおんじ・とみこ、演：広岡由里子）」、姉が「西園寺麗子（さいおんじ・れいこ、演：山田真歩）」です。
菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。
菜生の父は「木田原五郎（きだはら・ごろう、演：高木渉）」、母が「木田原幸子（きだはら・さちこ、演：池谷のぶえ）」です。
「岡田医院」の院長「岡田貴美香（おかだ・きみか、演：余貴美子）」も登場します。
2007年末、鈴愛と結婚をしていた「森山涼次（もりやま・りょうじ、演：間宮祥太朗）」は鈴愛に離婚を切り出し、離婚をしました。
涼次は、師匠でもある映画監督の「元住吉祥平（もとすみよし・しょうへい、演：工藤工）」等から、小説『恋花火』の脚本と監督を任されています。
2008年時点で涼次は監督として有名になりつつあるようです。
鈴愛の漫画家時代の仲間、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠（とうどう・まこと、演：志尊淳）」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子（こみや・ゆうこ、演：清野菜名）」とは現在も交流があります。
鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織（あきかぜ・はおり、演：豊川悦司）」と、秋風の秘書「菱本若菜（ひしもと・わかな、演：井川遥）」も同様です。
キスの後
キスの後、自分たちがしたことに激しく動揺する2人。
2人のこれからはどうなるのかと聞く鈴愛に、
律は軽いものだったからまだ引き返せると答える律。
鈴「大事に至っていないな。じゃあそういうことで」
律「……どういうこと？」
結局、はっきりしないまま、させないまま。
開発中止？
業者機械研究センターなるところからの請求書が届き、
これ以上商品開発が遅れると、
資金、これは律の退職金ですが、それが底を付き
借金を抱えることになりそうです。
開発を止め、再就職することを提案した鈴愛でしたが、
律はそう思っていないようです。
扇風機はできると。
和子さんは死んでしまったけど晴さんは生きている。
死んでしまった人間は待ってくれないけど、
晴さんは信じて待っていてくれている。
そよ風の扇風機を作ると約束した晴さんのためにも
今ここで開発を止める訳にはいかない。
不退転の決意を固めている律でした。
ヒントは回転数
その会話で、かつて2人で晴さんたちのために
「ゾートロープ」を作ったことを語っていました。
ゾートロープはレコードプレイヤーを使って回していましたが、
そのときレコードプレイヤーの回転数を変えていたことに
律は気が付きます。
そよ風の旋風機も、羽の角度や枚数を変えるのではなく、
レコードプレイヤーのように回転数を変えてやればいい。
つまりモーターを別のものに変えればいい。
「ACモーターをDCブラシレスモーターに変えるんだ」
と言っていたでしょうか。
鈴愛と同様、私もさっぱりわからないですが、
DCブラシレスモーターはより低回転にすることが可能らしい。
PCの冷却ファンやビデオデッキなどに使われているそう。
ということは今、私がブログ記事を書くために使っている
PCの中にもあるはずですね。
熱暴走を起こしたときにウィーンと回り出すあいつですか。
でも検索をかけるとDCモーターの扇風機なんてゴロゴロありますし、
扇風機の他の製品にもよく使われていますよね。
長年ロボット研究に携わってきた律が今の今までモーターのことを
思いつかないなんてことがあり得るのでしょうか？？？
そよ風ファン
とにかくそのDCブラシレスモーターを使えば、
そよ風を再現できるかも……ということで、
そこから律たちはさらに研究と開発を続け、
開発着手からおよそ7ヶ月、というと2011年2月ですか、
とうとう完成させます、そよ風の扇風機を。
「そよ風ファン」
と、2人は名付けたようです。
津曲の不穏な動き
製品が完成し、商品として売りに出そうと
いよいよここからがスタートだと意気込む鈴愛と律。
ですが、「津曲雅彦（つまがり・まさひこ、演：有田哲平）」が
何やら良からぬことをしでかしそうです。
夜中に鈴愛たちの会社「スパロウリズム」内に侵入し、
パソコンのパスワードを当てて中に入ってしまいました。
パスワードは「suzumenonamida」です。
「雀の涙」。
スパロウリズムが入っているシェアオフィスは廃校を再利用しています。
なのでセキュリティ部分はいい加減そう。
なだけにPCのパスワードは難解なものにしないといけない気がしますが。
この点も理系っぽくないような。
おわりに
何やら不穏な動きを見せている津曲です。
彼の目的はもちろん「そよ風ファン」を企業に売り込んで、
自分の手柄にすることでしょう。
でも「修次郎（しゅうじろう、演：荒木飛羽）」が止めてくれるはず。
前回、父親が嘘をついていたことは多分見抜いていたでしょうから。
スパロウリズムでそよ風の扇風機を作ろうとしていることを、
さも自分がしているように見せていましたね。
津曲の妹「加藤恵子（かとう・けいこ、演：小西真奈美）」の会社
「グリーングリーングリーン」では
グリーンパンは売れに売れているそう……美味しいみたいです。
先日、小西さんが『NHKあさイチ』にゲスト出演していたときに、
パンのことをネタバラシしていましたね、そういえば。
