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「ぎふサンバランド」が仇に…律は受験運がことごとく無いです - 朝ドラ『半分、青い。』30話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年5月5日放送の30話は鈴愛と律が大きな「やってまった」をやってまいました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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『半分、青い。』第5週「東京、行きたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年4月30日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第5週「東京、行きたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という、おそらく実在しない町です。

時代は1989年(平成元年)です。

本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第5週現在18歳、高校3年生。

鈴愛の実家の楡野家は、家族で梟(ふくろう)商店街の「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が鈴愛の年子の弟「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」、祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」です。

1980年時点で廉子さんは既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」です。

律の実家は写真店「萩尾写真店(?)」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」等がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家はふくろう商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

鈴愛が暴れるので「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」もちょいちょい登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

高校では鈴愛も律も菜生もブッチャーも、皆同じ高校に通っています。

 

第3週からは今後鈴愛が世話になるであろう、東京にある漫画スタジオ「ティンカーベル」が登場しています。

スタジオには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、アシスタント陣に「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」、ユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」、ボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」などがいます。

 

 

1990年元日

年が明けて1990年、平成2年になりました。

今から28年前ですか……30年近く前のことなのですね。

バブル経済が崩壊間近です。

他には東西ドイツが統一したり、ティラミスのブームがあったり、雲仙普賢岳が噴火したり、『ちびまる子ちゃん』が流行っていたり、B.B.クイーンズの「おどるポンポコリン」や米米CLUBの「浪漫飛行」、たまの「さよなら人類」、徳永英明さんの「壊れかけのRadio」、沢田知可子さんの「会いたい」、TUBEの「あー夏休み」、リンドバーグの「今すぐKiss Me」などが売れていたりした年です。

こう並べてみると確かに未だバブリーな雰囲気がありますね。

 

 

岐阜サンバランドが仇となる…

kitanotenmangu.or.jp

 

鈴愛はセンター試験前日に、「北野天満宮」のお守りを律に手渡しています。

北野天満宮は京都府上京区(かみぎょうく)にあるそうですから、鈴愛は律のためにわざわざ岐阜から京都まで行ってお守りを購入してきた……愛がなせる業?

……ではなく、関西方面に住んでいる親戚から送ってもらった様子。

 

実は、鈴愛はそのお守りを、以前話が持ち上がったものの資金難のため計画途中で頓挫した、岐阜に建設される予定だったテーマパーク「ぎふサンバランド」のクリアファイルでしょうか、それに入れてきていました。

宝物だそうです。

律もお宝ではないようでしたが、何とはなしに同じ「ぎふサンバランド」のファイルを使っていて、それに受験をする予定のセンター試験の受験票を入れていました……

 

もうお分かりですね?

 

そう、入れ替えてしまったのです。

律の受験票が入ったクリアファイルを鈴愛が家に持って帰ってしまいました。

律の家には鈴愛のクリアファイルの残っているだけです。

 

センター試験当日の朝、早く起きた律は簡単に勉強をして、6時になると出かける準備を始めました。

バッグに入れる物を確認すると……クリアファイルの中から鈴愛と律と漫画家・秋風羽織が写った写真、秋風先生のお気に入りのイラスト、イカ天ライブのチケットなど、鈴愛の宝物が出てきました。

 

受験票がないっ!!

 

 

まだあわてるような時間じゃない

「まだあわてるような時間じゃない」

と『SLAM DUNK』の「仙道彰」的なことを律が思ったかどうかわかりませんが、早朝ですから鈴愛は熟睡しているはず、落ち着いて楡野家に迎えば大丈夫とは思ったのでしょう。

家に向かうと、鈴愛の祖父・仙吉さんが徹夜で録画をしていた正月に長時間放送されていた時代劇を観ていたらしく、その疲れから律の家に来た直後に倒れてしまいます。

律は鈴愛の母・晴子さんを呼んで、救急車も呼んで、2人一緒に岡田医院へと向かいました。

診察の結果は「貧血」でした。ビデオを観すぎて無理をしたのですね。

律はホッとして再び鈴愛の家に向かうと、家には既に鈴愛の姿がありません。

 

 

もうあわてる時間です

律が開店前の「つくし食堂」で呆然としていると、病院にいると思われる晴子さんから電話がかかってきます。

晴子さんは律が電話に出たことに驚き、受験は間に合うのかなどと心配しています。

律は変に心配をかけまいと思ったか、場を繕っていました。

晴子さんは律が鈴愛に用事があると察した様子で(他に用事はないですけどね)、鈴愛は今日は東京に下見(秋風羽織のスタジオの?)に行ってしまったと律に伝えていました……。

大事なものを入れていると言っていましたから、クリアファイルを持って行ってしまった……と絶望する律でした。

 

一方その頃、長距離バスでしょうか、で移動をしていた鈴愛も、たまたまクリアファイルの中身を確認することになったときに、中から正月に自分が律に手渡した大吉のおみくじと、律のセンター試験の受験票が出てきたのです。

鈴愛もそのとき初めてクリアファイルが入れ替わっていることに気が付きました……というところで30話が終わりです。

 

 

30話で登場した1990年当時の出来事

今回30話で紹介されていた1990年当時ネタは、本分中にも書いた正月に放送される長時間の時代劇でしょうか。

 

『新春ワイド時代劇』(しんしゅんワイドじだいげき)は、テレビ東京同系列で1981年から2016年までの1月2日に放送していた正月恒例の特別番組。

放送日に設定している1月2日は、前身の「12時間超ワイドドラマ」の放送を開始した当時、親局のアナログチャンネル番号が「12ch」だった事に因んでいる。

- 新春ワイド時代劇 - Wikipedia

新春ワイド時代劇のWikipediaにはこのように書かれています。

私はほぼ観たことがないですけど、祖父母は観ていて、大晦日や正月に挨拶に行くと、祖父がよく観ていましたね。

2016年まで放送されていたのですね。

 

それとイカ天の名前も登場していました。

イカ天は『三宅裕司のいかすバンド天国』の略称。

ただイカ天は『半分、青い。』内でこれまで何度か登場していますね。

 

 

おわりに

律は高校受験でもトラブルに巻き込まれて志望校に行けなかったですよね。

受験との相性がことごとく悪いです……そういう運命なのでしょうか。

北川悦吏子さんドS。

 

ていうか鈴愛はまだしも、律なら前日寝る前に荷物の確認をしそうですけどね。

前日に手荷物を全てチェックして、その上で寝る、そして当日朝に最終確認をする、というのが受験の約束事なような。

慌てて忘れる危険があるので、当日朝に受験の準備は基本的にはしないと思うのです。最終確認のみで。

私なら前日にもチェックをしないと眠ることができないです。心配性なので。

 

それに、受験票が失くなったとしても、念の為受験会場に行くべきでしたね。

大学側というか受験の先で何らかの措置を講じてくれたかもしれませんから。

 

さて来週は第6週「叫びたい!」です。

春になって、鈴愛は高校を卒業して秋風羽織のスタジオで働いていました。

が、予告では「騙しましたね」とか何とか鈴愛が言っていたので、あちらで色々と山や谷があるのでしょう。

律はどこの大学に進学したのでしょうね?

東京のどこかの大学とは思いますが……そこで「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」と再会すると。運命やと。

 

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