ディスディスブログ

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ノーベル賞受賞者は東大より京大の方が多いが決め手!和子さん説得ミッションは完遂です - 朝ドラ『半分、青い。』23話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年4月27日放送の23話で鈴愛が漫画を披露していました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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『わろてんか』第4週「夢見たい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年4月23日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第4週「夢見たい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という、おそらく実在しない町です。

時代は1989年(平成元年)です。

本作のヒロイン「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」は楡野家の長女です。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第4週現在18歳、高校3年生。

鈴愛の実家の楡野家は、家族で梟(ふくろう)商店街の「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が鈴愛の年子の弟「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」、祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」です。

1980年時点で廉子さんは既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」です。

律の実家は写真店「萩尾写真店(?)」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」等がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家はふくろう商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

鈴愛が暴れるので「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」もちょいちょい登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

高校では鈴愛も律も菜生もブッチャーも、皆同じ高校に通っています。

 

第3週からは、おそらく後に鈴愛が世話になるであろう東京にあるスタジオ「ティンカーベル」が登場しています。

スタジオには、鈴愛が律から勧められてドハマリした漫画家「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、アシスタント陣に「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」、ユーコこと「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」、ボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」などがいます。

 

 

鈴愛の処女作はインスピレボリューション

鈴愛は前々回、律から漫画を描けばと勧められ、前回処女作を描きあげました。鉛筆で。

ジャンルは学園恋愛もののようで、私たち視聴者は作品の断片しか見ることができていませんけど、見た限り作品のモデルは自分と「こばやん」の恋に見えます。

早朝に完成したので早速律をマグマ大使の笛で呼び出しましたが、律も深夜に勉強をしたまま寝落ちしていたようで、窓を開けて笛を吹いた鈴愛にレスポンスを返した直後に再び寝てしまいます。

結局は、母・和子さんの協力もあって律を起こしたものの、律の指摘で今日が平日で学校があることを思い出した鈴愛は、漫画を見せることなく慌てて自宅に戻っていました。

その日の放課後、律と菜生とブッチャーも「喫茶ともしび」に集まって、みんなで鈴愛の漫画を読むことに。

しっかり漫画になっとる、しかも面白いと、律を含めたメンバーからの評判は良いです。

ブッチャーには元ネタがこばやんとの恋愛だろうと指摘を受けていて、鈴愛は「そっからヒントを得たと言って欲しい『インスピレボリューション』や」

……と本気かわざとかわからないボケをかましていました。

インスピレーションなのかインスパイアなのかレボリューションなのか。

 

また、夜に家に帰ってから鈴愛は、晴子や宇太郎、仙吉、草太の家族にも漫画を見せていて、宇太郎は自分の「漫画教育の賜物」だと涙を流しています。

少女漫画だぞと草太にツッコまれていましたが、鈴愛の漫画の素地は宇太郎の趣味である『あしたのジョー』や『どろろ』なども「ちばてつや」さんや「手塚治虫」さんの影響は間違いなく関係しているでしょう。

そうでなければ、いきなり漫画を描いてコマ割りなど構成をしっかりと描ける訳がないです。

そうであってもいきなり漫画を描けることは難しいでしょうけど。

 

今日の23話では、2作目の漫画も描いていました。

今度は律と「伊藤清(いとう・さや、演:古畑星夏)」との出会いをインスピレボリューションした作品のようです。

 

 

律の進路変更とノーベル賞

律は、東京大学の模試を受けた結果、ほとんどがE判定でした。

そこで彼は東大から京大へと進路変更を決めていて、23話で両親にその旨の報告をしています。

弥一は律の言葉を素直に受け入れていましたが、和子さんはそうはいきません。

和子さんは律が東大に入ってノーベル賞を受賞することを信じていますから、息子の進路変更は挫折、受け入れられないようです。

しかし、ノーベル賞を受賞した人は東大より京大の方が多いのだという鈴愛の入れ知恵をそのまま話したことで、和子さんを説得することができそうでした。

 

グレン・グールド・ストーリー?ベスト・オブ・グールド

ベートーヴェンにさせたがったり、グレン・グールド(ピアニスト)にさせたがったり、村上春樹にさせたがったり、何にしてもやるからにはノーベル賞を狙わなきゃ、和子さんはそういう人です。

自分の理想を子供に押し付けるタイプ。

それが良いように転ぶか、悪いように転ぶかは……。

 

 

秋風羽織と鈴愛が出会うフラグが立った

[まとめ買い] Kiss+πr2(マーガレットコミックスDIGITAL)

秋風羽織が前回、編集者から連載中の『kiss+πr2(キスプラスパイアールじじょう)』の作品タイトルがわかりにくいとツッコまれたことに対して掲載誌を変えると主張をしたため、編集長が秋風のもとに直々にお詫びにやって来ました。

秋風はお詫びを受け入れる(編集者は首チョンパ)代わりに条件を出していて、それは……

「全国主要都市でトークショーをやろうと思います」

……というものでした。

秋風羽織は覆面作家のようです。

男性が少女漫画を描いているのですから当然といえば当然かもしれません。

そんな正体を隠してきた秋風羽織が一体どういう心境の変化でしょう?

「私は……私の読者に……会ってみたくなりました……」

と秋風は言っています。

これは秋風羽織が鈴愛を出会うフラグが立ったと考えて良さそうです。

 

 

23話で登場した89年当時の出来事

今回は1989年当時ネタって出てきたでしょうか?

村上春樹さんの『ノルウェイの森』くらいですか。

 

 

おわりに

鈴愛は仲良し4人組を「ふくろう会」と名付けていました。

ふくろう会は卒業したらなかなか会えなくなるのでしょうね。

律とブッチャーは鈴愛の進路によって変わってくるかもしれないですけど、専門学校が決まっている菜生は卒業後あまり登場しなくなりそうです。

 

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