はてなブログのアクセス解析に「Googleアナリティクス」を導入していらっしゃる方は多いと思います。私も導入しています。
アナリティクスで検索キーワードを調べたいのですが、ほとんどわからなくなってしまいました。私なりの対策を書きます。
目次
アナリティクスのキーワードが「not provided」
Googleアナリティクスの解析で見る項目のうち、私が見ている項目にキーワードがありました。過去形。
キーワードは、Googleアナリティクスのホーム画面→「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索キーワード」で調べることができます。
どうしてキーワードを知りたいかというと、当ブログに訪問している人がGoogle検索やYahoo!検索などを使って、どういった単語や複合語を入力して当ブログに来てくれたのかを知りたいからです。
入力したキーワードがわかればユーザーさんのニーズがわかります。ブログとしてインターネット上に掲載している以上は、自分の書きたいことだけを書くのではなく、ある程度ニーズに応えていきたい思いもあります。
しかし、2018年1月現在は「オーガニック検索キーワード」の項目を見ても、当ブログの場合99%以上が「not provided」と表示されてしまい、キーワードを知ることができません。99%って最早ほぼ全てです……。
「not provided」の意味は「提供されていない」でしょうから、検索エンジン側でフィルターがかけられてしまっているのだと思います。
Google検索もYahoo!検索もSSL化で保護されたということでしょうか? ユーザーのプライバシーを守りたいということですか。それはそれでわかります。確かに私も検索のワードを公開したくないときがありますから。
サーチコンソールで検索キーワードがわかる
ではどのようにしたら自サイトの検索キーワードを調べられるのでしょうか?
答えは「Google Search Console(グーグル・サーチ・コンソール)」で調べられます。
と言いつつ、つい先日、当ブログもサーチコンソールに登録して、そのときに気が付いたんですけどね……。
サーチコンソールにまだ登録していない方はぜひ上記の記事リンクを読んでください。
サーチコンソールにおけるキーワードの調べ方は、サーチコンソールのホーム画面→自分のサイトやブログ→「検索アナリティクス」の順に選択するだけです。
あるいは自サイトのダッシュボードのサイドメニュー「検索トラフィック」→「検索アナリティクス」の順に選択するだけ。
初期状態で「クエリ」の項目にチェックが入っているかと思います。そのクエリがユーザーが検索をかけたときに入力したワードになります。
一覧は初期状態で50行のみ表示されています。画面最下部に行数を変更させる項目がありますからそれを増やすか、次ページへ進めば51行以降も見ることができます。
これですよ……私が見たかったものは。
検索アナリティクスで結果が出ているのは初期状態では「過去28日間」です。
アナリティクス画面内グレー背景のメニューのうち、「日付」部分で期間を初期値の「過去28日間」から「過去7日間」や「過去90日間」へ変更できますし、カスタムで日付を指定することもできます。期間を比較することもできます。
アナリティクスで私が見る項目
Googleアナリティクスで、オーガニック検索キーワードの他に私がよく見る項目は「ページタイトル」です。ブログのどのページがよく見られているか、ですね。
アナリティクスのホーム画面→サイドメニュー「行動」→「概要」→画面内タブメニュー「ページタイトル」の順に選択することで見ることができます。
自ブログのページURLは日付になっているため、「概要」のうち「ページ」だけでは何のページかわかりにくいので、「ページタイトル」まで選択に入れています。
人気のページがわかることで、キーワードと同じくやはりユーザーさんのニーズがつかみやすくなるからです。
他にはユーザーの「オペレーティングシステム (OS) 」も見ます。
こちらはホーム画面→「ユーザー」→「概要」で調べることができます。
当ブログはiOSとAndroidで全体の75%ほど占めています。スマホ対応が非常に重要であることが、ここから読み取ることができます。
また、ユーザーの「年齢(年代)」や「性別」も見ますね。
これらはホーム画面→「ユーザー」→「概要」or「年齢」or「性別」で調べることができます。
およその目安でも年齢や性別を把握していると運営に役立つかもしれません。当ブログは25-34歳、女性が多いです。
おわりに
このような感じで私は検索キーワードなどを調べています。
そうそう、アナリティクスの「リアルタイム」も見ます。でもこれは運営のためというより、今まさにユーザーさんに見てもらっている、という実感を持つためです。
ネットを介しているとどうしても向こう側に人がいると感じにくいものですが、この「リアルタイム」はその距離感を近づけてくれているように感じられて良いです。