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川本世津子が何かを決意したようです。実との過去を暴露するのでしょうか? - 朝ドラ『ひよっこ』114話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年8月12日放送の第114話は、みね子が東京に戻ってきました。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第19週「ただいま。おかえり。」

www.nhk.or.jp

 

2017年8月7日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第19週「ただいま。おかえり。」が始まっています。物語の時代は昭和42年(1966年)の5月頃と思われます。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は19週現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在7人が暮らしています。大家が、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきた(?)みね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、みね子と幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んでいます。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

田植えの感触

行方不明になっていたみね子の父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」は、未だ記憶は戻っていないものの故郷・奥茨城村に帰る決意を固め、ました。奥茨城では今がちょうど田植えの時期のため、みね子も「すずふり亭」の了承を得て、一緒に帰ることにしました。

家に着くと、実の妻(みね子の母)「谷田部美代子(やたべ・みよこ、演:木村佳乃)」と実の父(みね子の祖父)「谷田部茂(やたべ・しげる、演:古谷一行)」、中学2年生次女(みね子の妹)の「ちよ子(ちよこ、演:宮原和)」、小学生の「進(すすむ、演:高橋來)」が迎え入れてくれます。

一晩を共に過ごした翌朝、いよいよ田植えが始まりました。田植えには、時子の母「助川君子(すけがわ・きみこ、演:羽田美智子)」と父「助川正二(すけがわ・しょうじ、演:遠山俊也)」、三男の母「角谷きよ(すみたに・きよ、演:柴田理恵)」と父「角谷征雄(すみたに・まさお、演:朝倉伸二)」、そして実の弟(みね子の叔父)で隣り村で暮らしている「小祝宗男(こいわい・むねお、演:峯田和伸)」が手伝いにやって来ました。

手伝いの皆が皆、記憶喪失になってからの実と会うのはこの日が初めてで、お互いに改めて自己紹介をしました。

しかし、きよさんなどは「私が初恋の相手だ」などと、記憶喪失のことに必要以上に神経質にならず、オープンに接する姿勢を見せていて、そんな皆の気遣いに実の心は軽くなっているようでした。

記憶を失くしているため、実は田植えの仕方まで忘れているようでした。宗男が筋に沿って2-3本ずつ植えていくんだとアドバイスをしてくれ、実はその通りにしていましたが、すんなりと田植えをやってのけました。

記憶を失っている頭では初めての体験をしているはずのですが、体は田植えを覚えていたようです。そういった、体が覚えていることを続けていくことで、眠っている記憶も揺り動かされるかもしれません。

 

 

みね子が東京へ帰る

田植えの翌日、みね子は東京へ「帰り」ました。生まれてから高校卒業まで過ごしてきた奥茨城村でしたが、東京へ出てからの2年間という時間の経過によって、また東京で出会った人たちとの思い出を作ってきたことによって、東京がみね子のベースになりつつあるようでした。東京へ「帰る」のです。

東京へ帰ると、忙しく働いていた「すずふり亭」の皆がみね子の帰りを待ちわびていて、みね子が店に戻ると安堵していました。みね子がいないときに限って店が忙しくなっていたそうです。

みね子も、皆が自分の帰りを待ってくれていたと知って嬉しかったでしょうね。ここには自分の居場所があると感じられたはずですから。

東京に戻ってから初めての休日、みね子が部屋で時子と2人で過ごていると、みね子がもう二度と東京に戻ってこないのではないか、と思っていたことを時子から聞かされました。

それはそうですね。そもそもみね子が上京することになったのは、実の失踪でしたから。そうでなければ今、みね子は東京にはおらず奥茨城で農業をしていたはずです。しかし、実が失踪したことで、父の代わりに自分が家族を養い父を捜すことにし、上京を決意した経緯がありました。

ですから、実が見つかった今、当初の目的から言えばみね子が東京にいる理由はなくなったのです。理由があるとすればお金の問題くらいですか。以前のように実を出稼ぎに出そうとは、美代子も茂もみね子も思わないでしょうから。

 

 

おわりに

114話ラストで大女優の「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」が何か物思いに耽っていて、意を決したようにしてベンチから腰を上げていました。再びみね子の前に姿を現すのでしょうか? それとも実を匿っていた過去を公にするのでしょうか?

さて、次週は第20週「さて、問題です」でした。みね子のかつての職場「向島電機」の同僚たちが「あかね荘」に集まっていました。何があるのでしょう。