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富さんの愛人でダグラス・フェアバンクス似の松永悠馬は「大山真志」さんが演じています - 朝ドラ『ひよっこ』132話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年9月2日放送の132話は富さんの過去話でした。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

『ひよっこ』第22週「ツイッギーを探せ!」

www.nhk.or.jp

 

2017年8月28日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第22週「ツイッギーを探せ!」が始まっています。物語の時代は昭和42年(1966年)の8月、夏です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は19週現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在7人が暮らしています。大家が、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきた(?)みね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、みね子と幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んでいます。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

松永との思ひ出

131話の終盤、「あかね荘」の大家、富さんのもとへ訃報が飛び込んできました。それは「マツナガ」さんが亡くなったというもの。昔馴染みの「すずふり亭」の鈴子がテレビで「マツナガ」さんが亡くなったことを知り教えてくれました。富さんはその直前に虫の知らせで勘付いていました。

富さんが鈴子や愛子、バー月時計から戻ってきたみね子と時子と早苗に話したところで、芸者時代に富さんは「松永悠馬」なる男性の愛人で、彼からの最後のプレゼントが「あかね荘」のアパートだったそうです。

かつて大好きな桜の木が植わっていて、2人で夜桜を見た場所です。そこにアパートを建ててそこに暮らす、良い思い出ばかりのこの場所で一人で暮らすことを選んだようです。もしかしたら松永がいつか来てくれると待っていたのかもしれません。

松永は大きな会社の御曹司、誰かさんみたいですね。松永は、富さん曰く「Douglas Fairbanks(ダグラス・フェアバンクス)みたいな良い男」だそう。

松永と2人で日本中の色々な土地へ行き、その土地のものを色々と食べていたから、富さんはアパートの住人からの名産品を戴くことが好きです。楽しかったときのことを思い出せるから。みね子たち住人は地方から上京してきた人ばかりです。

回想には若い頃の富さんも映っていて、舞を踊っていました。松永悠馬は「大山真志(おおやま・まさし)」さん、若い頃の富さんは「藤間爽子(ふじま・さわこ)」さんがそれぞれ演じています。

2人は結婚をすることはありませんでしたが、今までずっと富さんは松永のことを愛しているようです。

 

 

告別式は池上本門寺

後日、富さんは松永の告別式が執り行われる「池上本門寺(いけがみほんもんじ)」へと向かいました。元愛人はお焼香もあげられないようです。自ら遠慮したのかもしれません。

「すずふり亭」では告別式に向かう富さんに付き添ってやりたいと鈴子が言っています。でも店は営業しているのですから鈴子が抜けると人手が足らなくなります。それを聞いたみね子は鈴子にすぐ近くに店を手伝える人がいると言い、店を飛び出して行きました。

目的は由香です。今、由香はヤスハルのいる和菓子屋「柏木堂」で働いています。鈴子や省吾と仲直りをしたいのだけどきっかけを掴めずにいて、誰かに「由香を柏木堂で見かけたよ」と鈴子たちに言って欲しくて、同じ商店街の「柏木堂」にいます。面倒臭い人なのです。

その由香を薬局前で見つけたみね子、嫌がる由香を無理やり引っ張って店を連れて行きました……が、まだ店にはたどり着いていないので、再会シーンは来週です。

 

 

おわりに

「ツィッギーそっくりコンテスト」と「早苗の男問題」も次週以降に持ち越しです。今週は三男の失恋の他は、物語の大筋としてあまり大きな動きがない週でした。みね子が父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」との再会が果たせた今、消化試合をしているようなものなのでしょう。

次週予告を見ると、実たちが暮らしている奥茨城村の谷田部家では、どうやら花農家になることを決める流れがありそうです。コスモスでしたか。米農家と並行して。

次週は第23週「乙女たちに花束を」です。「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」が大変なことになりそうです。スキャンダルで窮地に? 実を匿っていたことがバレたのでしょうか? それとも芸能ネタでよくある金銭トラブルでしょうか?