ディスディスブログ

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世界改変魔法と七つの言の葉の話を聞いてもアッコにはアーシュラの正体がわからないようでした - アニメ『リトルウィッチアカデミア』15話「チャリオット・オブ・ファイア」の感想

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毎週月曜日00:00(金曜深夜26:25)より、TOKYO MXにてアニメ『リトルウィッチアカデミア』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『リトルウィッチアカデミア』

tv.littlewitchacademia.jp

 

2017年4月17日の放送は第15話「チャリオット・オブ・ファイア」でした。この2クール目の2話です。

ちなみに私は1話を録画し忘れてしまい観られていません。

 

 

イントロダクション 

幼いころにシャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女になることを夢見たアッコはシャリオと同じ伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。
新しい町、新たに始まる学校生活、そして新たに出会う友達。
魔女学校の中でほうきの飛行授業や魔法にまつわる不思議な授業など、魔女学校ならではの授業の中でアッコやロッテ、スーシィたちが大騒動を巻き起こす!
ルーナノヴァを巻き込んだアッコの魔女への第一歩が今から始まる‐

こちらが公式Webサイトに書かれているイントロダクションです。

 

 

15話「チャリオット・オブ・ファイア」

『炎のランナー』(ほのおのランナー、原題: Chariots of Fire)は、1981年公開のイギリス映画。監督はヒュー・ハドソン。第54回アカデミー賞作品賞受賞作品。当時の時代背景の中で権威主義的排他的なイギリスを描きながらもイギリス的尊厳を彫り込んだ作品になっている。

(略)

" Chariots of Fire " というタイトルはウィリアム・ブレイクの『ミルトン』の序詩"And did those feet in ancient time"からとられている。詩では "chariot of fire" と単数形。ブレイクがモチーフとしたのは、旧約聖書『列王記』においてエリヤが炎の戦車(Chariot)に乗って地上を見下ろすシーンである。

炎のランナー - Wikipedia

炎のランナーのWikipediaにはこのように書かれています。

『炎のランナー』というタイトルの映画があったのですね。1981年アカデミー賞受賞作品だそうです。私は観たことがないです。下は『旧約聖書』の「炎の戦車」からとのこと。

今回の『リトルウィッチアカデミア』15話の「チャリオット・オブ・ファイア」のタイトルは映画から取ったネーミングと思われます。

 

 

アッコが捕らえられる

彼女は本作ヒロインの「アッコ」こと「アツコ・カガリ」が学んでいる「ルーナノヴァ魔法学校」にやって来た新任の教師の魔女「クロワ」、彼女は新任早々にマッチポンプ(自作自演)により魔法科学をルーナノヴァに取り入れました。14話の内容です。

中でも「SSS」こと「Sorcery Solutoin System(ソーサリー・ソリューション・システム)」は、ルーナノヴァの魔法の源である魔導石が霊ラインから魔力を汲み上げ放出してい魔力を、魔女たちが眠りについている時間帯に魔導石から自動的にエネルギーを貯め、無駄なく効率的に他のエネルギーに変換することで半永久的に保存・管理するシステムで、これを導入したことによって魔女も妖精もより手軽にエネルギーを使用できるようになりました。

クロワが導入したSSSとスマホやタブレットのような端末たちは、ルーナノヴァの学生たちに一気に浸透し、旧来からの魔法は過去のものとなりつつあるようでした。

アッコは、クロワが憧れの魔女「シャイニィ・シャリオ」がルーナノヴァの生徒だった頃のことを知っているからと、彼女を見つけてシャリオのことを聞こうとします。シャリオが今どこにいるのか、その居場所をクロワに尋ねると、クロワは彼女の手がかりになるものがあれば魔法科学で分析できるかもしれないと言います。

アッコは自分が「アルクトゥルスの森」で「シャイニィ・ロッド」を手に入れた話をすると、クロワはアッコにロッドを持って「新月の塔」にある自分の研究室に来るように言うのでした……危険。

 

 

アーシュラの躍動

新月の塔のクロワの研究室にのこのこと行ってしまったアッコは、クロワに体よく捕らえられて意識を失わされ、記憶を分析されてしまいました。シャイニィ・ロッドも分析されています。

このとき、クロワはシャイニィ・ロッドを手に触れていません。過去にも、クロワは手でロッドに触れようとしてロッドに拒絶されたことがあったようです。ロッドに後継者に選ばれなかった?

サブタイの邦題「炎のランナー」とは、おそらく「アーシュラ先生」のことを指しています。

アーシュラ先生は、クロワに捕らえられた教え子であり後継者であるアッコを救出すべく、「新月の塔」へと潜入し、塔の上部にあるクロワの研究室まで階段を駆け上がっていた様子を示しているはずです。

 

『キャッツアイ』的なレオタード姿のアーシュラ先生が拝めましたね。

途中、クロワが仕掛けた数々の罠がアーシュラを襲いました。ガーゴイル的なゴーレム的な動く石像たちです。弓兵が矢を放ち、巨大な兵士が剣を振る回したり目からビームを放ったり、巨大クモやキメラのようなもの、ドラゴン(トカゲ?)、空飛ぶルンバ的な機械たちです。

アーシュラはそれらを全て退けて・避けてたどり着いた(最後はクロワに捕まっていましたが)クロワの部屋で、ようやくクロワと対峙しました。

 

 

シャリオ・デュノーフ

クロワは「最後に会ったときから随分時が経ったのね、『シャリオ・デュノーフ』」とアーシュラ先生に言いました。デュノーフ部分は聞き間違えているかもしれません。

アーシュラ先生はシャリオであることは既に明らかになっていますね。

シャリオはクロワに言います。「あなたのルーナノヴァへ戻ってきた目的は察しがついている。『世界改変魔法』を手に入れるため」

この世界改変魔法とは「グラントリスケル」のこと。そのためにアッコやシャイニィ・ロッドの分析が必要だったようです。成果は上がらなかったみたいですけど。

おそらくシャイニィ・ロッドは本当の名前は「クラウソラス」です。クラウソラスは封印されている巨石文明より伝わる魔女奥義「グラントリスケル」を封印から解くための鍵です。

そして、クラウソラスがその力を発揮するためには、「七つの言の葉」を解放する必要があります。アッコはクラウソラスが認めた魔女、やはりクロワの野望実現のためには必要な人材で、重要な分析対象でした。

 

 

世界改変魔法と七つの言の葉

クロワは分析も成果が上がらなかったこともそうですが、何よりシャリオの現在の力を見定めたかったようです。対決はなくアッコとロッドは返されました。

アーシュラ先生の部屋のベッドに運ばれたアッコ、彼女が目を覚ますとアーシュラ先生は、重要なことをアッコに話していました。

「その昔、エグドラシルの枝は世界をあまねく覆い、その枝は星々をも繋いでいた。魔女たちはそこから無尽蔵の魔力を得ていたの。でも、その力も時とともに失われ、偉大なる魔法の時代は終わりを告げた」

「今はレイラインとしてわずかに残されているだけ。でも、その力は密かに受け継がれ、9人の魔女『ナインオールドウィッチ』によってアルクトゥルスに封じられた。それこそ世界を改変する魔法『グラントリスケル』」

「七つの言の葉を蘇らせれば、その封印を解くことができると言われているわ」

七つの言の葉はルーナ文字で書かれています。ルーナ文字とは古代の魔女が月と星から教わった文字で、現在はほとんどの魔女が読むことができないそうです(アッコのライバル「ダイアナ・キャベンディッシュ」が解読してしまいそうですね)。

「七つの言の葉は忘れ去られてしまった。わかってもただ唱えただけでは発動しない、唱える者が命を吹き込んだとき蘇り、魔力を放つの」

アッコは既に三つの言の葉まで解放しています。「ノット・オーフェ・オーデン・フレトール」「フェドアリー・アフェルゴ」「アライ・ア・リーラ」の3つです。

「ノット・オーフェ・オーデン・フレトール」は「目指せ理想の場所へ」の意味、このときロッドは弓の形をしていました。「フェドアリー・アフェルゴ」は「夢見たものが手に入るんじゃない、一歩ずつ積み重ねたことが手に入るのだ」の意味で、ロッドは斧の形をしていました。「アライ・ア・リーラ」は「開け心よ、笑おう一緒に」、ロッドは紐?縄?の形をしていました。

あと四つ、言の葉を全て唱えたときに、グラントリスケルの封印が解けます。

アッコはそこまで聞いて気が付きました。「シャリオは言の葉を探してたんだ。それを追って姿を消したんだよ。私もこのまま追いかければきっとシャリオに会える! 私探す、七つの言の葉を」とアーシュラ先生に宣言するのでした。

 

 

おわりに

アーシュラ先生は6つまで言の葉を見つけ出したようです。「最後の一つを除いてね」と言っていたので。そこまで話を聞いても、アッコはアーシュラ先生をシャリオとは結び付けられていないようです……何という鈍感さでしょうか。

今回、クロワはそれほど悪という悪ではないように感じられました。理由はアッコに対してアーシュラ先生こそがシャリオだと言わなかったからです。まぁ、魔法の封印を解くためにはアッコが自力で見つけ出さなければならないこともわかっているから、アッコには何も伝えないでおく方が得策と考えただけかもしれないですけど。

2クール目の残りの話数で4つも言の葉を見つけられるのでしょうか? 不安しかないです。

それと今回思ったことは、シャリオが最後の一つの言の葉を見つけられなかったことはクロワと関係していそうですね。グラントリスケルのことを話しているときに3人の魔女のシルエットがあったと思いますので、おそらく1人では知ることができない・解除できない言の葉なのでしょう。

鍵は「ナインオールドウィッチ」かなと思います。以前も本ブログで書いていますけど、「アッコ」と「ロッテ・ヤンソン」、「スーシィ・マンババラン」、「ダイアナ」、「ハンナ」、「バーバラ」、「アマンダ・オニール」、「コンスタンツェ・アマーリエ」、「ヤスミンカ・アントネンコ」でちょうど9人なのです。

これは偶然ではないでしょう。皆の友情で心を合わせることによって封印が開かれるのだと思います。

 

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