ディスディスブログ

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「漂流者」の島津豊久と織田信長と那須与一が共に戦う物語のようです。シリアスとギャグの落差が激しすぎます - アニメ『DRIFTERS』1話「FIGHT SONG」の感想

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毎週金曜日23:00より、TOKYO MXにてアニメ『DRIFTERS』が放送されています。

 

www.nbcuni.co.jp

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

2016年10月7日の放送は1話「FIGHT SONG」です。

 

 

イントロダクション

西暦1600年 天下分け目の大戦、関が原の戦い--
薩摩、島津家の武将、島津豊久は身を挺した撤退戦の後、死地から抜け出し一人山中をさまよっていた。
降りしきる雨の中、たどり着いたのは無数の扉のある廊下のような部屋--豊久はそこにいた謎の男、「紫」を問いただす間もなく石扉の向こう側へと送り込まれてしまう。
--そこにはオルテと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざる」ものが暮らす異世界だった。
異なる世界から先に流れ着いていた織田信長、那須与一ら歴戦の英雄とともに豊久は揺らぐことのない武士(さぶらい)の思想で異世界の戦場を疾駆ける!

このようなイントロダクションです。

DRIFTERSの読みは「ドリフターズ」です。いかりや長介さんたちのあれみたいな。ドリフターズの意味は「漂流者たち」で良いかと思います。

『DRIFTERS』は漫画が原作だそうです。作者は平野耕太さん、掲載誌は少年画報社『ヤングキングアワーズ』、記事作成現在の単行本は既刊5巻だそう。ジャンルはアクションでしょうか。歴史物・時代物・ファンタジー物でもありますか。

 

 

『DRIFTERS』の主な登場人物

『DRIFTERS』の主な登場人物です。1話を観る限りでは3人、いえ4人です。

先ずは本作の主人公と思われるキャラが「島津豊久(しまづ・とよひさ)」です。CV中村悠一さん。戦国時代の薩摩の武将、島津中務少輔豊久。「関が原の戦い」に西軍として参加していて、撤退戦をしていたときに、伯父への追撃をする敵を足留めしようとして、決死の覚悟を持って立ちはだかりました。死地から抜け出して山中を彷徨っていたところ、後述する「紫」によって異世界へと送り込まれます。豊久は卓越した戦のセンスを持っているとのこと。勇猛果敢で、義侠の心に厚い人物だそう。

次に、「織田信長(おだ・のぶなが)」、CV内田直哉さん。言わずと知れた戦国時代のの中心人物の一人、尾張の大名、織田前右府信長。優れた戦術眼を持ち、異世界においては豊久たちの参謀として動くようです。

「那須与一(なす・の・よいち)」、CV斎賀みつきさん。平安時代末期の源氏の武将、那須資隆与一。屋島の戦いでの扇の的の話は有名ですね、弓の達人。異世界へ送り込まれた後は信長とともに廃墟を拠点に活動をしているようです。

そして、豊久と信長と与一の3人を、漂流者として異世界へと送り込んだ人物が 「紫(むらさき)」です。CV宮本充さん。扉がずらっと並んでいる通路の真ん中に机を構えていて、淡々と何かの作業をしています。廃棄物を送り続けるEASYと対立しているとのこと。新聞が浮き上がり、その内容を読むことで異世界の情報を得ています。

 

 

1話「FIGHT SONG」

1話の内容はイントロダクションと登場人物のところに書いたとおりです。

瀕死の状態の豊久が紫によって異世界に送り込まれ、その先で信長と与一に出会ったところで終わっています。今のところ彼らが異世界で何をするかは作中では明確になっていないと思いますけれども、公式Webサイトの登場人物ページを読む限りは、紫と同様に異世界に送られている「廃棄物」とは対立しそうです。異世界にいるエルフたちデミヒューマンたちと戦うかは不明です。戦った先に何があるのかはわかりません。

 

 

おわりに

豊久たちDRIFTERS(ドリフターズ)は、廃棄物、これはENDS(エンズ)と読むようですが、こちらの陣容と戦うことになりそうです。こちらはこちらで古今東西の歴史上の人物が送り込まれているみたいで、具体的な登場人物は作品で登場してからこちらでも紹介していこうかと思っています。

冒頭から血が大量に出ていたり斬られて首が吹き飛んだりしている描写がなされており、なかなかにグロかったのですが、豊久が信長と与一に会ってからはコミカルな会話があり、あまりトラジカル過ぎもしない作品でした。少なくとも1話は。

豊久と信長と与一、与一はかなり時代が遡るのであれですけど、豊久と信長は比較的時代が近いこともあって、話は多少噛み合うようでした。しかし、信長にとっては自分が本能寺であれしてからの出来事は知らない訳ですから、豊久から聞く戦国のその後の様子は衝撃的なもののようです。特に秀吉が天下を取ったことは受け入れられないみたいでしたね。この辺のやり取りは非常にギャグテイストが強く、観ていて面白かったです。

私は歴史に疎いので知らない人物ばかりが出てきそうです。歴史好きにはたまらなく面白いのだろうと思います。個人的にこの絵柄は少々苦手なのですが、内容は先が気になるので2話以降も観ていこうと思います。来週の土曜日も「23時だよ、全員集合」ですね。原作がまだ終わっていないところが気になります。アニメはどのように終わらせるのでしょう。