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すみれは高良健吾さん演じる潔に惚れていることに気がついた途端に失恋しそうです。恋のライバルは姉 - 朝ドラ『べっぴんさん』6話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年10月8日の放送は第6話、すみれが大きくなり結婚をするようです。

 

 

すみれが女学生へと成長 

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの「坂東すみれ(渡邉このみ)」は、前回5話の終わりに女学生へと成長していました。女学校の最高学年である5年生。時代は昭和17年、西暦1942年です。

相変わらず豪邸に住んでいるすみれたち坂東家ですが、食卓に並べられた食事は非常に質素で、すみれが穿いているものはスカートではなくモンペでした。太平洋戦争は既に始まっており、神戸は既に米国軍による空襲を受けています。

病気をして病院に入院している母「坂東はな(菅野美穂)」は前回、時代が飛ぶときに亡くなっていました。5話までの過去の話はすみれが見ていた夢の話という展開です。

女学校に進学したすみれは、役者さんが「渡邉このみ」ちゃんから「芳根京子(よしね・きょうこ)」さんへと替わっています。

すみれの姉「ゆり」も内田彩花ちゃんから「蓮佛美沙子(れんぶつ・みさこ)さんに替わっています。ゆりは女子大学に通って英語を勉強しています。この時代に英語の勉強というのはフラグでしかない気がしますね。太平洋戦争の戦況が深刻になればなるほど、敵国の言葉を勉強できない・使えない方向へとシフトしていくはずですので。ゆりは父の営む繊維会社「坂東営業部」で働いて会社を助けたいと申し出ています。

すみれには女学校に仲の良い同級生の友達が2人います。3人で「手芸クラブ」を結成しているそうです。友達の一人が「多田良子(ただ・りょうこ)」で「百田夏菜子(ももた・かなこ)」さんが演じています。ももいろクローバーZの方ですね。もう一人が「田坂君枝(たさか・きみえ)」で、「土村芳(つちむら・かほ)」さんが演じています。君枝は生まれつき身体が弱いようです。

すみれは女学生になっても相変わらず縫い物が好きなままで、良子や君枝のためにモンペに刺繍を施してあげています。

他の登場人物でいうと、「坂東営業部」を経営しているすみれの父「坂東五十八(生瀬勝久)」は、昭和17年時には政界に進んでおり貴族院銀の政治家先生です。坂東の家では、執事の「井口忠一郎(曾我廼家文童)」と女中頭の「佐藤喜代(みやた・けいこ)」の他には暇を出していて、戦争が激しくなる一方で事業を縮小せざるを得ない状況にあり、余裕がなさそうです。

女中の「小野マツ(中島ひろ子)」も辞めています。マツの娘「小野明美」は坪内花菜ちゃんから「谷村美月(たにむら・みつき)」さんへと替わっています。マツと明美は貧乏な暮らしをしていて、明美は以前泥棒に間違えられていました。クッキー事件です。明美はそのときに同情されたとすみれを恨んでいるのかもしれないですけど、靴職人「麻田茂男(市村正親)」の営む靴屋「あさや」へと道案内してあげているので、それほどではないのかもしれませんし、根はとても良い子です。しかし、今回マツが暇を出されたことで、色々と思うところがあるようです。坂東を、というより時代というか社会というか、そういうものに対して抱いている思いがあるのでしょう。

「坂東営業部」の取締役「野上正蔵(名倉潤)」の息子「野上潔(のがみ・きよし)」は、役者さんが大八木凱斗くんから「高良健吾(こうら・けんご)」へと替わっています。潔は今は坂東営業部で働いているようでした。6話では、すみれと2人きりとなったときに、すみれに召集令状が届いたことを告げています。

 

 

おわりに

まぁとにかく第1週とは思えないほど展開が早くて追いかけるのに必死でした。ただ、個人的には朝ドラの幼少期はさほど細かく描写する必要はないと思っているので、『べっぴんさん』くらいに素早く終わらせてもらえるとありがたいです。

本当に描写したいところをじっくり演じてもらいたいですからね。といっても完全に幼少期をなくしてしまうと、何のことを言っているのかわからなくなる事態に陥るかもしれないので、ある程度は描写していただきたいですけれども。

さて、次週は第2週「しあわせの形」です。すみれは6話で潔のことを好きなのだと初めて気がついていましたが、どうやら「ゆり」も潔のことを好きでゆりは告白をするようです。告白というより求婚・プロポーズですね。そして、次週予告を観る限りは潔はゆりとの結婚を承諾して結婚をするのでしょう。

さらに、すみれも次週中に結婚をするみたいでした。相手はおそらく潔と同様、すみれの幼馴染である「田中紀夫(たなか・のりお)」と思われます。幼少期は玉山詩くんが演じていて、昭和17年時は「永山絢斗(ながやま・けんと)」さんが演じるようです。紀夫は幼少期にすみれに惚れている描写がありましたから、その想いをずっと持ち続けていたのでしょうね。しかし、多分、紀夫も召集され、神戸は空襲で焼け野原になり……残されたすみれは子供と二人きり、という展開かなぁと思っています。

そうそう、すみれを演じる芳根京子さんは、『べっぴんさん』と同じ朝ドラの『花子とアン』の村岡花子の親友、白蓮こと宮本蓮子の娘役で出演していたそうです。私は全く思い出せないのですが……いや、息子と娘が一人ずついたなぁということは思い出せるのですが、娘が芳根京子さんに結びつかないです。

 

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