ディスディスブログ

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サラもハインリヒも食レポが上手すぎます。実写化したら面白そうな作品です - アニメ『異世界食堂』2話「メンチカツ」「エビフライ」の感想

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2017年7月4日火曜日より、テレビ東京にてアニメ『異世界食堂』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ「異世界食堂」

isekai-shokudo.com

2017年7月12日の放送は第2話「メンチカツ」「エビフライ」でした。

 

 

イントロダクション

オフィス街にほど近い商店街の一角、雑居ビルの地下一階にその店はある。

猫の絵が描かれた看板が目印の、創業70年の老舗食堂「洋食のねこや」。

どこにでもありそうなこの洋食屋の扉は、週に一度“特別営業”の土曜日にだけ「ある世界」とつながる。

異世界の様々な場所に現れる扉を通じてやってくる、生まれも文化も、所属すらバラバラな「向こうの世界」の客たち。

そんな彼らが分け隔てなく料理に舌鼓を打てる、不思議な”魅力”がここ「異世界食堂」にはある。

この店で生まれる異世界と現代、食堂に集う人々と店主、そして料理との一期一会を描く、温かい出会いの物語。

このようなイントロダクションです。原作は小説投稿サイト『小説家になろう』の作品だそうです。そこから主婦の友社『ヒーロー文庫』から小説化され、スクエア・エニックス社『ヤングガンガン』で漫画化され、そして今回アニメ化されたということのようです。

ジャンルはファンタジー・料理でしょうか。私は原作未読です。

 

 

2話「メンチカツ」「エビフライ」 

「今日はドヨウの日、廃坑に行く」と何度か書かれている曾祖父「ウィリアム」の日記を頼りに、廃坑を訪れたトレジャーハンターの「サラ」は謎の扉を見つけます。扉を開けて向こう側へ足を踏み入れると、そこは「洋食屋のねこや」だった……というのがAパートです。

「サラ」は先述したように若手のトレジャーハンターです。女性。CVは「安野希世乃(やすの・きよの)」さんが担当しています。

サラの曾祖父が生前「ねこや」で最も好んで食べていた洋食が「メンチカツ」だったことを、本作の主人公で「ねこや」の主人「店主(てんしゅ)」がサラに教えて、サラにも「メンチカツ」を作っていました。

本当は、サラは「日替わり定食」を頼んでいて、その日がたまたまメンチカツだったのですが、これは何かの縁ということでした。

「何これ? たっぷりの肉汁が○質(良質?)の油を含む軽い食感の衣と混ざり合って弾け、溶けていく! 塩と胡椒が程よく利いた絶妙な味加減の肉と混ぜ込まれた○○○○(オラニエと聞こえます)のほのかな甘味も同時に押し寄せて……はぁ、なんて例えたら……」

とサラは見事な食レポを披露していました。○は聞き取れなかったところです。何と言っていたのか……。文字に起こそうとすると難しいですね。私が聞き取れないのではなく異世界の言葉を使っているのでしょうか?

 

最初は何もかけず、2口目からはソースとレモン汁をかけて食べていて、こちらもレポート付きでした。何故か食レポ慣れしています。最後、店主からのサービスで「メンチカツサンド」のお土産ももらって、大満足のサラでした。

 

後半は別の話です。本国からの救援を呼ぶために、魔物「モスマン」に急襲された扉から飛び出した辺境の砦の隊長で騎士の「ハインリヒ」。

 

しかし、道中でモスマンの毒に侵された馬は途中で倒れ、ハインリヒも空腹のために力尽きようとしていました。最後の力を振り絞って神に祈った瞬間、彼の目の前に例の扉が出現しました。

ハインリヒはCVが「杉田智和(すぎた・ともかず)」さんです。

 

入店したハインリヒを迎えた店主が作った料理は「エビフライ」でした。

「シュライプ(異世界におけるエビのこと)だ。しかも故郷のものよりも肉厚で新鮮! 口の中でサクリと砕ける。癖のない良質な油を含んだ上質な小麦を使ったことを窺わせる香ばしい衣と、適度な歯ごたえを持って歯を押し返しつつも、切れていく度に淡白な味の肉汁が漏れるシュライプの身が一体となり……」

などと、やはり食レポ慣れしているハインリヒの感想がありました。

始めは何もつけずに食べ、二口目以降は自家製のタルタルソースをつけて食べていました。タルタルソースをつけたエビフライの味が相当気に入ったらしく、ハインリヒは3皿もおかわりをしています。

食べ終えたハインリヒですがお金など持っていないため、店主はツケで良いと言っているにも関わらず、腰に帯びていた剣を肩代わりに店に置いていきました。

しかし、7日に一度、ドヨウの日にしか扉は現れませんし、ハインリヒは店主がその話をする前に店を飛び出してしまいました。本国へ窮状を伝える任務は全うできたようです。

なのでそれ以降、ハインリヒは一度も「ねこや」に行けていませんでしたが、後日、1話にも登場していたタツゴロウが、ハインリヒが「ねこや」に置いていった剣を返しにわざわざ彼の砦までやって来て、店に連れてきたのでした。

タツゴロウは異世界ではかなりの有名人のようです。

 

 

ドヨウの日

1話でも思ったことですが、やはり異世界では「曜日」の概念がないみたいです。ウィリアムは日記に「ドヨウの日」と書いていますので。

ドヨウの日とは、そのまま土曜日のことを示しているはず。週に一度だけ、つまり7日に一度だけ異世界食堂は営業していると1話で言っていましたから、その日が毎週土曜日なのでしょう。

また、店主がサラに説明していたところによると、「ここの常連の爺さん(アルトリウス?)が言うには、何でも時空を捻じ曲げ異世界に幾つもの扉を生み出しているって話です」ということでした。

誰によって生み出されるのでしょう?「赤の女王」ですか?

 

 

おわりに

『異世界食堂』は難しいことは何も考えずに観られるので癒やされます。

私は録画をして朝に観ているのですが、夜中など空腹時に観るとかなりお腹に来そうです。『孤独のグルメ』的な飯テロ番組になっています。飯テロアニメですか。

観ていて思ったことは、本作は実写の方が向いているのではないかということです。『勇者ヨシヒコ』的に。そうすれば出される料理も実物をお届けできますから、より飯テロ感は増してくるのではないかと思います。

実写化の問題点は、演者さんがサラやハインリヒのように料理を美味しく食べることができるのか、です。その点は絵の方が思い通りに強調できるかなと感じますから、実写化は一長一短かもしれません。

 

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