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バレンタインデーに菜穂が翔にチョコを渡して告白できるのか?萩田の策略が翔を救う? - アニメ『orange』13話(最終回)の感想

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毎週月曜日00:00(日曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『orange(オレンジ)』が放送されています。

 

orange-anime.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年9月26日の放送は第13話です。サブタイトルのない作品のようです。13話は最終回で、1時間スペシャルでした。

 

 

イントロダクション

高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。その差出人は、10年後の自分だった。初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々と現実に起こり、「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。転校生の翔を好きになること。そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。翔を失った<26歳の菜穂>の後悔と願いを知った<16歳の菜穂>ができることとは?

 

このようなイントロダクションです。

 

 

LETTER 13(13話)

13話は2月14日バレンタインデーとその翌日2月15日の話でした。2月15日は、ヒロインの「高宮菜穂(たかみや・なほ)」や、彼女の仲間の「須和弘人(すわ・ひろと)」、「村坂あずさ(むらさか・あずさ)」、「茅野貴子(ちの・たかこ)」、「萩田朔(はぎた・さく)」に10年後の自分たちから届けられた手紙によれば、転校生の「成瀬翔(なるせ・かける)」がタヒんでしまう日です。Xデー。

11話でしたか、大晦日の「二年参り」で喧嘩というか、菜穂が翔に翔の気持ちを考えていない言葉を発し、それが翔を傷つけてしまいました。それ以降、新学期が始まってからも翔は菜穂たちとの距離を置くようになっています。

バレンタインデーになってもその関係は続いていたようです。バレンタインデーの日、学校の家庭科の授業で菜穂は翔のためにバレンタインチョコを作り、それを手渡すことにしています。手紙によると翔にチョコを手渡すチャンスは何度かあったようですけど、結局手渡すことはできませんでした。

手紙を見ている今の菜穂は10年後の自分とは覚悟が違いました。自分を避けるように行動をする翔を半ば強引に引き止め、大晦日に翔を傷つけたことを謝り、以前のように翔と話ができなくなっていることが辛いこと、ケンカをしてでも翔と話をしたいこと、翔を好きで付き合いたいことなどを、正直に告白しました。

翔は菜穂の言葉を聞いてようやく心の壁を取り払ってくれました。翔を探している最中に転んでしまい、チョコの入った箱が潰れてしまっていましたが、翔がそのチョコを欲し、そして2人は付き合うことになりました。その前に菜穂が翔を抱き締めてもいましたね。翔は私が幸せにする、と力強く語りかける菜穂は、1話当時からは想像もつかないほどに逞しくなっていました。覚悟の違いなのでしょう。

そうしてXデーがやって来ました。手紙によると事故が起こったのは夜です。事故現場は翔の家の近くにある交差点で、翔は自転車に乗ったまま、走行中のトラックに飛び込んで亡くなった、ということでした。

ルートは大きく変わっているはずの現在でも、やはり翔は手紙と同様の行動を取ろうとしてしまいます。少し違うのは今の翔は自転車に乗っていなかったこと。歩いて交差点まで行き、走ってくるトラックに向かって道を飛び出しましたが……既のところでトラックをかわして生きていました。

心配をして翔を探していた菜穂たちは翔に駆け寄り、須和は思いっきり怒っていました。翔が言うには、バレンタインで菜穂にチョコをもらったこと、付き合えるようになったこと、明日も良いことがあるかなと思えるようになったことで、直前になってやっぱりタヒにたくないと思ったのだそうです。菜穂たちの行動が翔の自数を回避した、と言って良いでしょう。自転車が壊れていたのは、どうやら萩田が予め壊していたようです。器物損壊。

 

 

おわりに

 

翔を助けられないなんてオチはあり得ないので、予想の範囲内の収まった感があり、ホッとする部分と物足りない部分とがありました。途中で作画が崩壊気味になっていたことあって、そういう意味でのヒヤヒヤ感の方があったくらいで、物語そのものはテンプレートから大きく外れなかったです。

 

 

映画も公開されるそうです。新エピソードって何がどうなるのでしょうね。2月15日以降の話になるのだと思われますけど、あまり劇的な話はなさそうですから、基本は総集編でプラスして少しだけ後日談が描かれる、的な内容になるのでしょうか。

 

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