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翔が抱えてきた後悔が明らかに。須和にも手紙が届いていた?! - アニメ『orange』6話の感想

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毎週月曜日00:00(日曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『orange』が放送されています。オレンジ。

 

orange-anime.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年8月8日の放送は第6話です。サブタイトルのない作品のようです。

 

 

イントロダクション

高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。その差出人は、10年後の自分だった。初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々と現実に起こり、「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。転校生の翔を好きになること。そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。翔を失った<26歳の菜穂>の後悔と願いを知った<16歳の菜穂>ができることとは?

 

このようなイントロダクションです。

 

 

LETTER 6(6話)

6話は、ヒロインの「高宮菜穂(たかみや・なほ)」と転校生の高校2年生「成瀬翔(なるせ・かける)」がより近づいた回です。学校の文化祭があり、その後夜祭で2人一緒にプールで花火を見ていました。相変わらず上田先輩の嫌がらせがありましたけど。

そして今回は菜穂が翔の心の傷に触れた回でもあります。夏休みに入った8月にいつもの仲良し6人組で地元の祭りに行き、菜穂と翔は2人きりになりました。そこで菜穂は翔にお母さんのタヒのことを聞きました。そこで知ったことは、翔が転向したその日に、母親が自数をしたことで、菜穂たちが翔を誘わなければ翔は家に帰って母親と一緒に病院へ行っていたはずでした。

つまり、菜穂はあの日自分たちが放課後に翔を誘わなければ、翔の母親をタヒなせずに済んだ可能性があったことを知ります。その時点で菜穂は10年後の自分から手紙をもらっていましたから、大きな後悔が菜穂を襲っていました。翔もどうして母親の側にいてやれなかったのかと激しく後悔していて、話した後に酷く落ち込んでいました。後に菜穂を残して一人で先に家へ帰ってしまっています。

10年後の、翔がタヒんだ未来、翔の他の5人は翔の家を訪れて、翔の祖母から翔の思い出話を聞いています。既に彼らは翔は事故死ではない可能性に気がついているのでそのことも祖母に質問していました。祖母は翔が自分に書いた最後の手紙を見せてくれました。

俺に何かあったらみんなには事故だったと伝えて下さい。
母さんのところへ謝りに行ってきます。

重要なところだけ書き出しました。手紙の全文ではありません。このように書かれていました。やはり翔は自数で、菜穂たちには事故だったと言って欲しいと。

6話の最後、母親の自数とそれを救えなかった翔の後悔そしてタヒ、これは菜穂一人の力では翔を救うことはできないと菜穂は判断し、仲間の一人「須和弘人(すわ・ひろと)」に一緒に翔を救って欲しいと告白することにしました。須和の答えは「届いた、手紙?」でした。

 

 

おわりに

やはり須和にも手紙が届いていたようです。これは10年後の自分から届いたということのはずです。ということは須和は、近い将来に翔がタヒぬことを知っていて、翔がタヒんだ後に自分が想いを寄せ続けていた菜穂と結婚する未来も知っていて尚、自分が身を引いて菜穂が翔と付き合うことを望んだことを意味しますよね。何なんですか、この聖人は?! 良い奴すぎて逆に怖いです。

今のところ手紙が届いたことがわかったのは菜穂と須和だけですけど、他のメンバーはどうなのでしょうか。「村坂あずさ(むらさか・あずさ)」と「茅野貴子(ちの・たかこ)」、「萩田朔(はぎた・さく)」の元にも手紙が届いているのでしょうか? 届いていそうですけどね。

ていうか、須和にも手紙が届いていたのならどうして初日に翔を誘ってしまったのか……菜穂と同様に手紙が本当なのかどうなのか信じていなかったのでしょうか。手紙があることに気が付かなかった可能性も、気がついても内容を読んでいない可能性もありますか。

それにしても上田先輩の畜生っぷりが……歪んでいますねぇ。あの歪みっぷり、嫌いじゃないです。須和の聖人っぷり、上田先輩の畜生っぷりが対極くらい対照的です。

 

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