二重メイクで頭痛・肩こり・腰痛が改善する？二重メイクの方法がNHK『ガッテン！』で放送されました

毎週水曜日19:30から放送されているNHKの生活情報番組『ガッテン！』、2016年5月25日の放送は「瞼（まぶた）」の特集でした。

医学がお薦め！メークで体が若返る劇的ワザ

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『ガッテン！』の2016年5月25日の放送は「医学がお薦め！メークで体が若返る劇的ワザ」として「瞼（まぶた）」を特集していました。

頭痛や肩こり、腰痛といった痛みが、瞼にあることをするだけで改善するというのが今回の『ガッテン！』です。瞼にするあることとは、手術や二重のメイクアップ用品だそう。

最近の若い女の子たちがメイクによく使っている、二重のメイクアップ用品を使って目をパッチリさせるだけで頭痛や肩こり、腰痛が改善することが番組の実験でも明らかになっていました。この方法は医学の世界でも注目されているとのこと。

頭痛や肩こり、腰痛は筋肉のたるみが原因？

年令を重ねて老化が進むと筋肉がたるんできますが、それはもちろん瞼も同じだそうで、瞼がたるむ（下に落ちてくる）と視界が遮られてしまいます。すると私たちはおでこの筋肉を使って半ば強引に目を開くようになり、それが頭部や肩、腰にまで影響を及ぼしてしまうということです。おでこの緊張が頭、首筋、肩、腰といった全身に届くんですね……目から腰が繋がっているとはなかなか考えないことですけど。あと、瞼が落ちてくると、どうしても顎（あご）を上げて物を見るようになり、それが首や肩などに負担がかかるようです。

落ちた瞼を上げて再び目をパッチリにする方法としては形成外科や眼科での手術があるそうです。「眼瞼下垂（がんけんかすい）」という症状の手術になるそうで、手術の費用は日帰りのもので15,000-50,000円と紹介されていたかと思います。VTRで紹介されていた病院では両眼で1時間弱の手術時間でした。日帰りで目をパッチリにすることができるなんて知りませんでした。

瞼がたるむ原因は「腱膜」？

老化の他にも瞼が弛む原因があります。それは瞼の中にある「腱膜（けんまく）」という部分があり、それが損傷してしまうことで発生する場合もあるとのことです。腱膜は、瞼を持ち上げる「上眼瞼挙筋」と瞼の縁にある「腱板」をつなぐ薄い膜とのこと。

花粉症やアレルギー、メイク落としなどで瞼を強く擦ることで、この腱膜が損傷してしまうと瞼が弛んでしまいます。20代のボクサーの男性や、30代の主婦の方が瞼が弛みがちになっていました。20-30代ですから老化が原因ではないということですね。ハードコンタクトレンズを長期間付けていることでも腱膜は傷んでしまうそうです。できればソフトコンタクトレンズを付けた方が良さそうです。

二重メイクアップの方法

また、前述のとおり手術をしなくても、瞼を二重にするメイクアップ用品を使うことで目がぱっちりし、おでこの緊張を緩和し、頭痛や肩こり、腰痛が改善されるのだそうです。「オルチャンメイク」「おフェロ」「ドファサルメイク」とか意味不明な単語が飛び交っていました。

二重メイク用品はどこで手に入るの？となりますが、二重メイクアップ用品はドラッグストアに置いてあるそうです。数百-数千円。「のりタイプ」「テープタイプ」「ファイバータイプ」など幾つかタイプがあるみたいですけど、それは好みで良いみたいです。

『ガッテン！』ではメイクアップアーティストの山本浩未さんが、のりタイプとテープタイプの使い方を教えてくださいました。

「のりタイプ」は、瞼をクレンジングして接着力を高めた後に、二重にしたいラインを決めて付属のスティックで癖を付け（目印を付ける）、そこに糊を幅広に塗ります。糊が半透明になるまで待った後で瞼をゆっくり持ち上げて接着して、微調整をして整えます。

「テープタイプ」は、瞼をクレンジングして接着力を高めた後に、二重にしたいラインを決めて付属のスティックで癖を付け（目印を付ける）、指ではなくスティックでシールを取り出し、目印を付けたところにシールを貼ります。シールを押し込むようにして瞼をゆっくり持ち上げます。瞼が厚い方はシールを2枚使って、少しズラして貼ります。

こちらは一重瞼の方だけでなく二重瞼の方にも効果が期待できるそうです。注意点としては、使用上の注意をよく読んでそれを守るようにすることです。