ディスディスブログ

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新十両「宇良」が2016夏場所十日目出羽疾風に対して腰投げで大逆転勝利でした。十両優勝はあるか?

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『大相撲 平成二十八年五月場所(2016年夏場所)』の十日目、十両の宇良が出羽疾風との取り組みで起死回生の大技「腰投げ」で勝利しています。居反りもやろうとしていました。たぶん。

 

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宇良が勝ち越し&優勝争い

今場所から新十両となった西の十両13枚目、木瀬部屋の「宇良(うら)」は、九日目が終わって7勝2敗と勝ち越しまであと一番というところまできたどころか、十両の優勝争いに加わろうとしています。

十日目の対戦相手は東の十両9枚目、出羽海部屋の「出羽疾風(でわはやて)」と対戦していました。取り組みは「腰投げ」で宇良が勝利して8勝目をあげて見事新十両での勝ち越しを決め、優勝争いも同じく新十両の佐藤や、朝弁慶、千代の国と並びトップに立ちました。

 

 

宇良が見せた腰投げとは?

決まり手の「腰投げ」は十両では6年ぶりとなる珍しい技だそうです。腰投げとは、組手の形にかかわらず、相手を自分の腰に乗せて投げる投げ技をそう呼ぶのだとか。

立ち合いで若干出遅れた宇良はいきなり守勢に回り、一気に土俵際に追い込まれてしまいます。その際、一瞬「居反り」の体勢にもなりかけていました。その後も勝負俵に右足をかけて踏ん張る苦しい相撲が続き、後に出羽疾風に完全に背後を取られてしまいます。宇良は土俵の外を向いてしまい万事休す……かと思われました。

宇良の頼りは背後から自分を抱える出羽疾風の左腕です。相手の左腕を両腕で抱え込みながら、宇良は土俵の外へ押し出されそうになったその瞬間に、自分の身体に出羽疾風の左腕を強く巻き込み、それと同時に出羽疾風の身体を自分の腰にかけて投げを打ちました。不意に投げを食らった出羽疾風は両足が宙に浮いてしまい土俵の縁に投げられ、その後土俵下まで落ちていました。

出羽疾風としては、背後を取ったときにはまさか自分が負けるとは思っていなかったことでしょう。

 

 

おわりに

私は地上波の放送しか見られないので中継中に流れたVTRで取り組みを観たのですが、リアルタイムで観た方は大いに盛り上がったでしょうね。VTR中の観客の皆さんも大盛り上がりで歓声が凄かったです。実況のアナウンサーの方も興奮していました。

いやぁ魅せますねぇ、宇良は。このまま最後まで優勝争いに絡んで欲しいです。そうすれば地上波の放送時間内に間に合う取り組みも出てくると思いますので。今日は国会中継があったので通常よりも放送開始が遅れていたかと思いますが、通常の放送でも新十両の宇良の取り組みには中継が間に合わずに、放送が始まった頃にはたいてい取り組みが終わっているんです。やはりリアルタイムで観たいです。

 

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