ディスディスブログ

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十両の「宇良」が2016夏場所四日目、天空海に対して見せた“とんでもないこと”に実況も解説も私も驚きました

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『大相撲 平成二十八年五月場所(2016年夏場所)』の四日目、十両の宇良が天空海(あくあ)との取り組みでとんでもないことをしていました。

 

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投げの打ち合いで宇良が見せたとんでも技

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夏場所から十両に上がった西の十両13枚目、木瀬部屋の「宇良(うら)」は、四日目の2016年5月11日、幕下の天空海との取り組みでした。三日目までの宇良は1勝2敗とやや苦戦しています。ちなみに天空海と書いて「あくあ」と読みます。

NHKの地上波のテレビ放送でもこの取り組みは何度も話題に上っていまして、その割には映像が一向に流れない状態が続いていましたが、17時台になってからでしょうか、ようやく地上波放送組も宇良vs.天空海の取り組みをVTRで見られました。

取り組みは、最後に投げの打ち合いになって宇良が投げ勝つ、というより天空海より先に倒れたなかった内容でしたが、倒れる際に宇良が「とんでもないこと」をしていました。

宇良が言うには「わざと自ら一回転した」のだそう。

自分も投げつつ相手からも投げられつつある体勢になり、あとわずかなところで顔が土俵に着きそう!となったときに、宇良は自らの頭をグッと(おヘソの方へ)入れて身体を捻って一回転している、と言うのです。投げの打ち合いになったとき、そのまま顔から突っ込んでいれば両者同体、あるいは自分が負けるかもしれないと咄嗟に判断をして、わざと回転することで土俵に着くまでの時間を稼いだ、と。

幕内の解説を務めていた元横綱の北の富士さんは、VTRを観て「この場面でそんなこと考えられますか?」「意識してやったんですか?」「(意識してやったと本人は言っています)でしょうね、本人が言うのだから間違いない」と驚いていました。今日の幕内の実況は吉田賢アナウンサーだったでしょうか、吉田さんも興奮しながら話をしていましたね。

 

 

宇良といえば居反り

上に貼ったプロフィールにも書いてある通り、宇良といえば「居反り(いぞり)」ですよね。私はテレビ朝日で放送されている『マツコ&有吉の怒り新党』で初めて宇良のことを知りました。

そのときに宇良が居反りをして勝った、アマチュアの国際大会での取り組みが紹介されていて、宇良の身体能力の高さに驚いた記憶があります。確か、怒り新党放送時の宇良はまだ大学生で、プロに進む意思はないと言っていたと思います。教員になると言っていましたか。それからおそらく大相撲関係者から熱心に誘われたのでしょう、プロへ進む決意を固め、今場所十両に昇進しています。スピード出世です。

先週放送されたNHK『ニュースシブ5時』の中で「能町みね子のシブ5時相撲部」というコーナーがありまして、そこで「小さな体に意外なパワー 魅惑の“小兵力士”」として宇良が紹介されていました。怒り新党で放送されたアマチュア相撲の国際大会での居反りの模様も流れていました。

 

 

おわりに

今は十両がアツいんです。シブ5時では宇良だけでなく、関取最軽量の十両6枚目「石浦(いしうら)」も紹介されていました。今場所の石浦は勝ちっぱなしの4勝です。小柄ですけど、総合格闘技をしている人のような筋肉の付き方をしているので、見れば一発でわかると思います。

石浦は、日本大学3年の頃に腸の病気にかかって体重が10kg以上落ちたことで腐ってしまい、一時期相撲を離れていました。その間、オーストラリアに語学留学をしていたそうです。格闘技の道へ進もうか迷っていた時期もありましたが、同級生たちの活躍を見て相撲の世界に戻ったという経歴の持ち主です。白鵬の付き人をしていたみたいですね。

他にも、宇良と一緒に十両に上がった佐藤も勝ちっぱなしですから、宇良と石浦と佐藤は要注目の力士になりそうです。個人的には今は幕内より十両を観ている方が楽しいです。

 

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