ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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NHK『あさイチ』「スゴ技Q」の「詰める極意」特集で、買い物袋の卵の詰め方が盲点でした。お弁当の隙間埋めブロッコリーも秀逸です

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平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2016年3月15日火曜日は「詰める極意」の特集が組まれていました。

 

 

 

www1.nhk.or.jp

 

ほぼ毎週火曜日の放送は、元水泳オリンピック選手である宮下純一さんが出演する企画「スゴ技Q」です。今回のスゴ技Qは「春! 知ってトクする詰める極意」でした。

2016年3月15日のテーマは「詰める極意」です。春は、旅行や行楽、引っ越しなど何かと「詰める」ことの多い季節です。お弁当の中身が崩れない詰め方、洋服などがシワにならない荷物詰め、毎日の買い物の袋詰め、そして詰める料理の代表「ピーマンの肉詰め」を失敗することなく作るスゴ技が紹介されていました。

 

 

買い物袋の詰め技

個人的にも一番興味があったのは、「買い物袋の詰め技」です。特に卵に置き順にはおどろきました。

皆さんはスーパーなどで買い物をした後に、レジのビニール袋などに購入した品を入れる順番を気にされると思います。卵はいつどこに入れますか? 私は卵は割れやすいですから、一番最後に袋の上の方(袋の口の方)にそっと置くようにしていました。でもそれは違うみたいです。

番組ではVTRで、スーパーの袋詰め専門で働いている女性店員の買い物袋に詰める達人の方が「買い物袋の詰め技」を教えてくださっています。その達人の方が言うには「牛乳パックと卵パックで袋の底に土台を作ること」が重要だそうです。

まず牛乳を横向きにして注ぎ口となる窪みが上になるようにして置き、その隣りに卵パックを置くことで、レジ袋の底に土台を作ります。醤油や缶詰、砂糖、玉ねぎがある場合も底に敷くと良いでしょう。これらがない場合は肉のパックや貝のパックといった重く形が安定している物を下に詰めると良いそうです。

 

卵は、横方向や斜め方向からの力には弱く割れやすいですが、上下からの縦方向の力には強いため、袋の底に詰めても大丈夫だということでした。卵が本当に縦方向に強いかどうかを番組で実験していました。実験は10個入りの卵のパックの上に2Lのペットボトルを積み重ねる内容で、18kgの重さに耐えていました。卵パック凄い!

 

牛乳や卵などで土台ができたら、次に詰めるのは冷凍食品で、冷凍食品の次は肉のパックを詰めます。この順番にすることで、冷凍食品にる肉の保冷効果も見込めて、パンや茄子(なす)などの寒さに弱い食品の味や品質を損なうことを防いでもくれます。

肉のパックの詰め方にもコツがあるそうです。肉のパックの詰め方のコツは、小さいパックが下、その上に大きいパックを詰めること。こうすることによって肉が潰れずに、ドリップが出たり牛肉の色が変わったりすることを防ぐことができるとのことでした。向きはどちらもラップされた方が上です。大きさ次第ではそれでも下に敷いた方の肉が潰れてしまう場合がありますので、その場合は十字に置くのが良いそうです。

ほうれん草は縦に詰めるのですが、レジ袋の持ち手ある側に詰めると持った時に潰してしまうので、持ち手がない側に縦に入れます。

いちごパック、これがまた難関です。普通に詰めると潰れやすいですから、薄いビニール袋にいちごパックを入れて、ビニール袋に空気をパンパンに入れてから口を閉じれば、空気がクッションになってくれて、パックのいちごが潰れることを防いでくれる走です。これはナイスアイデアです。

最後に一番上に食パンを載せれば買い物袋の詰めは完了です。

 

レジ袋に詰める際の注意点

レジ袋に詰める際の注意点は、醤油がペットボトルではなく瓶の場合には、割れ防止のため立てて詰めます。それと、卵と缶詰を重ねる必要があるときは「缶詰が下で卵が上」になるように詰めることです。上からの重みで缶詰の角が卵に当たると卵が割れてしまいます。

 

 

お弁当の詰め方のスゴ技

もう一点、お弁当の詰め方も面白かったです。お弁当を食べるときに、中身が崩れたり偏ったりしていた経験って誰しも一度はあると思います。偏っているのを見ると少しがっかりしてしまいますよね、特にキャラ弁を作ってくれた際には。

私も幼稚園の頃に、母がウルトラマンのキャラ弁、当時はそんな呼び方はされていませんでしたが、それをよく作ってくれました。いざ食べようとしたときにウルトラマンの形が崩れていて悲しい気持ちになった思い出があります。ウルトラマンがムンクの叫びみたいな顔になっていて。

番組でお弁当の崩れや偏りの悩み解消のスゴ技を教えてくださったのは、お弁当詰めの達人、人気お弁当ブロガーのKaoriさんです。

Kaoriさんのコツは「メインとなる大きく硬いものから詰めること」です。後が詰めやすくなります。レタスをカップ代わりにしてあげると、味移りを防げて形も自由に変えられ便利です。VTRではご飯を詰めてから、唐揚げを詰めていましたが、ご飯と唐揚げの間に敷居を作るようにレタスを敷いていました。

次に、唐揚げの隣りに玉子焼きを詰めて、その次に形を自由に変えられるお浸しやポテトサラダを詰めます。お浸しはアルミカップの底に汁を吸ってくれるかつお節を敷いてからお浸しを詰め、ポテトサラダにはハムを巻いて形を整えてから詰めていました。

さらに、残った隙間を「隙間埋めおかず」で埋めていくそうです。隙間埋めおかずとはミニトマトやブロッコリーのこと。丸い隙間にはミニトマトを、三角形や菱形など難しい隙間にはブロッコリーを詰めるそうです。ブロッコリーの花芽の部分が柔らかく、周りのおかずを潰さずに隙間を埋めることができる優れものだそう。

 

隙間埋めブロッコリーの作り方

ブロッコリーの成形の方法は、まず茹でたブロッコリーはペーパータオルの上に上下さかさまにして置いてしっかりと水を切ります。三角形の隙間用には、茎に包丁を入れて隙間に合わせたサイズに切ります。細長い隙間用には、茎を縦に三分割するように切ってその真ん中を使うと良いそうです。

かまぼこをハート型にカットして、かまぼこの外側へ押し出そうとする力を使って、弁当の中身を崩さないアイデアも紹介されていて、これは驚きのアイデアでした。


おわりに

他にも、「ピーマンの肉詰めのスゴ技」や「スーツケースの綺麗な詰め方」などが紹介されていました。ビーマンの肉詰めはピーマンと肉だねが離れてしまうことが悩みですけど、半分に切ったピーマンの種とワタを取らないで、そのまま肉だねを詰めていました。肉だねを押しこむことで種やワタと絡んで取れにくくなるとのこと。種やワタは食べるときにはほとんど気にならないそうです。これは盲点でして、私は必ず種やワタを取るものだと思い込んでいました。

スーツケースの詰め方は、キャスターの近くに重い荷物を詰めると安定するとか、部屋着の上に電化製品など壊れやすい物を詰めるとか、下着や靴下を詰めるときは洗濯ネットに入れると型崩れしにくく帰ったときにはそのまま洗濯できるとか、丸めた衣服はバッグの上の方に縦に詰めるとか、興味深いアイデアが満載でした。

私はピーマンの肉詰めはほとんど作りませんし、スーツケースを使うような大きな旅行にも行かないですから、活用の機会はあまりないですけど、旅行が多い方には良い内容だったかと思います。ゴールデンウィークもあと1ヶ月強でやって来ますから。

個人的に最も興味深かったのはレジ袋の詰め方です。特に卵の位置は完全に逆でした。上下からの力には強いというのは、確かに卵を割るときは卵の横を叩きつけますから、言われてみればそうなのですが、レジに詰めるときにもその考え方を活用するまでには考えが及びませんでした。

 

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